登場するエネミーロボット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 07:43 UTC 版)
「バイナリー ドメイン」の記事における「登場するエネミーロボット」の解説
アサルトシューター/V-501 Drone ゲーム開始直後から登場する、最も一般的な人型ロボット。治安維持など多くの用途で活躍している。アサルトライフルや防弾シールドを装備しているが、戦闘能力はそれほど高くない。集団で出現したときは、脚部を破壊して移動速度を遅くしたり、グレネードでまとめて攻撃するとよい。外見は抹茶色の装甲で、成人男性よりやや小柄な躯体。また、実写版のショートムービーの主人公、「アサルト君」として登場する。 ホイーラー アダプター型飛行ユニット。航続距離も短く飛行速度は限られているが、ロボット輸送に幅広く使用されており、数機が編隊を組みながら大型ロボットを運ぶこともできる。 ウォッチャー 無人航空システム。通常はリング状の機体として飛行するが、目的地に到達すると3つに分離し、それぞれが自律索敵モードに入る。光学・音響・IR以外センサーが搭載している。 グランランサー 大型の人型戦闘ロボット(ただし脚は逆関節)で、白色の装甲に身を包み、槍(ランス)のような右腕の機関砲と、左腕の大楯のようなミサイルランチャーで武装している。体験版や、主に下層エリアでボスとして何度か戦うことになる。完全に機能を停止させるには、大きな笠状の頭部にある動力源を高所から狙うか脚部を壊して転倒させて破壊する必要がある。 ニードル・バグ/MRJ-0033 AMADA社製。閉所偵察用の小型ロボット。独自の通信ネットワークで集団行動を形成する。敵の行動を妨害する戦術プログラムが組み込まれたバージョンもある。 ラピッドシューター/V-501-V Drone/LRJ-0029 ベルゲン社製。アサルトシューターの移動速度強化バージョン。序盤から登場するが、照準が合わせづらく苦戦しがちなエネミーである。追いかけると後退しながら攻撃してくるため、遮蔽物に身を隠し、近づいてきたときに脚を狙うのがよい。外見はアサルトシューターと同等の大きさで、レンガ色の外装が特徴。また頭部がやや大型化し、肩には大きな突起が見られる。脚は走力を重視した形状になっているが、シノビほどの運動性は持たない。 ヘラクレス/V-3500 Heavy Soldier やや大型のロボットで、序盤に登場するものはガトリングガンやロケットランチャーを装備している。出現地点からほとんど動かず、ガトリングガンを乱射するのが特徴。絶対に正面に立たず、遮蔽物に隠れながら脆弱な頭部を狙うのがベストである。ゴーレムよりもさらに大柄で、茶褐色の装甲を持っている。頭部のセンサーもゴーレムより激しく発光している。 アイアン・ボエール 空中機動作戦のために開発した無人高機動エアクラフト。標準でアサルトシューター6機、もしくはチューブガンナー8機を搭載可能。1基のエンジンでも稼働していれば飛行可能という、高いサバイバビリティを有している。 デッドアイ/V-R100 Widowmaker スナイパーライフルを所持し遠方からの狙撃を得意とするロボット。部位破壊はできないが、装甲は薄く、スナイパーライフルはもちろん、その他の小火器でも数発命中すれば破壊可能。薄い黄土色で、スカートのような脚部外装を持つ小柄な外見。頭部には長く突き出た望遠鏡のような目を持つ。 ゴーレム/V-550 Infiltrator ショットガンを所持し、接近戦を得意とするロボット。バトルマップでプレイヤーを発見すると突進してくる。遮蔽物に隠れても接近されるため、近づかれる前に足を破壊するか、ショックバーストで行動不能にする必要がある。フットボウラーを思わせる大柄な躯体を持ち、全体的に黒い装甲で覆われている。頭部には赤いセンサーがあり、3本のスリットが入ったバイザーでそれを覆っている。 アルフィー 生産ラインが廃止されているAMADA社製生活支援ロボット。旧型水素電池・ニッケル電池を電源とし、AIの意思決定速度も遅く、作業動作も現用機種よりかなりの初期段階モデルである。 スパイダー 巨体を誇る大型多脚戦闘ロボットだが、ビルの垂直壁面を自在に歩行することができ錯雑な都市部で十全に機動性を発揮する。武装は後部の垂直発射式の多連装ミサイルと、前面を強力に掃射する機銃を備え、分隊総力による攻撃でも苦戦は必至。 コンドル 小型の飛行ロボット(無人航空機)。軽快に飛行するが、射撃時には空中にホバリング(静止)する隙がある上に耐久力も低い。 アイアン・ラプター/UASJ-0092 AMADA社製。鳥のようなシルエットの翼と両脚部分にエンジンを備えた大型の無人航空機で、もとは輸送機を武装航空機に改造したものとされる。劇中ではガンシップと呼ばれ、爆撃やミサイル、多数のコンドルを放出して攻撃してくる。 