その他の細胞とは? わかりやすく解説

その他の細胞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 02:55 UTC 版)

はたらく細胞BLACK」の記事における「その他の細胞」の解説

脳細胞 声 - 平川大輔司令)、中村慈高坂篤志斎藤寛仁泊明日菜オペレーター)、魚建水越健重役神経系中枢で、思考感情身体の生命維持を担う。 作中では身体全体統括する司令室のような描写となっており、主に司令オペレーター1人やり取り描かれている。 第1部・第2部それぞれにレギュラーキャラクターとして登場しており、司令第1部だと眼鏡をかけた若い男性第2部だと壮年男性になっている第9話には司令室とは別の場所にいる数人重役登場し会議の後に体内会見放送細胞たちに世界(体)の死を宣言し細胞たちに「君たち今日からもう働く必要はない」と告げる。いずれもスーツ姿をした男性で、代表者白髪口ひげ顎ひげ生やした面長の老齢者である。 キラーT細胞 声 - 丹沢晃之平林剛 第5話から登場本編以上にマッチョ粗暴な雰囲気集団として描かれる第5話では毛母細胞攻撃して被害出しているが、これは司令官であるヘルパーT細胞が、分裂増殖盛んな毛母細胞を、がん細胞取り違えたせいであった第46話ではβ細胞非自己であるとみなされ被害受けている(それぞれ第1部第3部で、異な世界(体)のエピソードであり、登場するキラーT細胞たちはキャラクター異なる)。 第37話から最終話までは、がん細胞キラーT細胞たちとの戦いが、β細胞への攻撃エピソードなど挟んで描かれる新米キラーT細胞 第37話から登場し最終話まで主要キャラクター一人として活躍、またAA2153ともたびたび同じ場に居合わせる初登場時実戦未経験ナイーブT細胞であるが、すぐにがん細胞遭遇し初戦中に活性化してキラーT細胞になり、その後戦い通して成長していく。 制御性T細胞44話から第46話まで登場本編同じく女性。ただし、第45話途中まではまだナイーブT細胞である。初め気弱自信がなく、キラーT細胞率い班長から度の過ぎた叱責パワハラ)を受けている。酪酸菌作る酪酸働き制御性T細胞分化すると、実力班長組み伏せ、さらに班長暴走パワハラ糾弾して業務命令β細胞への砲撃中止させる分化後は、それまでかけていた眼鏡外しキラーT細胞同じいたちから本編同様にスーツ姿へと変わる。 その他の免疫細胞 声 - 伊藤健太郎ヘルパーT細胞)、椎名へきるマクロファージ)、永野善一樹状細胞)、相馬康一記憶細胞ヘルパーT細胞始めとする各種免疫細胞も本同様に登場する記憶細胞本編三枚目キャラ異なり、腰に2台のモニターキーボードセットになった機械装備した男性で、それ以外細胞本編とほぼ同じ特徴を持つ。 ただし、本作では免疫細胞活躍するエピソード割合少なく上述キラーT細胞関わるエピソード除けばもっぱら好中球活躍のみ描かれ、ほとんどが抗生物質決着する)、さらに司令塔役柄脳細胞担当していることもあり、いずれもゲストキャラクターとしての出番留まる血小板 本編同様に子供女の子)の集団として描かれるが、ゲストキャラクターモブ扱いである。 第1部では比較本編に近い制服描かれている。第2部第3部登場する血小板制服本編大きく異なりセーラー服リボン付きボーラーハットといった、保育所幼稚園通園服にやや近い外観をしており、その上にフルハーネス型安全帯のようなものを装着した格好 になっている血小板アニメ) 声 - 久保ユリカリーダー格)、小田果林橋本ちなみ綾瀬有 アニメ版にはオリジナルキャラクターレギュラーで登場する。制服比較本編に近いが、白い靴下上履き風の短靴を履いているなど細部異なり、また等身若干高い。本編とは違い概して無愛想大人びた印象描かれており、リーダー格の女の子は特に目つき口が悪いが、危険や恐怖に関して見た目相応反応見せる。 肺胞上皮細胞 声 - 斎藤寛仁 肺においてガス交換などを担う細胞第1話から登場。肺で働く作業員として描写されている。