松屋フーズ
(松のや から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 07:24 UTC 版)
![]() |
|
![]()
松屋フーズホールディングス 本社
|
|
種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 監査役会設置会社[1] |
市場情報 | |
略称 | 松屋 |
本社所在地 | ![]() 〒180-0006 東京都武蔵野市中町一丁目14番5号 |
設立 | 1980年(昭和55年)1月16日 (株式会社松屋商事) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 6012401015768 |
事業内容 | 食材等の販売飲食事業を中心とするグループ会社の経営管理 |
代表者 | 瓦葺利夫(代表取締役会長) 瓦葺一利(代表取締役社長) |
資本金 | 66億5593万2000円 |
売上高 | 連結:1276億11百万円 (2024/3月期) |
営業利益 | 連結:53億22百万円 (2024/3月期) |
経常利益 | 連結:59億78百万円 (2024/3月期) |
純利益 | 連結:29億15百万円 (2024/3月期) |
純資産 | 連結:438億73百万円 (2024/3月期) |
総資産 | 連結:911億20百万円 (2024/3月期) |
従業員数 | 連結:1536人 (2019年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ[2] |
主要株主 | 瓦葺利夫(会長) 20.19% (有)ティケイケイ 15.63% (有)トゥイール 9.90% (2018年3月31日現在) |
主要子会社 | (株)松屋フーズ 100% (株)エム・テイ・テイ 100% (株)エム・エル・エス 100% |
外部リンク | www |
特記事項:1966年6月創業 |
![]() |
|
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | 松屋 |
本社所在地 | ![]() 〒180-0006 東京都武蔵野市中町一丁目14番5号 |
設立 | 2018年(平成30年)4月24日 (株式会社松屋フーズ分割準備会社) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 8012401033917 |
事業内容 | 牛めし定食事業、とんかつ事業、鮨事業、ラーメン事業、外販事業 他、フランチャイズ形態による飲食店業の技術、および経営指導 |
代表者 | 瓦葺利夫(代表取締役会長) 瓦葺一利(代表取締役社長) |
資本金 | 9,000万円 |
売上高 |
|
営業利益 |
|
経常利益 |
|
純利益 |
|
純資産 |
|
総資産 |
|
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | (株)松屋フーズホールディングス 100% |
外部リンク | www |
株式会社松屋フーズ(まつやフーズ、英称:Matsuya Foods Company, Limited)は、牛めし(牛丼)・カレー・定食などを販売する「松屋」などの飲食店をチェーン展開する企業。2018年(平成30年)から持株会社制へ移行した。本項では持株会社である株式会社松屋フーズホールディングスについても述べる。
また本項では主に、松屋フーズの主要業態である牛めしチェーン「松屋」について記述する。
概要
創業者の瓦葺利夫が、1966年(昭和41年)に東京都練馬区羽沢の住宅街に「中華飯店 松屋」を開業したのが始まりである[4]。なお、この店は1969年(昭和44年)に閉店した。
この店がなかなか軌道に乗らなかったこと、商店街で商売を試してみたかったこと、専門誌で紹介されていた「なんどき屋」の「ぶっかけ」という牛丼に衝撃を受けたこと、そしてすでに牛丼のチェーン販売をしていた吉野家の味に感銘を受けたことなどにより、瓦葺は牛丼の研究を重ねて独自の味を完成させた[5]。