クリーパー 国際条約で禁止されている「インテリジェント地雷」日本政府は外交的な孤立状態に入ると、事実上条約を無視する形で、特定の目標を認識すると接近爆破するロボット地雷。 シミアン 元々は動物の動きをロボットに応用する研究の過程で生まれ試作ロボット。しかし、その完成度の高さから、市街戦用の索敵・偵察ロボットとして採用した。現在ではその高い機動性・格闘能力から暴徒鎮圧にも投入されている。 ベティ 日本国内では普及している汎用ロボット。正式な名称は、「自立型生活支援ロボティクス・システム」。職場での雑用一般、接客、家事支援、公共清掃作業など、すでに日本の社会基盤を支えるロボットとして、上層都市の各地で運用されている。 ローディー/MRJ-0664 AMADA社製の装甲戦闘車両ロボット。ゲリラの奇襲を可能な限り回避するため、高速移動を重視した設計がなされており、きわめて優れた加速性能を有している。主に未整備地域のパトロールにも使用されている モービルガン 劇中では移動砲台と呼称される、両腕が砲になった大型二足歩行ロボット。遠距離からの砲撃の威力は脅威だが、近距離戦の手段には乏しい。カインのハッキングで乗っ取りプレイヤーが一時的に操作できるイベントがある。 チューブガンナー/MRJ-0773 AMADA社製。空挺兵タイプのロボットで円筒状形態で搬送され、着地すると四足歩行の戦闘形態へ変形する。 シャーヘッド AMADA社が独自開発した民間用の警備ロボット。ただし、民間用に区別されているが、ベースとなる技術は軍事用を土台にしており、戦闘力は極めて高い。特別な近接戦闘プログラムと火器管制システムによって組織的な要人警護も行える。 ゴリラ 名前のとおりゴリラそっくりの形状をしているロボット。電車を止めるほどのパワーと不死身の頑強さを備え、火器こそ搭載していないが、屋内戦においては高い運動力を生かした飛びかかりと打撃は、重武装した戦闘員でも多大な脅威となる。ステージと攻略パターンを変えながら計3回もの戦闘となる。 クラブ/CRJ-0128 AMADA社製。四本腕の上半身と四足歩行の下半身に分かれ、頭がある本体部は下半身側。本来は作業用ロボットでレジスタンスのアジトで使われていたが、ハッキングを受けて敵として牙をむく。非武装だが重量物を投げつけてくるなど、脅威となる。 ツァーリ・ランナー/MRJ-0073 AMADA社製。路上高速戦闘用の可変大型ロボット。二輪車形態と、足先がタイヤになっている人型形態を使い分ける。肩のミサイル砲の他、トラックほどの大きさがある車輪による蹂躙を武器とする。耐久力も高く全身が炎上しても追撃をやめないが、ウイリー走行で露わになる車体下面が弱点。 シノビ/LRJ-0087 AMADA社製。隠密行動と暗殺任務に特化した機動力が高いロボット。特に政府の孤立主義に反対する政府活動家や反政府ゲリラ指導者などの暗殺事件において、特殊工作用のロボットとして使用されている。 メデューサ/CRJ-0656 AMADA社製。中央ロビーの天井を占有する巨大なオブジェのような防衛システムで、触手型の複数のアームを持つロボット。 ガンボックス AMADA社内の警備ロボット。廊下に鎮座する箱型のオブジェのようだが、見た目よりはるかに強敵で移動しない代わりに耐久力・火力とも高い。 ガウシウス AMADA社が開発中の荷電粒子砲搭載ロボット。まだ未完成で足がない。戦闘では高出力を確保するため5基も搭載している動力部を全て破壊する必要がある。 プロトタイプホロウチルドレン ホロウチルドレンの失敗作として廃棄されたと思しき者たち。外被の生体組織はほとんど欠損しており、明確な言葉も発せずゾンビのような有様でAMADA社の廃棄物処理区画を徘徊している。 ケルベロス/LRJ-0118 AMADA社製。警備用イヌ型ロボット。猫科の動物の動きを応用し、限定された空間での近接戦闘が得意。ただし、特殊な機能・機構は汎用には欠けるために、一部の特別施設で使用されるに留まっている。 キュイラス1 米軍が運用する有人操縦の戦闘ロボット。「先進ロボティクス・フォース2080」計画で開発された特殊作戦強化外骨格スーツ。搭乗者はブレインマシン・インターフェースにより、脳波で操縦を行う。特に降下作戦や上陸作戦で運用も想定されており、高い機動性や運動性を有している。 キュイラス・アサルト フィリップス少佐が搭乗する、赤く塗られた特別仕様機。ガトリングガン、ミサイル、回転クローなど豊富な武器を駆使し、耐久力も通常型とは比較にならない。「キュイラス」の発展改良型。新開発の統合射撃統制システムが採用され、命中精度も大幅に向上している。またネットワークの性能も強化されており、作戦指揮・情報処理能力も非常に高い。
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