アクロス関係者とは? わかりやすく解説

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アクロス関係者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/18 15:54 UTC 版)

エクセル・サーガ」の記事における「アクロス関係者」の解説

エクセルEXCEL) 声 - 三石琴乃 秘密結社アクロス構成員で、本編の主人公。コードカラーは黒と緑。 イルパラッツォ絶対忠誠誓い日々征服活動意欲を燃やす。真面目ではあるが、単純で猪突猛進型の性格でもあるため、空回りして色々とトラブル起こすことが多い。 日々の生活費と活動経費とを稼ぐため、バイト三昧日々経歴は3におよぶ)を送ってきており、驚異的な身体能力とどんな仕事もこなす手際良さを持つ。 浪費許さない倹約家が行過ぎた吝嗇家ぶりがさらなる災厄(貧乏)に拍車をかける一時贅沢な金銭感覚を持つエルガーラことあるごとに対立していた。大金所持しているときは尋常でない緊張恐怖襲われる先端恐怖症であり、尖った物を見る冷や汗をかいて忌避するまた、温泉が苦手という描写数度わたってなされている。 イルパラッツォへの心酔度は3人の女構成員中最も強い。作中何度か、自身過去前世匂わせる不思議な夢を見ているが、その中にはほぼ必ずイルパラッツォ登場する任務失敗する度に、イルパラッツォ落とし穴(よく嫌なものが入っている)に落とされるシーン中盤までは良く見られていた。 「エクセル小林」「ドスコイ花子」などの偽名を持つが、普段は「エッちゃん」で通している。イルパラッツォは「エクセルくん」、エルガーラは「センパイ」とそれぞれ呼称する。 ハイアットが銃の達人エルガーラ剣術達人であることを知り自分には何の特技もないことでショックを受け、一時修行の旅に出たことがある。そのおかげで全身凶器自称)の格闘達人になったが、イルパラッツォ許可なく勝手に旅に出たのでいつものごとく落とし穴落とされお仕置きされた。 一時期記憶を失くし、四王研究所遠縁の“四王照葉”(しおうじ てりは)として生活していたこともあったが、イルパラッツォ再会することにより記憶取り戻した本人はまった自覚していないが、超科学産物による攻撃を完全に無効化する能力がある。 元々は『市立戦隊ダイテンジン』の一キャラである。 ハイアット(HYATT) 声 - 南央美 イルパラッツォ出した新聞広告に応じて参入したアクロス構成員。コードカラーは赤と黒エクセル後輩に当たる。 初登場時腹黒い言動目立ったが、後にぼんやりと儚げありながらもたまに黒い発言をするキャラとして定着した極度虚弱体質であり、常人なら普通にこなす程度日常行為ですぐ倒れ、完全な死亡状態になる。そのさい大量吐血心停止チアノーゼ・半乾燥状態の脱水症状などを起こし見ている方が心臓に悪い有様呈して周囲パニック陥れるが、当人はやがて平然と蘇生する。特に吐血に関しては彼女の代名詞とも言える症状であり、登場するエピソード吐血しない話はほとんどない。 その体質の為、万が一考慮して失態犯してイルパラッツォ落とし穴落されることは無い。初登場回でエクセル引き上げようとして一緒に落ちた事などはある。 仮死状態は、積文をはじめとする医療関係者にも見破れない。なお、重度のやけどを負った箇所脱皮のように剥け、より健康な皮膚再生するなど、彼女の虚弱体質再生能力には不自然な点が多い。ガス爆発などの外的障害に対しても、仮死状態を経るものの、エクセル並み耐久性持っている曰くハイアットは「死んでいる時が一番タフ」)。 常備薬山ほど持ち歩いているが、他人服用する幻覚見たり、場合によっては死の危険に晒されたりする代物である。酒を飲むと少しも酔わず体調良くなるまた、カプセル・錠剤型のものを見ると、無条件服用しようとする癖がある。 