そして1968年(昭和43年)6月[6]、東京都練馬区栄町(江古田駅北口)に、牛めし・焼肉定食店「松屋」1号店として[6][7]松屋江古田店を開店[6]。この店舗は「松屋江古田店」として現存し[8]、店内には「松屋1号店 江古田店 松屋の歴史はここから始まった」と書かれた掲示と[6]、松屋の歴史を解説したパネルが展示されている[6]。
同業の他社チェーンと比較し、牛めし以外のカレーライスや定食などの比率が高いのが特徴である。これは1号店の江古田店近辺が、大学などが多い学生街で昼間は学生で賑わい、ベッドタウンでもあることから夜は独身サラリーマンが帰ってくるという当時の土地柄を考慮し、学生層向けの牛めしだけではなく独身サラリーマン層向けに定食を提供するスタイルを採用[6]。「牛めし」「定食」「カレー」の三本柱でメニューを構成することになり、その後の展開においてもこの方針を維持している[9]。
企業スローガンは「みんなの食卓でありたい」[10]。
2018年(平成30年)10月1日付で持株会社制へ移行し、株式会社松屋フーズ(初代)は株式会社松屋フーズホールディングスへ商号変更され、「松屋」事業は会社分割で設立された株式会社松屋フーズ(2代)が継承した[11]。
出店状況
2025年(令和7年)6月現在の「松屋」の国内店舗数は、1,121店舗[12][注釈 1]。店舗数においてすき家、吉野家に次ぐ国内3位の牛丼チェーンである[13]。
2025年6月時点の未出店地域は鳥取県、島根県である。松屋フーズホールディングスの公式サイト「物件情報募集」では、鳥取県、島根県県内の物件も募集している[14]。近年では、2020年に大分県[15]、2021年に秋田県[16]と鹿児島県[注釈 2][17]、青森県[注釈 3][18]、2022年に宮崎県[注釈 3][19]、2023年に高知県[注釈 3][20]にそれぞれ初出店した。また、一旦撤退した地域では、2023年に佐賀県(9年ぶり)[注釈 3][21]、2025年に長崎県(11年ぶり)[注釈 3]に再出店した[22]。
2015年(平成27年)頃より「松屋」の出店数がほぼ横ばいとなっているのに対し、第二の主力業態としてとんかつ専門店「松乃家」「松のや」の出店を加速させている[23]。低価格のとんかつ店チェーンは他に「かつや」(アークランドサービス)がある程度で競合が少ないことに加え、既存の「松屋」店舗の近所に好条件の物件が見つかった際に「同じブランドの店舗は出しにくい」という事情もあるという[23]。沖縄県では先に「松のや」を出店させ、定着したところでのちに「松屋」を出店している。現在は「松屋」「松のや」を中心に、一店舗で複数ブランドを提供する複合店も積極的に出店している[24]。
海外では、中国(上海市、広東省、山東省、香港)、台湾(台北市、新北市)、モンゴル・ウランバートル、ベトナム・ホーチミンにて「松屋」「松のや」を営業している[25]。かつては米国・ニューヨークにMatsuya Foods USA,Inc.を設立し出店していた(2023年<令和5年>に法人を清算[26])ほか、2019年(令和元年)にはロシア・モスクワでも半年ほどフランチャイズ運営の「松屋」を営業していた[27][28]。
ロゴマーク
開業当初のロゴマークは、松屋の二字をつなげたものだった。また、筆文字で「牛めし」と書かれた看板・貼紙が掲げられていた。これらは、現在は先述の江古田店の外壁に掲示されている。
後に会社の発展に伴い、デザイナーのサイトウマコトに依頼し、松屋の理念である「みんなの食卓でありたい」をモチーフとした現行のロゴマークが制定された(1997年<平成9年>に商標登録[29])。オレンジ・黄色・青の3色で登る太陽と企業の成長を象徴するものとし、「松屋」のロゴタイプには遊び心を加え親しみやすさを持たせた[30]。また、オレンジの丸は「お盆」、その内側にある青と黄色の丸はそれぞれ「牛めし」と「味噌汁」を意味しており、丼・カレーに必ず無料で味噌汁が付くという松屋の特色も表している[4][31]。なお、青と黄色の丸の右側には、それぞれ灰色の三日月形の模様が描かれているが、松屋フーズの広報担当者によれば「丸の立体感を出すための影みたいなものかもしれないが、なぜそうなっているかは社内にも情報が残っていない」としている[32]。
公式キャラクターもあり、初代は社員の家族が考えた丼を持っている牛(通称:牛ちゃん)だった[33]。2016年(平成28年)より、現行の公式キャラクター(5代目)である「マッキー&ヤッキー」が登場している[34]。