細胞代表するキャラクターがおらず、ほとんどの場合モブとしての出番留まるが、赤血球働きに密接に関わるため、他の細胞比べる登場回数が多い。 肝細胞かんさいぼう) 声 - ブリドカットセーラ恵美 第2話から登場肝臓には様々な役割があるが、赤血球からアルコールを抜く働きキャバクラとして描写され肝細胞キャバクラ嬢のように描かれる。自らの仕事誇り持ちアルコール分解したアセトアルデヒド毒素蝕まれながらも、客である赤血球たちの前では笑顔絶やさないセルトリ細胞 声 - 杉山里穂 睾丸内に存在し精原細胞育て細胞第3話第6話登場保育士のような姿で描かれている。 主細胞しゅさいぼう) 声 - 鳴海崇志 胃の内壁数多く存在するペプシンのもとになるペプシノーゲン分泌する第7話から登場アニメ版では第1話にも登場)。髪が薄く恰幅良い中年男性で、「胃」と書かれたエプロン着用している。口が悪い。 副細胞ふくさいぼう) 声 - 斎藤寛仁 胃酸ペプシンにより胃が傷つくのを防ぐため、粘膜分泌する第7話から登場主細胞の下で働いている。宇宙服のような服を着用しており、ふくよか体型である。 脂肪細胞しぼうさいぼう細胞質内に脂肪滴油分)を有する細胞第8話1コマのみ登場丸々太ってシャツ1枚なのに汗だく男性描かれる。 赤脾髄(せきひずい) 声 - 平林剛 劣化した老廃赤血球償却する脾臓の器官第8話登場老齢裁判長のように描かれ、白い顎ひげ口ひげ生やし法服ガウン)と房あり角帽着用して木槌ガベル)を持つ。第7話以来仕事放棄していたAA2153が、役立たずな自分処理するよう訴えるも、脾臓役目全うした者が最期迎える場所であって役立たず処分する場所ではないと叱りつけ、「はたらけ!細胞!!」と一喝して退ける。 腺細胞 第11話登場過食気味の体内大腸増殖しポリープ作るが、良性であった糸球体しきゅうたい) 声 - 島袋美由利有賀由樹子 腎臓ボーマン嚢囲まれ毛細血管の塊。糸球体からつながる尿細管とで腎小体構成している。 第13話から登場全員共通して髪を後ろで鞠のように纏めて飾り紐をつけた女性の姿で描かれる着物裸足赤血球などをシャワーで洗う。腎臓は「沈黙の臓器ということで、通常は喋らず黙々とはたらく。リーダー格の個体は、老婆の姿をしている。 原作では第2部身体の細胞だが、アニメ版では原作第1部と同じ身体の細胞として登場する皮脂腺細胞 声 - 樫井笙人 第15話登場毛母細胞色素細胞類似するとがったストッキング頭の本編とは異なり無帽前髪残して頭頂部が禿げ上がった頭をさらした定年間際のような小太り壮年個体登場する役目終えると、収穫した皮脂とともに自爆するβ細胞ベータさいぼう膵臓内のランゲルハンス島構成する細胞一つで、インスリン生成する一度活動停止する再生はせず、新規に誕生することも無い。 第18話から登場離れ小島ランゲルハンス島)にある施設で働く。衛生キャップとゴーグル・マスクでクリーンルーム無菌室のような部屋製品製造している。 糖分過剰摂取原因で、際限ないインスリン生成要求が来た結果多く個体疲弊して活動停止してしまい、体が糖尿病陥る第46話では暴走したキラーT細胞により砲撃を受けるが、制御性T細胞働きにより犠牲者出さずに済む。 分泌細胞(ぶんぴさいぼう前立腺液分泌する細胞第20話登場ふんどし一丁の裸でハゲ描かれている。 毛母細胞 声 - 髙坂篤志斎藤寛仁鳴海崇志高橋伸也 第5話第20話などに登場第5話第1部身体の細胞それ以外第2部身体の細胞で、基本的に全て別個体第5話個体暴走したキラーT細胞攻撃され円形脱毛症引き起こしてしまう。第20話個体男性型脱毛症により仕事を失うが、身体のために必要なことの結果だと割り切っている。第2部では本編第1部服装若干異なる。 アニメ版では第2部である第15話エピソード第1部統合されているので、その回に登場するのは第5話同一個体となっている。また、原作での第5話第15話モブとしての出番しかないが、アニメではセリフがあるなど若干出番増えている。 