自機・自機に乗るキャラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 17:28 UTC 版)
「ゲーム天国」の記事における「自機・自機に乗るキャラ」の解説
ジェイナス=スターマイン(関智一) 『エクセリオン』に登場する、「ファイターEX」のパイロットであり、ゾルニ軍から惑星エクセリオンを救った「光速の貴公子」と呼ばれる英雄。逆立った金髪の長身二枚目と見た目は格好良いが、重度のロリコンという致命的欠点がある27歳。性格は熱血漢で単純かつナルシスト。自機のファイターEXの通常攻撃は連射能力が高く高火力だが、直線的で攻撃可能範囲は狭い。オプションは単発で前方に飛ぶビーム砲。ボムは画面中央に炸裂するエネルギー爆弾エナジーバスター。チャージショットは機体を中心に縦一直線に画面を縦断して広がる貫通極太レーザーのライトニングブレード。距離を取りながら高火力で攻撃できるもっともオーソドックスなシューティング自機。ファイターEXを自分の趣味で改造しまくったせいで2000年ローンを軍から請求されている。コミックス版ではとっくにローンが払いきれるほど稼いでいるが、稼ぎを戦争孤児への寄付に充てている為にローンが払い終わっていない他、戦争孤児の幼女を集めて自分のハーレム惑星を作っている事が明かされている。数年前は性格も含めて常識的な軍人だった。 セリア(かないみか) 『プラスアルファ』に登場する、「プーペラ」のパイロット。紫髪のポニーテールの19歳。本作登場人物の中ではもっとも常識的な考え方をする人物。しかし自分の言動にまったく疑問をいだかないその自信に満ちすぎた発言の数々によりプレイヤーチームからは“影の支配者”と恐れられており、歯に衣を着せないストレートな物言いが多い。自機のプーペラは通常攻撃が前方に幅広く広がるため、接近すれば高火力、離れれば広範囲攻撃が可能と使い勝手が良く初心者向け。オプションは左右それぞれの配置方向に飛ぶショット。ボムは大型ミサイル三発を同時発射するトリプルハイパー。チャージショットは前方三方向に強力な連発ショットを放つラピッドファイヤー。尚、本作ではプーペラ以外の形態に変形はできない。ジェイナスに対して好意を寄せており、コミックス版では数年前は御淑やかなお嬢様だったが、戦いに巻き込みたくなかったジェイナスに置いていかれた為、今のような強気な戦う女の子になった事が明かされた。 Z-DYNE Mk-II(業務用 - 千葉繁、家庭用 - 置鮎龍太郎) ゼットダインマークツー。『フォーメーションZ』に登場する、可変戦闘機「イクスペル」の後継機。高性能AIを搭載した、生真面目な自立型の可変巨大ロボット。AIのおかげで流暢に喋ることができ、周囲の物事にも関心を示す。セガサターン版のインターミッションでは、モモコのせいで一時的に棒読みのオカマ喋りになってしまうというエピソードがある。通常攻撃はオートロックレーザーで、速射能力・追尾性能ともに良好であるが威力が低い。チャージショットは高威力追尾ビームのホーミングブラスター。ボムは画面中央で炸裂し敵を巻き込む超重力爆弾ゼットグラビトン。オプションは照射レーザー。それなりに連射が効くものの他のキャラより破壊力が劣り、さらに追尾機能のせいで威力が拡散しやすい為、数で来られると押し負けやすい。攻撃を自動追尾に任せて避けに徹するのが基本スタイルとなる。機械扱いしないセリアに対して好意を持っている。コミックスやアニメなどでは電子制御部をジーニアス山田の妨害電波で無力化されたり、解析が済むまで攻撃できない出撃プログラムの関係などでいつも戦闘に参加できない。頭脳はジェイナスの32万倍の処理能力がある他、レシピをダウンロードするだけであらゆる料理を作れるなど汎用性も高い。年齢は128歳らしい。 モモコ(椎名へきる) 『モモコ120%』に登場する少女で、原作では拳銃を武器に戦っていたが本作では超能力を持つ小学5年生。突拍子もない言動と行動で周囲を振り回す。