steering
「steering」とは
「steering」とは、英語で「操舵」や「舵取り」を意味する単語である。自動車や船などの乗り物の進行方向を制御する行為を指すことが多い。また、比喩的には、プロジェクトや組織の方向性を決定し、その進行をコントロールする役割を指すこともある。「steering」の発音・読み方
「steering」の発音は、IPA表記では /ˈstɪərɪŋ/ となる。IPAのカタカナ読みでは「スティーリング」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「ステアリング」と読む。「steering」の定義を英語で解説
「steering」は、"the action of guiding or directing something, especially by managing its movement or course"と定義される。具体的には、自動車のハンドルを操作して車を左右に動かす行為や、船の舵を操作して船を進行させる行為を指す。「steering」の類語
「steering」の類語としては、「guiding」、「directing」、「managing」、「controlling」などがある。これらの単語も同様に、何かを導く、指導する、管理する、制御するといった意味合いを持つ。「steering」に関連する用語・表現
「steering」に関連する用語としては、「steering wheel」(ステアリングホイール)、「steering committee」(指導委員会)、「power steering」(パワーステアリング)などがある。これらはそれぞれ、自動車の操舵装置、組織の方向性を決定する委員会、操舵の力を補助する装置を指す。「steering」の例文
1. He is steering the car carefully.(彼は車を慎重に操舵している。)2. The captain is steering the ship.(船長が船を操舵している。)
3. She is steering the project in the right direction.(彼女はプロジェクトを正しい方向に舵取りしている。)
4. The steering committee meets once a month.(指導委員会は月に一度開催される。)
5. The car has power steering.(その車はパワーステアリングが装備されている。)
6. He lost control of the steering.(彼は操舵を制御することができなくなった。)
7. The steering wheel is on the right in British cars.(イギリスの車ではステアリングホイールが右側にある。)
8. The steering committee decided to postpone the event.(指導委員会はイベントの延期を決定した。)
9. The power steering makes it easier to turn the wheel.(パワーステアリングによりハンドルを回しやすくなる。)
10. The steering mechanism needs to be repaired.(操舵装置を修理する必要がある。)
ステアリング
ステアリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/01 02:25 UTC 版)
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ステアリング(英語:steering)とは、乗り物の進行方向を任意に変えるためのかじ取り装置のこと。日本語の専門用語では「操舵装置」という。
小型船舶から、自転車、オートバイ、自動車から戦車にいたる陸上の車両まで広く使用されている。
以下では自動車で使われるステアリング機構とステアリング・ホイール(円形ハンドル)について説明する。
概要
自動車のステアリングで一般的なのは、2つの前輪の角度を変える方式のものである。その一般的なステアリングを構成するメカニズムは、一般的には以下の部分から構成される。
- ステアリング・ホイール(ハンドル)
- ステアリング・コラム
- ステアリングシャフト
- ステアリング・ジョイント
- ステアリング・ギア
- ウオーム・アンド・セクター式(worm and sector type steering gear. ウォーム・アンド・セクタとも)
- ウォーム・アンド・セクター - ステアリングシャフト側がウォームギア、ピットマンアーム側がセクターギア(扇形歯車)となったもの
- ウォーム・アンド・ローラー - ピットマンアームのセクターギアを数個のローラーに置き換えたもの
- リサーキュレーティング・ボール - ウォームギアとセクターギアの間をボール・ナットとしたもの
- ラック・アンド・ピニオン式
- ウオーム・アンド・セクター式(worm and sector type steering gear. ウォーム・アンド・セクタとも)
- ステアリング・リンク機構
- ピットマンアーム
- センター・シャフト
- キングピン
- リンク
- リレーロッド
- タイロッド
- ナックル・アーム
全自動車に占める台数の割合は少ないものの、四輪操舵式のモデルも様々なメーカーによって製造されている。
ステアリングの理論
- アッカーマン・ジャントー
- コーナーリング・フォース
- オーバーステア
- アンダーステア
- オフセット
ステアリングの付加機構
- 衝撃吸収式ステアリングシャフト(コラプシブル ステアリング シャフト)
- パワーアシスト/サーボ(パワーステアリング)
- チルトステアリングコラム
- テレスコピックステアリングコラム
- 四輪ステアリング機構(4WS)
- ギア比可変ステアリング
ステアリングギア
ステアリングホイールの運動方向を変えると同時に、減速によりトルクを増大して、ロードホイールに伝達する。
- ウォームアンドセクタ型
- ウォームアンドローラ型
- リサーキュレーテッドボール(ボール・ナット)型
- カムアンドレバー型
- ラック・アンド・ピニオン型
ヒューマンマシンインタフェース