沿革
- 1966年(昭和41年)6月16日 - 創業者の瓦葺利夫が、東京都練馬区羽沢に中華飯店「松屋」を開店。
- 1968年(昭和43年)6月[6] - 東京都練馬区栄町[8] に、牛めし・焼肉定食店「松屋」1号店として[6][7]松屋江古田店を開店[6]。
- 1969年(昭和44年)1月 - 中華飯店「松屋」を閉店。
- 1975年(昭和50年)10月14日 - 有限会社松屋商事を資本金1億円で設立[26]。
- 1980年(昭和55年)1月16日 - 組織変更により株式会社松屋商事を設立、有限会社松屋商事の店舗・工場・社員を引き継ぐ。
- 1988年(昭和63年)5月 - 東京都武蔵村山市にドライブスルー1号店の松屋武蔵村山店を開店。
- 1989年(平成元年)6月 - 商号を株式会社松屋フーズに変更[26]。
- 1990年(平成2年)10月 - 店頭市場(JASDAQ、現・ジャスダック)公開。
- 1999年(平成11年)12月 - 東京証券取引所市場第二部上場。
- 2000年(平成12年)
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)10月 - 優良フードサービス事業者表彰「環境配慮部門」で農林水産大臣賞を受賞[26]。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)
- 1月 - 1,000店舗体制を視野に入れ、静岡県富士宮市に富士山工場を開設[26]。
- 2月 - 米国発の世界的国民健康増進運動「ファイブ・ア・デイ(5 A DAY)協会」に加盟。
- 3月 - 外販事業の本格的市場参入に向けて、アジア・環太平洋地域最大の食品トレードショー「FOODEX JAPAN 2005」に出展。
- 7月 - 東京都新宿区にとんかつ専門店「松乃家(現・松のや)」1号店を開店。
- 12月 - Matsuya Foods USA,Inc.(米国・ニューヨーク)がMatsuya International,Inc.を設立。Yonehama,Inc.(後にMatsuya New York,Inc.に変更)の株式取得[26]。
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)3月 - 完全子会社の松屋フーズ開発株式会社を清算。
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)10月 - CMキャラクターに井ノ原快彦(20th Century、当時V6)を起用[39]。
- 2011年(平成23年)5月 - CMキャラクターに溝端淳平を起用[40]。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)7月22日 - 「プレミアム牛めし」を一部店舗で発売[43]。
- 2017年(平成29年)8月22日 - 東京都世田谷区にラーメン・中華料理専門店「松軒中華食堂」1号店を開店[44]。
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 2020年(令和2年)1月14日 - 10時より「世界の味」シリーズ第1弾となる「シュクメルリ鍋定食」を期間限定販売[47]。
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)2月1日 - 10時より豚めしを期間限定で再販[50]。
- 2023年(令和5年)
- 2024年(令和6年)
- 1月 - ベトナムに全額出資子会社のMATSUYA FOODS VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立[26]。
- 1月31日 - 神奈川県川崎市に生パスタ専門店「麦のトリコ」1号店を開店[52]。
- 2月19日 - 神奈川県横浜市にステーキ専門店「ステーキ定食松牛」1号店を開店[53]。後に「ステーキ定食&丼松牛」に屋号変更。
- 2月28日 - 松屋下北沢店にて、ジョージアとポーランドの両駐日大使の会食会談、通称「松屋会談」が行われる[54]。
- 6月17日 - 「シュクメルリ鍋定食」がフードアナリストによる食品評価制度「ジャパンフードセレクション」においてグランプリを受賞[55]。