また、彼女の吐血し血液剥がれた皮膚などにはなにか得体の知れない毒性があるらしく、エクセルがバイオハザードマークを記して処分することもあった(血液を口にしたメンチエルガーラ軽く臨死体験した)。 エクセルについては、何でもできる器用さ前向きな性格を非常に尊敬しており、特に前向きに関して自分もそうなりたい願っている。「戦闘員」としては射撃が得意で、本編中では「ゴルゴ13なみ」と言われており、単行本版では実際に狙撃行っている。 同じアパートの住人渡辺通惚れられているが、当初ハイアット自身隣人上の感情抱いておらずなかなか彼の名前を覚えなかった。 一時期記憶喪失になった際に成り行き渡辺同棲している。その後再びアクロス戻り敵対するものの、ハイアット本人にも渡辺対す感情生まれており、最終的に渡辺との関係には結末用意された。 エクセルからは「ハッちゃん」と呼ばれることが多い。日常生活を営む際の偽名は「綾杉千早あやすぎ ちはや)」。 アニメでは第2話にて、睡眠カプセル眠っている状態で初登場。(経緯不明だが)プチュウの宇宙船中に収容されていた。エクセル宇宙執事ナベシンらの騒動ドサクサ地上落ち大雨浸水していたアクロス本部流れ着く。そこで目覚めアクロス構成員となった。なお、その際イルパラッツォは彼女を「本部からの増援」と解釈したが、真偽不明作者六道神士自身同人誌FOURTH』で、アニメーション制作時点で、作品中では一番の美人キャラとして設定した述べている。 エルガーラ(ELGALLA) ハイアットの後、だいぶ遅れて参入してきたアクロス戦闘員アニメには未登場紫色縦ロール髪型特徴。別任務受けて単独行動することもある。コードカラーは黄色社交的愛嬌のある性格だが価値観ドライであり、仲が良いはずのメンチ非常食として使うことにも抵抗がない。しかし、3人のうちもっともメンチ世話を焼いているのも彼女である。 思考内容気づかないうちに声に出してしまう、本人曰く隠し事できない体質」であり、モノローグ思考して全て台詞として扱われてしまうサトラレ体質である。 初登場時イルパラッツォ指定され集合所を間違えてオーナー経営するホテル行ってしまい、そのまま成り行き雇われていた。その為、支配人に「むーちゃん」と呼ばれる謎のメイドとして登場したまた、その性格為に口止めをされており、当初無口感情表現希薄に見えキャラであった同じく集合所を間違えたエクセル達によってホテル崩壊した後は改めアクロス参入以後エクセル部屋住みつく事になる。 エクセル負けず劣らず色々と器用であり、バイト先ホテルマグロ漁船重宝されていた。服・装飾品・ぬいぐるみなど好み体型を気にするなど、一般的な女性らしい趣味をしているが、そのぶん浪費家でありエクセルによく怒られている。悪酔いする体質であり、3人で酒宴をしたときには酔った勢いで1000万近く現金失くすなどの致命的なミス犯している。また、ハイアットとは違い失態犯せばイルパラッツォ容赦なく落とし穴落されている。 エクセルと同様イルパラッツォ心酔しており、若干エクセルに対して対抗意識持っているハイアットは「先輩」「ハイアット綾杉先輩」と呼ぶが、エクセルに対しては「センパイ」と呼ぶ事から分かるようにあまり尊敬の念抱いていない。 「戦闘員としての特技剣技で、たまに居合いを好む。本人曰く濡れ5本くらいなら一刀両断とのこと作中では「封印していた奥義」を使用して熊を斬殺していた(ただし、本人回想の中の出来事なので、どこまで本当かは不明)。 エクセルからは「エル」と呼ばれることが多いが、大きな女っぽく聞こえるので嫌がっている。日常生活を営む際の偽名宗像香住むなかた かすみ)。 作者六道神士自身同人誌で、エルガーラ登場によってこれまで築いてきたエクセル&ハイアット掛け合い崩れてしまい、構成組みなおすのに苦労した述べている。