登場するアリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 05:49 UTC 版)
「アントマン (映画)」の記事における「登場するアリ」の解説
本作には、主人公スコット/アントマンを助けるパートナーとして、実在するアリが4種類登場する。CGによりその姿と行動が表現されているが、外部形態的に人間のように表情のある瞳があるとか、言葉を喋るといったような擬人化的アレンジは殆どされておらず、リアリティを重視した造形、描写がされている。アントマンは電磁波コミュニケーション技術の確立と限定的調教によって、アリたちをパートナーにしている。 Carpenter ant(Camponotus pennsylvanicus) アントマンと最も親密に行動し、特に個体番号247は「アントニー」と名付けられ、アントマンの空飛ぶ愛馬の役どころを担う。 サシハリアリ(Bullet ant / Paraponera clavata) 世界最大級のアリの一つ。強力な毒針を持つため、研究、実験、飼育などの際は取り扱いに細心の注意が必要とされる。 Crazy ant 劇中みられる手書きの英語表記では「Crazy ant」と正確な種まで特定しない呼び名になっており、セリフ上では「Paratrechina longicornis」、「ヒゲナガアメイロアリ」と紹介される。しかしビジュアルとして描かれる姿は、むしろ沖縄の市街地などでもよくみられるアシナガキアリ(Yellow crazy ant / Anoplolepis gracilipes)のそれに近い。 ヒアリ(Fire ant / Solenopsis mandibularis) トフシアリ属に属する中南米原産の幾つかの種の総称であり、本作品に登場するヒアリは Solenopsis mandibularis という種類で、アカヒアリ(Solenopsis invicta)や日本にも帰化したアカカミアリ(Solenopsis geminata)等の同属種。 小型だが毒針を持ち凶暴で膨大な数に繁殖するため悪名が高い。
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