- 8月13日 - 東京都羽村市に石焼(韓国料理)専門店「トゥックン²」1号店を開店[56]。
メニュー





先述のように、松屋では一般的な店で言うところの牛丼を牛めしと称している。また、豚丼を豚めし、あいがけをカレギュウ、サラダを生野菜と呼ぶ。
日本にて牛肉の輸入が自由化された後、松屋のメニューを牛めしに特化することも模索されたが、当時既に牛丼といえば吉野家というブランドイメージが出来上がっていた状況の中で、松屋が牛めしに特化しても良い結果を出すのは難しく、慣れている三本柱メニューでマーケットに訴えた方が良いということで却下された[9]。
新メニューは上層部も関わって随時開発する方針を採っており、需要の低いメニューは終了して入れ替え、需要の高い既存メニューも適時改良している[5][9]。
創業以来の松屋ならではのこだわりとして、店内で食べる場合は、原則としてカレー等にまで無料で麹入りの味噌汁が付く[注釈 5][4][31]。また、差額料金を払うことにより豚汁への変更が可能となっている。一方で、持ち帰りの場合は味噌汁は別売り(有料)となっている。そのため、豚汁については、かつて店内飲食と持ち帰る場合で値段が異なっていたが、2021年現在は同一価格となっている。なお、味噌汁と豚汁は単品でも有料での注文が可能である。味噌は合わせ味噌を用いており、中京圏では地域性を反映して試験的に赤だしを提供していた時期があるが、顧客の要望により現在は他地域と同じ合わせ味噌になっている[58]。
2014年7月22日より2021年9月28日まで、関東の1都4県[注釈 6]の大半の店舗を中心に近畿圏・名古屋市などの一部店舗で「プレミアム牛めし」と称する牛めしを販売していた[43]。従来の牛めしより価格を90円 - 130円高くし、従来の牛めしは冷凍牛肉を使用していたのに対しチルド牛肉を使用するなど高級路線に走った。一方で「プレミアム牛めし」販売店では従来の牛めしは販売終了したため「実質的な値上げ」との評価もあった[59]。
カレーについては、2019年頃から度々リニューアルを行っている。2019年12月に「オリジナルカレー」から「創業ビーフカレー」へリニューアルした際には、先んじてTwitter(現X)の公式アカウントにて「『オリジナルカレー』順次全店終売」とカレー商品の販売自体を終了するかの如く利用客を誤解させるような告知を行ったため[60][61]、SNS上で炎上商法ではないかとの批判や指摘の声が挙がった[62][63]。2023年1月には「松屋ビーフカレー」[64]、2024年7月には「オリジナルチキンカレー」にリニューアルされ[65]、2024年10月からは「オリジナルカレー」が復活した[66]。2025年6月からは限定復活として「創業ビーフカレー」を[67]、同月下旬からは「欧風牛タンカレー」を販売している[68]。
2020年1月より、ジョージアの郷土料理を再現した「シュクメルリ鍋定食」をはじめ、世界各国の郷土料理を「ご飯に合う」ように松屋流にアレンジした「世界の味」シリーズを展開し、期間限定メニューとして販売している。「シュクメルリ鍋定食」は4週間で90万食を売上げる大ヒット商品となり[69]、各国の大使館から郷土料理のメニュー導入を松屋に呼びかけられている状況だという[70]。 2025年1月には、四川料理の水煮肉片を再現した「水煮牛肉 ~四川風牛肉唐辛子煮込み~」を販売し、チェーン店の定食では非常に珍しい激辛メニューとして大きな話題を呼んだ[71][72]。 牛めしを中心とした安価なメニューと、「世界の味」シリーズなどの、時に1000円を超える期間限定メニューの二極化により、客単価の増加を図っている[73]。
主なメニュー
公式サイトでは、提供される商品が以下のように分類されている。
- 期間限定
- 事前に店舗限定のテスト販売を行うこともある[74]。
- 牛めし
- 基本となる牛めしのほかに、ネギたっぷり旨辛ネギたま牛めし、鬼おろしポン酢牛めし、チーズ牛めし、キムチ牛めしなどがある。
- カレー
- 先述の通り、現在は欧風牛タンカレーを販売。カレーと牛肉をあいがけしたカレギュウや、チーズ、ソーセージエッグ、ハンバーグをトッピングした商品もある。松のや、マイカリー食堂との併設店舗では、ロースかつカレーも販売している[注釈 7]。
- 丼
- プルコギ丼、ネギゆず旨塩厚切り豚カルビ丼、牛ビビン丼、キムカル丼など。