桿体細胞 / 錐体細胞かんたいさいぼう / すいたいさいぼう) ともに視細胞一種桿体細胞明暗認識し錐体細胞は色を認識する第24話から第26話登場ゴーグル着用しカプセル状のコックピットのようなところに座っている。桿体細胞錐体細胞ではゴーグル形状服装など異なる。 心筋細胞しんきんさいぼう心臓の体積の約75%を占め細胞第27話登場禿げ頭老人の姿をしている。寿命長いため身体健康だった時代知っている睡眠時無呼吸症候群混乱する細胞たちを一喝するが、昔のことを引き合い根性論展開したため、DA4901からは過去にすがる老害一蹴される。 腺房細胞せんぼうさいぼう第28話登場β細胞とは違い膵臓の本島工場膵液作る役割を果たす細胞マスクをして、工場で働くような格好をしている。アルコールにより暴走し急性膵炎引き起こす歯髄細胞(しずいさいぼう) 歯の中心部にいる細胞。 第30話で登場僧侶のような格好歯周病の心配をしている。 線維芽細胞せんいがさいぼう歯髄細胞回想登場大工のような格好歯茎修復するが、ニコチンにより働き阻害されている。 ゴブレット細胞 第32話登場ムチン生成する職人のような姿の細胞神経系 前述脳細胞を含む中枢神経系と、自律神経などが含まれる末梢神経系がある。ここでは脳細胞以外について記載する副交感神経ふくこうかんしんけい自律神経一種で、身体の鎮静を担う。 第31話から登場合唱団であり、子守歌(γ-アミノ酪酸)により身体中細胞休息取らせるベンゾジアゼピンによりコーラスの力が増す。感情によって歌声は変わる模様リーダー格の個体指揮者交感神経こうかんしんけい自律神経一種で、副交感神経とは対称的にノルアドレナリンなどを分泌し体を活性化させる。 第33話から登場細胞たちに歌(ノルアドレナリン)で元気を届け女性アイドルグループ神経細胞 様々な神経伝達物質伝える。作中ではプロデューサーとして、交感神経に曲を提供している。ノルアドレナリン系の神経細胞33話から登場前述交感神経プロデューサー非常事態宣言コルチゾール)下での作曲プレッシャー参ってしまいうつ状態になるが、新しマイクSNRI)の効果及びグリア細胞支援改善する長髪の男性として描かれている。 ドーパミン系の神経細胞35話と第36話登場ドレッドヘアサングラス姿の男性ニコチン依存症状態になっていたが、バレニクリンお陰で改善するグリア細胞33話から登場。ノルアドレナリン系の神経細胞支え役割で、作中では電話答えるなどの業務をしている。 口腔の粘膜細胞こうくうねんまくさいぼう) 声 - 斎藤寛仁 出張版登場工事現場作業員のような服装をしている。口内炎により炎症起こしている。 一般細胞細胞と書かれたTシャツ着ていて集合住宅住んでいる点は本編と同様であるが、若い男性ばかりの本編とは異なり女性個体老人個体登場する第1部では準レギュラーとして、AA2153の常連配達先個体(声 - 桜井ひとみ)が登場する。「細胞と書かれたエプロン着け中年女性の個体で、AA2153にクレーム付けたり時にねぎらったりしている。 アニメ版には、AC1677の常連で彼を部屋上げて話し相手にすると共に息抜きさせていた、AA2153たちより年上の女性の一般細胞(声 - 遠藤綾)も登場するがん細胞 第37話から登場し以降最終話まで、がん細胞血球たちとの戦い主要なテーマとなる。ただし、がん細胞のうちメインキャラクターは、第17・18話で最初に未分化少年一般細胞として登場し、AA2153とも出会っており、第33話での再会第36話での異変就職活動失敗)を経て第37話がん細胞仲間に加わる。 本編同様、通常の細胞とは明らかに異なる姿をしている。本編との違いは、最初に肺に現れる点、主に酸素求めて暴れる点、肝臓腎臓などに転移する点、退治手術放射線治療抗がん剤などの外からの助けがある点、などが挙げられる特別編2作(共にがんをテーマとする)にも別キャラクター登場する

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