この節では、ステアリングシステムの操作系(ヒューマンマシンインタフェース)のうち、ヒトが操作する部分について概観する。
歴史
自動車の黎明期には、レバーやバーといったハンドル(バーハンドルなど)が使われた。すなわち、ステアリングレバーやステアリングバーでありステアリングハンドルであった。4輪自動車以外などには現代でも見られる。
その後4輪自動車では、「ステアリング・ホイール」が主流となった。これを回転させることにより、操舵装置にドライバーの操作を伝え、車輪の向きが変わる。この状態で駆動力を与え、前進または後退させると、車両の進行する向きが変わる。一般的には円形または円形に近い形状が多い。ステアリングホイールは「ステアリング・ハンドル」や単に「ハンドル」とも称される。
ステアリング・ホイール
一般に「ステアリングホイール」を短縮した「ステアリング」とハンドルが対比されることが多いが、ステアリングは操舵装置全体の名称であり、本来はホイールとハンドルが対比される対象である。ここから現在に続くハンドル(handle)という言い方につながっており、決して日本だけの用語ではない。てこ式の舵棒から、不用意な操舵を防止する近代的なステアリングホイールを装備したのは1897年のパナール・ルヴァッソールが最初である。
現在ではステアリングホイールの操作を軽くするため、油圧または電動モーターで動きをアシストするものも多く、これをパワーステアリングと呼ぶ。多くの油圧式の場合、エンジンによってベルト、または歯車駆動されるベーンポンプで油圧を発生させ、ステアリングギアボックスに装備されたピストンを作動させることで倍力効果を得ている。圧力の伝達(作動油)には、粘度が低く発泡しにくい専用のパワーステアリングフルードを用いる。また、温度上昇による発泡を防ぐため、配管をU字やS字状にして長さを稼いだり、その部分にフィンを設け、クーラーとすることもある。フルード中の気泡は液圧によって体積が容易に変化し、操舵感の悪化やアシスト力の減少を招く(ベーパーロック現象と同様)。パワーステアリングフルードは循環してリザーブタンクに戻り、そこで圧力が開放されて気泡は消滅するため、ブレーキパイプ内に生ずる気泡に比べると、その影響は小さい。
一般的にステアリングホイール中央部のスペースにはホーンボタンやエアバッグが装着されている。スポーク部にカーオーディオ(以前はセンターパッドに配置された物もあった)やハンズフリーフォン、オートマチックトランスミッションや無段変速機の段数を任意に変更するためのスィッチ、アダプティブクルーズコントロールのボタンが装備されている場合もある。スポーツタイプ(純正装着との交換用の社外品)や競技用のステアリングホイールでは、リム部の直進時に真上となる位置にセンターマークが施され、操舵角の目安としているものもある。
ステアリングホイールの交換
ステアリングホイールは常に人の手に触れるデバイス(機器)であり、その大きさによって操舵装置の操作力や操作に対するステアリングの舵角も左右されるため、様々な理由により社外品に交換される事がある。
純正品では、エンジン停止時など、パワーステアリングが機能しない状況をも考慮し、操舵力を軽減する目的で外径が比較的大きめとなっていることが多い。これに対し、素早い操作が必要な車種では、小径のステアリングホイールを装備し、操作量に対する舵角を増やすことも行われる。
リム部の材質は、芯材が鋼、アルミ合金、マグネシウム合金(社外品は鋼かアルミ合金)、表面材はウレタン樹脂やポリプロピレンで作られることが多く、スポーツカー、GTカー、高級車などでは、リム表面を木製や本革巻などとして、差別化が図られている。
こうしたことが背景となり、アフターマーケットには様々なデザインや直径、握りの太さと断面形状、表面材質のステアリングホイールが多数販売されており、チューニングやドレスアップにおいてはステアリングホイールの交換はかつては比較的ポピュラーな手段の一つであった。しかし、近年では上記の通りエアバッグや様々なスイッチが内蔵されるようになってきたことから、交換作業に困難が伴う上、デメリットが大となる事例も増えてきている。
ステアリングホイールの交換は、一般的には純正ステアリングホイールを取り外した後にステアリングボスと呼ばれる社外部品をステアリングシャフトのスプラインに嵌め込んでナットで固定した後、ステアリングボスの上に数本(多くは6本)のボルトで社外ステアリングホイールを取り付ける手法が用いられる。この際、ステアリングボスの長さを選ぶことやステアリングホイールとの間にスペーサーを挟むことで、ステアリングの突き出し量を調整出来るため、ドライバーの体格に合わせてステアリングリムの位置(リーチ)を最適に調整する目的で交換が行われることもある。
他の用例
- コンピュータ用語
- コンピュータのハードウェアにおいて、PCIバスに接続される機器の割り込みを自動的に操作して共有する機能をIRQステアリングと云う。
- 気象用語
- 高層大気流の影響によって、低気圧や高気圧の進む方向が変化することをステアリングという。(ステアリング-世界大百科事典)。
関連項目
外部リンク
ステアリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/29 15:06 UTC 版)
「アルピナ・D3 BITURBO」の記事における「ステアリング」の解説
バリアブルスポーツステアリングは別プログラム。
※この「ステアリング」の解説は、「アルピナ・D3 BITURBO」の解説の一部です。
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「ステアリング」の例文・使い方・用例・文例
- 私の新しい車のステアリングはほんのわずかに触れるだけで反応する
- パワーアシストのステアリング
- 馬が引くワゴンの前車軸が回転するのを可能にするステアリングベアリング
- 自動車のステアリングジョイントを備え付けるボルト
- ステアリングコラムに取り付けられていて、点火のタイミングを調節するのに用いられるレバー
- ステアリングホイールを自動車のステアリングリンケージに結合させるギア
- ステアリングギアを前輪につなぐ2本のロッドの1本
- ステアリングというイギリスの貨幣
- パワーステアリングという動力操行装置
ステアリングと同じ種類の言葉
- ステアリングのページへのリンク