- 定食
- 牛焼肉定食、カルビ焼肉定食、ブラウンソースハンバーグ定食、“炙り”焼鮭定食、うまトマハンバーグ定食[注釈 8]など。
- ロカボ応援
- 「ロカボライフ応援メニュー」として、定食メニューからライスを除いたもの。
- モーニング
- 5時 - 11時のみ販売。一部商品を除き持ち帰りは不可。ソーセージエッグ定食、“炙り”焼鮭朝定食、Wで選べる玉子かけごはん[注釈 9]、とろっとたまご丼など。
- ランチ
- 11時 - 15時のみ販売。牛めし(4種から選択)と生野菜、味噌汁のセット。
- おこさま
- 小盛の牛めしまたはカレーと、ソーセージ、ポテサラ、ケチャップ、ふりかけ、マミーのセット。おまけのグッズが付いてくる。
- まとめ買い
- 持ち帰り用牛めしを複数個購入する際の割引セット。
- サイドメニュー
- 味噌汁、豚汁、生玉子、半熟玉子、生野菜、牛皿、ライス、冷奴、ポテサラ、牛めしのトッピングなど。
- ドリンク
- ブレンド茶、アサヒスーパードライ(中瓶および生ジョッキ缶)、コカ・コーラ、マミー。
上記のメニュー以外にも、一部外販弁当実施店舗などは独自のオリジナルメニューを導入している。
カウンターや客席には、紅しょうが、醤油、七味唐辛子のほか、サラダドレッシング(フレンチ・ごま)、焼肉のたれ(ポン酢・バーベキュー・甘口)が設置されている[76]。松のやとの併設店舗では、とんかつやフライ用のソース(中濃、特製)も設置されている。
個食パック
個食パックとして、松屋の商品を冷凍食品化またはレトルト食品化したものが販売されている。持ち帰りや電話注文、インターネットの通信販売で購入可能。一部のスーパーマーケットなどの店頭でも取り扱いがある。
牛めし、豚めし、オリジナルカレーなどの定番商品のほか、現在は店頭販売されていないライスバーガーなど、個食パック専用の商品もある。
食材
吉野家との関係
松屋の店舗が江古田のみだった黎明期、吉野家と肉などの材料の卸を共有していた時期がある。これは瓦葺社長が偶然立ち寄った吉野家の味に感激し、研究も兼ねて通い詰めるようになった結果、吉野家のスタッフと顔見知りになったことによる。当時の吉野家は築地の1店舗のみを経営していたが、新橋に2号店を出す際に瓦葺を役員として誘ったものの、瓦葺は「畏れ多い」として丁重に辞退。これを期に独自の味を探求するようになった。
米国産牛肉禁止による影響
2004年(平成16年)2月4日からBSE問題により米国産牛肉の輸入が禁止された際も、牛めし以外の比率が高かったことと、新メニューとして開発していた「豚めし」が日本でBSEが発覚した日に完成したという奇遇も追い風になり、主要チェーンでは最も遅い2004年(平成16年)2月14日まで牛めしを販売していた。その後は中国産の牛肉を使用した牛めしで販売復活を果たし、オーストラリア産とメキシコ産の牛肉をブレンドしたものを経て、米国産牛肉による牛めしを再度販売している。なお、豚めしの豚肉はデンマーク産である。
なお松屋では主要メニューの原産地情報を公開しているが、公開していないメニューもある[77]。
接客・サービス
![]() |
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2018年4月)
|



長らくは、ほぼすべての店舗で、店員が客への水・お茶の提供や食券の受け取りを行い、食事を客席に運ぶ対面接客を行っていた。
2010年頃に、武蔵小金井(東京都小金井市)および南阿佐ヶ谷(東京都杉並区)にて、「MATSUYA for yourself」の店名で実験的にセルフサービスを導入した店舗があった(いずれも現在は閉店)[78][79]。利用客は購入した食券をサービスカウンターに提出し、水・お茶の給水も自分で行った。その後、モニター(カウンター近くなどに設置)およびアナウンスで食券番号の呼び出しがあるとカウンターまで食事を受け取りに行き、食事後は食器返却口に食器を返す方式だった。「MATSUYA for yourself」には、通常の松屋にはないドリンクバーやサラダバーも設置されていた。
2018年(平成30年)頃から、本格的にセルフサービスの店舗が増加している[80][81]。食券購入から食器返却までは「MATSUYA for yourself」と同じ方式だが、食券のカウンターへの提出は不要となっている。