結局「3人の中におけるエルガーラ発言力低下させる」。なお単行本22巻にてエクセル曰く序列ヒエラルキー外で常にメンチ斜め下辺り(奴隷以下)」ということになったエルガーラレギュラー化したのは単行本8巻 MISSION2 からだが、8巻中は立ち位置今ひとつ定まらず9巻全編通して徐々にエクセルコキ使われるようになっていき、10巻ラスト先述の「大金紛失事件」で3人組の中での彼女の発言力は地に堕ちている。 イルパラッツォ 声 - 子安武人 秘密結社アクロス総帥。「この世界腐っている」と宣言し市街征服目論む部下失敗すると、粛清称して落とし穴に落とす。 聡明さ冷酷さ併せ持つ支配者だが、計画の目的内容不明瞭な形で描かれており、出自知れぬハイテク技術持っているなど、とにかく謎が多い存在となっている。 まれに言動記憶食い違い見られる。これは2つ人格宿していたためで、肝心征服計画について、一方行動的な性質持ち、もう一方受動的である。エクセル達は終盤までそのことに気づかなかった。これは時折後述する「ピオラ」の人格出ていた可能性があるほか、作中では時折ダミーエクセルらの相手をしていた事が明確にされている。 相互人格間において記憶共有されていない様子である。行動的な方は四王寺天満宮コントロールにあったが、どの時期からは不明六本松三式の体に乗り移ったフィオに「ピオ…」と呼ばれていることから、この世界構築した「何か」(『Holy Brownie』での呼び名は「神様」)の使徒ブラウニー》の一体であり、『Holy Brownie』の主人公一人ピオラである可能性がある。また『とり急ぎご挨拶を!』では、作者が「他作品リンクしている」と明言している。ピオラは遥か昔に本体とも言える「何か」から切り離されこの世界追放された状態だった。 途轍もなく長い時間の中「壊れて」しまい、四王寺天満宮同化した事で修復されたが記憶は戻らなかった。 アニメでは肩書総帥であるものの上組織である「本部」が存在する為、実質的に支部長に過ぎない恋愛育成ゲーム熱中したり、21話本部連絡員KEY心の中悪態をつく等、原作比べてかなり人間臭い一面がある。終盤冷酷征服邁進する人格に彼自身が『征服』されてしまう。エクセル拳銃で撃つなど酷薄な行動を取るが、冷酷な人格との間で葛藤していた。この時、冷酷でない方の人格は自らを「アクロス司令」と呼称している。後にエクセル再会した際に、彼女に自分ごと冷酷な人格を倒すように命令。彼女の拳で冷酷な人格から解放され要塞崩壊する中、彼女を落とし穴兼ねた脱出ルート落とした後、自分も後を追って脱出したメンチ 声 - こおろぎさとみ エクセルらに非常食として飼われている動物。いつ食われるかと戦々恐々とする日々送っている。性別メス作中ではとして扱われており、外見もただの白い犬そのものだが、作中TVニュースでメンチと同じ外見生物が「非常な希少動物」であると報道されていた。密輸され高値取引されており、非常に高い知能持っているらしいが、エクセル達はその事実を知らないエクセルたちが日々の食事に困るたび、身の危険覚えてストレス溜めている。何度も脱走試みるがそのたびに必ず連れ戻され捕獲された際には自暴自棄になって食ってくれといわんばかり態度を取る。 事故記憶障害起こして知能後退していた時期など、普通の仔犬として無邪気に振舞っていたこともある。 エルガーラ来てからは非常食という立場こそ変わらないものの、彼女が良く世話をしてくれる為、多少元気になった。

※この「アクロス関係者」の解説は、「エクセル・サーガ」の解説の一部です。
「アクロス関係者」を含む「エクセル・サーガ」の記事については、「エクセル・サーガ」の概要を参照ください。

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