通常攻撃は前方に加えて誘導弾が発射されるが、小学生なので追尾性能はあまり良くない。特筆すべきは威力絶大の「モモコボンバー」(正式名称は「超究極ハイパーボム」)で、炸裂させるとモモコの様々なコスプレ姿が画面全体に表示され敵を殲滅する。また、チャージ攻撃がアーケード版とアレンジ版では大きく異なり、アーケードモードの「お星様アタック」は一度画面上部にあがった後、降るようになってからでないと効果が発揮しない上、小学生なので判定にムラがあるが威力は高い。アレンジモードでの「モモコアタック」はモモコの分身が突撃するようになり、3 - 5回、残像のようにヒットするものの、威力も攻撃範囲も極端に下がりほぼ使い物にならなくなった。『GUNばれ!ゲーム天国』内のアニメではその存在をなかったことにされている。GUNばれゲーム天国にも隠しキャラクターとして登場するが性能が劣化していたり、モモコボンバーを繰り出した際にコスプレが排除されていたり、モモコ人形なるアイテムが登場する。オプションは操作方向に弾が飛ぶ。アニメやコミックスではほぼ最強キャラとして扱われている。料理が劇的に下手。 ぴぐ(業務用 - ?、家庭用 - 大塚明夫) 『ぶたさん』の主人公で、水玉パンツを穿いたブタ。ラブリーな見た目に似合わず言動や行動は軍人を髣髴とさせ非常に渋いという、非常にギャップのあるキャラクターだが年齢は5歳で、その時の気分によっては年齢相応に可愛がって欲しがったりもする。セガサターン版の説明書のキャラクター紹介によると、トンカツやチャーシュー等様々な料理に利用できることから彼は常に命を狙われており、そのため戦いの場に身をおくことを選んだとのこと。法螺を吹く癖があるらしい。歴戦の勇者であり卓越した戦闘知識と武器知識を持つが、深読みをしすぎて勘違いする事も多い。攻撃は全て爆弾投げで、少し飛んだところで爆発する。チャージショットは複数の爆弾を投げる爆弾乱れ撃ち、ボムはドクロ印の強力爆弾。ショットの威力が高く爆風による効果範囲も広いが、もっとも速射性と連射性に劣る。オプションも同様。武器がパワーアップすると威力もあがり範囲も広がるが、爆風の持続時間も伸び更に連射がきかなくなるという欠点がある。テントよりも段ボールで寝る方を好む。 みき(高橋美紀) サターン版から追加された自機、『フィールドコンバット』に登場する移動トーチカ「ジェネシス3」の乗員。おっとりした口調でかわいい顔をしているが、実はかなり凶悪な性格の18歳の少女。機械に強い。自機の通常ショットであるブラスターの攻撃範囲は前方のカーソル部のみと極めて狭いが高火力、敵を自動追尾して攻撃する補助キャラがついており、ボンバーはこの補助キャラが自爆する。パワーアップすると補助キャラが兵隊からヘリなどに強化される。オプションは前方の帯レーザー。雑魚の排除はほぼ補助キャラ任せというかなりクセが強い機体だが、使い慣れるとタイムアタックなどに有利。元ネタの『フィールドコンバット』のジェネシス3は、「洗脳されている兵士をキャプチャービームで捕獲し、洗脳を解いて味方として使用する」というものだが、みき・みさと姉妹のジェネシス3は「捕獲した敵を洗脳し、正義のためと称して自爆させる」という正反対の設定。洗脳方法は脳改造。 さくら(荒木香恵) モモコの妹で、常に空腹を抱える小学生。プレイステーション版にのみ登場。大人の事情で姉に代わって参戦した。腹八分目以上になると封印が解かれ、さくらアタックという強力な攻撃ができる。姉と同じく「さくらボンバー」なるコスプレ画面ボム攻撃を持つ。性能は姉のモモコとほぼ同じでハートビームとホーミングスターだが、一度に画面に発射できる弾に限りがある為、連射ラグが大きめで攻撃の隙が大きい。他のキャラクターと違い、原作ゲームが存在しない本作唯一のオリジナルプレイヤーキャラクターとなっている。 クラリス(吉田小南美) 怪しい日本語と英語を話すカリフォルニア生まれの15歳の金髪巨乳少女。『シティコネクション』の主人公のはずだが、原作とは容姿、設定共に似ても似つかない。プレイステーション版にのみ登場。