自動券売機
食事の注文は、店員に直接注文せず、店入り口の近くにある自動券売機で食券を購入するシステムを採用している。現金を直接触らないように考えていることが理由で、強盗対策にも一役買っている。ただし、厨房内にもレジを設けており、店内で直接店員に申し出て代金を支払い追加注文することは可能である。また、後述する「松弁ネット」の場合は自動券売機が使えないため、クレジットカード決済や電子決済をしない場合はレジでの現金の支払いが必要である。
ほぼすべての店舗で交通系ICカードに対応した自動券売機を導入している。2007年(平成19年)9月よりSuicaショッピングサービスを松屋三鷹店などにて先行導入、2008年(平成20年)5月より東京都のJR中央線沿いの36店舗などで導入、2009年(平成21年)4月よりJR東日本の営業エリアにある松屋237店舗に導入[82]と導入店舗を拡大している。また、2009年(平成21年)6月よりJR西日本の営業エリアにある松屋52店舗にICOCA電子マネーを導入した。ほかに九州地区の店舗ではSUGOCAに[83]、北海道地区の一部店舗ではKitacaに、東海地区の一部店舗ではTOICAに対応している。これらの店舗では交通系ICカード全国相互利用サービスにより、Kitaca・Suica・PASMO・TOICA・manaca・ICOCA・SUGOCA・nimoca・はやかけんが相互利用可能である。
当初の自動券売機は押しボタン式であったが、2015年(平成27年)以降、タッチパネル式・QRコード読取対応型自動券売機(交通系ICカード対応)に置き換えられた。これにより、ほぼすべてのメニューが券売機で購入できるようになった。しかしタッチパネルに置き換えたことで使いにくくなる問題が生じたため、QRコードの読取機を活用した「松券セレクト」が導入された。「松券セレクト」は事前にパソコンやスマホで食べたいメニューを決めておき、スマホや紙に表示させたQRコードを券売機の読取機にかざすことで簡単に食券を買うことができるシステムである[84]。このQRコードの読み取り機を利用して、2019年(平成30年)2月19日からQRコード決済を導入し、PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、微信支付、支付宝に対応している[85]。現在は、d払い、J-Coin Pay、メルペイ、QUOカードPay、ゆうちょPay、AEON Pay、Smart Codeや、支付宝とパートナーを結ぶ各種電子決済も利用できる[86]。
券売機を2台以上設置している店舗では、最低1台は交通系電子マネーと高額紙幣の利用が可能である。入口が複数あり各入口ごとに1台ずつ券売機を設置している場合は、すべての券売機で交通系電子マネーと高額紙幣の利用が可能である。
タッチパネル式の自動券売機は、メニューの選びづらさなどで利用客からの不評を買っていたが、2025年(令和6年)頃からユーザインタフェースを改善した券売機が順次取り入れられている[87]。
優待券・クーポン券
一定数以上を保有している株主を対象に贈呈される株主優待券は、他の牛丼チェーンが300円分などの金額式の優待であるのに対し、松屋フーズは1食分の食事券タイプの優待制度となっている。ただしライス特盛、W定食、ラージ定食は差額の精算が必要となるほか、一部の高額メニューは注文できない[88]。
時折、キャンペーンとして、有効期間内であれば何度でも使用な「定期券」と称した値引きクーポン券や[89]、メインメニューの注文時にポテトサラダやキムチなどの小鉢(選択可能)を1品追加してもらえる「無料サービス券」など、紙のクーポン券を利用客に配布している。
かつては、ジェフグルメカードの利用が可能だったが、2016年(平成28年)12月31日をもって同カードの取り扱いを終了した。
デリバリー
2017年(平成28年)9月11日より、デリバリー(弁当宅配)サービスを開始。当初は一部地域での導入で、楽天デリバリーと提携していた[90]。現在はデリバリーサービスの導入地域を拡げ、出前館、Uber Eats(2018年3月提携開始[91])と提携している[92]。
