アクロス・ザ・ユニヴァースとは? わかりやすく解説

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アクロス・ザ・ユニバース

(アクロス・ザ・ユニヴァース から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 16:32 UTC 版)

アクロス・ザ・ユニバース」(Across the Universe)は、ビートルズの楽曲である。1969年に発売されたWWFへのチャリティ・アルバム『ノー・ワンズ・ゴナ・チェンジ・アワ・ワールド英語版』に収録され、1970年に発売された12作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『レット・イット・ビー』には別アレンジの音源で収録された。レノン=マッカートニー名義となっているが、実質的にはジョン・レノンによって書かれた。楽曲が発表されて以降、多数のアーティストによってカバーされ、1975年に発表されたデヴィッド・ボウイによるカバー・バージョンには、レノンがギターとコーラスで参加している。


注釈

  1. ^ 同年に公開されたアニメ映画『イエロー・サブマリン』で使用されたのち、1969年に発売された映画のサウンドトラック盤に収録された。
  2. ^ 3月15日にシングル盤『レディ・マドンナ』(B面「ジ・インナー・ライト」)として発売された。
  3. ^ いずれも1969年1月に発売されたアルバム『イエロー・サブマリン』に収録。
  4. ^ A面に「オンリー・ア・ノーザン・ソング」と「ヘイ・ブルドッグ」、そして「アクロス・ザ・ユニバース」、B面に「オール・トゥゲザー・ナウ」と「イッツ・オール・トゥ・マッチ」が収録される予定だった[8]
  5. ^ 『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) (スーパー・デラックス・エディション)』に付属のブックレットに記載のクレジットでは、マッカートニーの担当はベースのみとなっている[3]

出典

  1. ^ a b MacDonald, Ian (2002). “The Psychedelic Experience”. Mojo Special Limited Edition: 1000 Days That Shook the World (The Psychedelic Beatles – April 1, 1965 to December 26, 1967). London: Emap. p. 34. "Lennon is the main author of nearly all of The Beatles' psychedelic classics: Tomorrow Never Knows, I'm Only Sleeping, Rain, She Said She Said ... I Am the Walrus, Across the Universe." 
  2. ^ a b Sheff 2000, p. 256.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q White Album 2018, p. 34.
  4. ^ Woo, Elaine (2014年9月16日). “Maharishi Mahesh Yogi; founded Transcendental Meditation movement”. Los Angeles Times. https://www.latimes.com/news/la-me-maharishi6feb06-story.html 2020年7月27日閲覧。 
  5. ^ Wenner 2000, p. 99.
  6. ^ a b Lewisohn 1996, p. 133.
  7. ^ Lewisohn 1996, p. 134.
  8. ^ a b Lewisohn 1996, p. 164.
  9. ^ Howlett 2009.
  10. ^ Pollack, Alan W.. “Alan W. Pollack's Notes on "Across The Universe"”. rug.nl. 2020年7月27日閲覧。
  11. ^ a b c Lewisohn 1996, p. 193.
  12. ^ Kot, Greg (2003年11月17日). “Let It Be, Paul”. Chicago Tribune. https://www.chicagotribune.com/news/ct-xpm-2003-11-17-0311180043-story.html 2020年7月27日閲覧。 
  13. ^ Lewisohn 1998, p. 196.
  14. ^ a b Lewisohn 1996, pp. 198–199.
  15. ^ MacDonald 2005, pp. 276–277.
  16. ^ Karimi, Faith. “Will.i.am premieres song – from Mars”. CNN. 2019年1月5日閲覧。
  17. ^ NASA、ビートルズの名曲を宇宙に向けて発射”. MarkeZine. 翔泳社 (2008年2月4日). 2020年7月27日閲覧。
  18. ^ 米航空宇宙局(NASA)がTHE BEATLESの代表曲“Across The Universe”を宇宙に向けて発信することを発表”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2008年2月1日). 2020年7月27日閲覧。
  19. ^ MacDonald 2005, p. 276.
  20. ^ Everett 1999.
  21. ^ O'Leary 2015, p. 479.
  22. ^ a b c d Pegg 2016, pp. 14–15.
  23. ^ O'Leary 2015, p. 482.
  24. ^ Wolk, Douglas (2016年1月22日). “David Bowie: Young Americans Album Review”. Pitchfork. 2020年10月13日閲覧。
  25. ^ Doggett 2012, p. 274.
  26. ^ O'Leary 2015, chap. 9.
  27. ^ a b c グラミー賞の津波支援ライブ「Across the Universe」がiTunesで販売開始”. ITmedia NEWS. アイティメディア (2005年2月14日). 2020年10月13日閲覧。
  28. ^ The Hot 100 Chart”. Billboard (2005年3月5日). 2020年10月13日閲覧。
  29. ^ ビーディ・アイ、「アクロス・ザ・ユニバース」を日本支援のためにDLリリースへ”. rockin'on.com. ロッキング・オン (2011年4月5日). 2020年10月13日閲覧。
  30. ^ Official Singles Chart Top 100”. Official Charts Company (2011年4月10日). 2020年10月13日閲覧。
  31. ^ Gallucci, Michael. Pleasantville [Original Soundtrack] - Original Soundtrack | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年10月13日閲覧。


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アクロス・ザ・ユニヴァース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 14:30 UTC 版)

レット・イット・ビー (映画)」の記事における「アクロス・ザ・ユニヴァース」の解説

上記口論ジョンが「テープに録れば客観的に見れるな」と言って仲裁したような編集意図的にされているが、実際には翌1月7日収録。「"Nothing is gonna change my world"の回数変えようと言ってこの曲が始まる。ポールジョン前奏ハミング入れており、コーラス部分で3度上のハモリを入れている。

※この「アクロス・ザ・ユニヴァース」の解説は、「レット・イット・ビー (映画)」の解説の一部です。
「アクロス・ザ・ユニヴァース」を含む「レット・イット・ビー (映画)」の記事については、「レット・イット・ビー (映画)」の概要を参照ください。

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