愛用の小型自動車クラリスカーは、オイル缶を前方に発射して攻撃する。ロックオン攻撃はタイヤ、チャージショットはヘッドライトを照らす扇状の範囲攻撃ワイドフラッシュ。ボムはオイル缶を広範囲に一斉発射する。一見明るく開放的に見えるが、非常に卑屈な性格をしている。これは伊藤由紀が「シティコネクション」の基板を便所バケツに落としたのが原因。『Cruisin Mix』においては直接は登場せず、クラリス(真)に「どっかの怪しい外人風金髪お馬鹿自爆娘」呼ばわりされる形で触れられている。 クラリス(真)(丹下桜) 本来の『シティコネクション』の主人公で、青い髪をなびかせて世界の名所を愛車クラリスカーで爆走する15歳の少女。『ゲーム天国 Cruisin Mix』のダウンロードコンテンツ追加キャラクター。プレイステーション版に登場した原作とかけ離れたクラリスはクラリス(真)を出すための前フリだったが、シリーズ制作が途絶したため『Cruisin Mix』が発売されるまでの約20年間お蔵入りとなってしまっていた。通常ショットはホーミングオイル缶ミサイル。チャージショットは機体左右に展開されるガトリング砲。ボムはモモコに対抗して自身のピンナップ画像を用いた「極限爆裂クラリスボンバー」。広範囲、中火力でバランスが良く初心者向け。通常ショットのホーミングミサイルは機体の左右下部(オプションが配置される位置に近い)から出る上に誘導弾なので、至近距離の機体直上の敵に対処しにくかったり、遠距離の特定の敵を狙いにくいなど、やや癖がある。 番刀 炎(檜山修之) ばんとう ほむら。『燃えろ!!プロ野球』をモチーフにしたキャラクターで、『ゲーム天国 Cruisin Mix』のダウンロードコンテンツ追加キャラクター。キャラクターデザインは園田健一。球団「J CLUB」にドラフト1位で入団した期待のルーキー。バイオリズムに支配されており、絶好調の場合はビッグマウスの生意気なヤンキー風だが、不調の場合は超ダウナーな性格に極端なまでに豹変する。通常ショットは近接攻撃のバットスイングで、敵弾を打ち返すことができる。名前は「燃えプロ」でお馴染みのネタである「バントホームラン」からで、チャージショットがバントポーズから懐かしの『ホームラン!』の電子音声と共に放たれる極太レーザー。ボムは余……売れまくったゲームカセットが大量に降ってきて画面中の敵を爆撃。通常ショットが近接しか存在しないなど異常に癖が強いので玄人向き。 TATSUJIN タツジン。『TATSUJIN』の自機。前述のとおり『ゲーム天国 Cruisin Mix Special 』のダウンロードコンテンツ追加キャラクター。原典ゲームと概ね同様の武器を使う事が可能(武器は3色に変化する「P」アイテムを取る事で切り替える。アイテムの形状や挙動も他の機体とは違う)。伝家の宝刀「達人ボム」こと発射と同時に一定時間無敵になるボンバーも使える。また、原典の再現のためかオプションが存在しない。 原典にはパイロット設定が存在しないので、「じじ」の描き下ろしのパイロットスーツを着た伊藤由紀がキャラクターとなっている。プレイ中は伊藤由紀が実況するという形でボイスが適宜流れる。 みーとん(大塚芳忠) ぴぐの元同僚で三枚目な無菌豚。プレイステーション版にのみ登場。スレッジトンマー作戦において対豚地雷にひっかかって戦死したとされるが、なぜか元気に生きている。特殊コマンドで選べる隠しプレイヤーキャラで性能はぴぐと同じ。 ポーク(山寺宏一) ぴぐの元上官。プレイステーション版にのみ登場。ぴぐはかつて自分とみーとんを逃がす為に敵地に飛び込んで戦死したと思っていたが生きており、かつての頃とは大きく変ってオカマ言葉で話すようになった。特殊コマンドで選べる隠しプレイヤーキャラで性能はぴぐと同じ。
※この「自機・自機に乗るキャラ」の解説は、「ゲーム天国」の解説の一部です。
「自機・自機に乗るキャラ」を含む「ゲーム天国」の記事については、「ゲーム天国」の概要を参照ください。
- 自機・自機に乗るキャラのページへのリンク