2020年(令和2年)、自社[注釈 10]によるデリバリーサービス「松弁デリバリー」を、試験的に一部地域にて開始。2021年7月(令和3年)より、公式アプリで「松弁デリバリー」を利用できるようになった[93]。順次、サービスを全国展開し、2025年(令和7年)4月より後述の「松弁ネット」導入店舗のほぼ全店で配達が可能となっている[94]。
公式アプリ・松弁ネット
過去にはモバイルサイト(携帯、iPhone、Android)を開設しており、会員登録(入会金・年会費無料)をすると、メニューの閲覧、店舗検索、各種コンテンツのダウンロードの他、会員限定メニューや、クーポン発行などの各種割引サービスを受けられた。サービスは24時間利用が可能。携帯会員限定メニューには、過去に公式メニューとなっていた「牛焼カレー」があった。
モバイル端末向けに配布されていたクーポンは、使用時に自動券売機で食券を購入するのではなく、携帯電話の画面に表示されるクーポン(1画面で最大2名まで利用可、テイクアウト可)を従業員に提示し、直接従業員に現金を手渡して厨房内のレジで精算する方式だったため、クーポンと交通系電子マネーの併用は不可能だった。新型券売機ではQRコードに対応するようになり、券売機でクーポンのQRコードをかざして値引き価格が適用された食券を買う方式に変更されたため、クーポンと交通系電子マネーの併用が可能になった。
2011年(平成23年)5月、iPhone、Android対応の公式アプリを配信開始[95]。当初は「松屋」のみでしか利用できなかったが、2020年(令和2年)にリニューアルし、「松のや」「マイカリー食堂」など松屋フーズホールディングスの各種ブランドでも利用できるようになった[96]。
2016年(平成28年)4月、ネット経由で持ち帰り弁当の事前予約が可能な「松弁ネット」のサービスを開始[97]。公式サイトや公式アプリを利用することで、予約注文から最短15分で弁当の持ち帰りが可能なほか、クーポンの発行(アプリのみ)、注文額に応じたポイント還元も行っている。
2020年8月、店内飲食・持ち帰りの両方で自動券売機を使わずに公式アプリから注文でき、クレジットカード決済が可能な「松屋モバイルオーダー」のサービスを開始。それに伴い「松弁ネット」もクレジットカード決済に対応した[98]。2020年10月には「松弁ネット」でPayPay決済が利用可能になり[99]、2021年(令和3年)2月からは「松屋モバイルオーダー」「松弁デリバリー」もPayPay決済、およびLine Pay決済に対応した[100][101]。現在は、これらのサービスにてその他の電子決済も利用できる[102]。
2022年(令和4年)2月、「松弁ネット」を公式アプリから利用する客が多いことから、公式アプリをリニューアルし、注文のしやすさを見直した[103]。また、「松弁ネット」「松屋モバイルオーダー」「松弁デリバリー」は前月の利用額に応じた会員のランク制が設けられ、ランクによってポイントの還元率が変わり、プラチナ会員になると12%のポイント還元(「松屋モバイルオーダー」は5%)を受けられるようになった[104]。なお、公式サイトには記載が無いが、プラチナ会員よりも利用額が多い客向けのブラック会員(ポイント還元率20%、「松屋モバイルオーダー」は10%)のランクが存在している。
店舗例
松屋(牛めし)以外の直営店




とんかつ事業
- 松乃家(まつのや)・松のや - 2005年7月に「黒豚とんかつ&和定食の店 松乃家」として東京都新宿区(新宿大ガード)に1号店を開店[注釈 11][注釈 12]。「松屋」または「マイカリー食堂」との併設業態として新規出店や既存店の改装リニューアルによって店舗数を増やしている。2016年に100店舗を達成したのを機に、本格的な海外展開に向けて「『松乃家』だと漢字ばかりのため中華料理店に間違えられやすい」との理由で屋号を「松のや」に変更[105][106]。順次、「松乃家」名義の店舗が「松のや」名義へ変更されていった。2023年3月に300店舗[36]、2025年4月に500店舗を達成した[107]。
カレー事業
- マイカリー食堂 - 2013年9月、東京都渋谷区に1号店を開店(現存せず)。2020年頃から「松屋」または「松のや」との併設業態として新規出店や既存店の改装リニューアルによって店舗数を増やしている。2021年12月に100店舗を達成した[108]。
寿司事業
ラーメン事業
その他の事業
- ステーキ屋松 - ステーキ。2019年3月、三鷹駅北口(東京都武蔵野市)に1号店を開店[46]。
