ヤング・アメリカンズ (曲)とは? わかりやすく解説

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ヤング・アメリカンズ (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/17 16:51 UTC 版)

ヤング・アメリカンズ
デヴィッド・ボウイシングル
初出アルバム『ヤング・アメリカンズ
B面 サフラジェット・シティ(ライヴ)
ノック・オン・ウッド(ライヴ)
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 フィラデルフィア、シグマ・サウンド・スタジオ(1974年8月)
ジャンル ロックソウル
時間
レーベル RCAレコード
作詞・作曲 デヴィッド・ボウイ
プロデュース トニー・ヴィスコンティ[2]
デヴィッド・ボウイ シングル 年表
ロックンロール・ウィズ・ミー
(1974年)
ヤング・アメリカンズ
(1975年)
フェイム
(1975年)
ミュージックビデオ
「Young Americans」 - YouTube
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ヤング・アメリカンズ」(Young Americans)は、デヴィッド・ボウイ1975年に発表した楽曲。ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2021年版)では204位にランクされている[3]

概要

1974年6月14日から12月2日にかけてカナダとアメリカで、アルバム『ダイアモンドの犬』のプロモーションのための「ダイアモンド・ドッグ・ツアー」と呼ばれる大規模なツアーが行われた。このツアーは後半になると「ザ・ソウル・ツアー」と称されるようになるが、ボウイは同年8月11日フィラデルフィア・ソウルの本拠地であるシグマ・サウンド・スタジオに入り次のアルバムのレコーディングを開始した。ただし彼はMFSBを中心とした現地の腕利きのミュージシャンを使わず、後述するように自前でプレイヤーとシンガーを用意した。レコーディングはほぼ一発録りで進められた[4]

1975年2月21日にシングルA面として発売された[1]。イギリス盤のB面は「サフラジェット・シティ」のライブ・バージョン、アメリカ盤のB面はカバーで、エディ・フロイドのヒット曲「ノック・オン・ウッド」のライブ・バージョン。なおB面の曲はともに1974年10月発売のアルバム『デヴィッド・ライヴ』に収録されている。本作品は同年3月7日発売のアルバム『ヤング・アメリカンズ[4]のA面1曲目に収録された。

同年5月10日付のビルボード・Hot 100で28位を記録した[5]。イギリスでは18位、アイルランドでは13位、ニュージーランドでは7位を記録した。

レコーディングが始まった日の2日前に大統領を辞職したリチャード・ニクソンの名前が歌詞に出て来る。公民権運動活動家のローザ・パークスが行ったバス・ボイコットに触れていると推測される箇所もある。コーラス隊は一度だけ「I heard the news today, oh boy!」と叫ぶが、これはビートルズの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」に由来する。同曲の作者であるジョン・レノンはアルバム制作に参加しており、ボウイと共作した「フェイム」と自作の「アクロス・ザ・ユニヴァース」でバッキング・ボーカルとギターを担当した。

1974年11月2日に撮影を行った『デヴィッド・キャヴェット・ショー』でのライブ映像が、アルバムのコレクターズ・エディション盤やコンピレーション・アルバムベスト・オブ・ボウイ』などのDVDに収録されている。

演奏メンバー

チャート

チャート(1975年) 最高順位
アメリカ(Billboard Hot 100[6] 28
イギリス(全英シングルチャート[7] 18

脚注



「ヤング・アメリカンズ (曲)」の例文・使い方・用例・文例

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