- カフェ・テラス・ヴェルト - カフェ。2009年2月、三鷹駅北口(東京都武蔵野市)に開店。
- 松弁KITCHEN - 弁当・惣菜販売。2021年9月、糀谷駅北口(東京都大田区)に1号店を開店[48]。「松屋」との併設業態を取っている。
- 麦のトリコ - パスタ。2024年1月31日、神奈川県川崎市に1号店を開店[52]。
- ステーキ定食&丼松牛(まつうし) - ステーキ。2024年2月19日、神奈川県横浜市港南区上大岡に1号店を開店[53]。店名通り、「ステーキ屋松」よりも定食と丼物を中心としたメニューを提供する。
- トゥックン² - 韓国料理(石焼ビビンバ、スンドゥブなど)。2024年8月13日、東京都羽村市に1号店を開店[56]。
撤退した事業
- 博多ラーメン きんしゃい - 1985年頃開店。東京都武蔵野市吉祥寺と東京都杉並区西荻窪に店舗があった。博多ラーメン(具は取り放題)・長崎ちゃんぽん・餃子・茶めしなどを提供。閉店時期不明。
- チキン亭 - 「松のや」の前身となった[36]、チキンカツ、から揚げ、カレーの専門チェーン。2001年4月、東京都杉並区高円寺に1号店を開店[36]。末期は西新宿店(東京都新宿区)のみが存在し、「松のや」とほぼ同じメニューを提供していた。西新宿店も2020年1月30日に閉店し、「松のや」に転換された。
- 青島餃子(ちんたおぎょうざ) - ラーメン、餃子。2004年6月16日、東京都国分寺市に開店。2007年4月15日閉店。
- 甍亭(かわらてい) - 焼肉。開店・閉店時期不明。東京都杉並区高円寺に店舗があった。
- REPINO(レピーノ) - トラットリア(イタリアンレストラン)。2005年5月、東京都杉並区高円寺に開店(「甍亭」からの転換)[109]。2006年7月閉店。
- すし丸、焼津丸、吉ェ門 - 寿司。2006年3月に「すし松」「福松」と同様に株式会社コバヤシフーズインターナショナルより営業譲受された店舗。2021年までに閉店、または「すし松」に屋号変更。
- 松八(しょうはち) - とんかつ、カレー。2006年3月、東京都町田市に1号店を開店。順次「松乃家」へ屋号変更され、2014年2月頃までに「松八」名義の店舗が消滅。
- 鉄菜(てっさい) - 鉄鍋ちゃんこめん、醤油ラーメン、餃子ほか。2006年3月、埼玉県川口市に開店。閉店時期不明。
- 松屋グリル - 松屋のメニューに加えステーキやハンバーグなど洋食メニューを組み合わせ、ドリンクバーも設置した実験店。2006年7月、西台駅東口(東京都板橋区)に開店[110]。2010年1月31日閉店。
- 和定食の店「松乃家」 - 和食。2008年8月、東京都港区赤坂に開店。とんかつ事業の「松乃家」と同じ屋号だが、とんかつ以外にも手作りの和食を中心に提供していた。2012年3月に「松屋赤坂6丁目店」に転換(2020年2月閉店)。
- 地蔵ラーメン - ラーメン。開店時期不明。千葉県市川市本八幡、東京都杉並区高円寺、東京都田無市などに店舗があった。本八幡店は2007年3月閉店。
- 柳麺 - ラーメン。開店時期不明。「地蔵ラーメン」からの屋号変更。東京都豊島区巣鴨と東京都田無市(2010年閉店、「セロリの花」に屋号変更)に店舗があった。
- 麺Dining セロリの花 - ラーメン。2010年4月、東京都武蔵野市吉祥寺に1号店を開店[111]。トマトスープ麺を主力としていた。吉祥寺店は2018年11月に「トマトの花」に屋号変更(後に閉店)。他の店舗も「トマトの花」「松軒中華食堂」に屋号変更した。
- 学生食堂運営 - 2012年4月に開設した武蔵野大学有明キャンパス(東京都江東区)にて、「松屋武蔵野大学有明CP店」としてフードコート形式の学生食堂を運営していた[112]。2022年3月に食堂のリニューアルにより運営終了[113][114]。早稲田大学所沢キャンパス(埼玉県所沢市、2003年頃開店、2017年1月31日閉店[115])、関西学院大学(兵庫県西宮市、開店時期不明、2023年3月31日閉店)の学生食堂にも出店していた。
- ヽ松(てんまつ) - 天ぷら。2016年9月、神奈川県横浜市に開店[116]。閉店時期不明。東京都立川市(2019年4月7日閉店[117])、東京都清瀬市にも店舗があった。
- トマトの花 - ラーメン。2017年4月、東京都西多摩郡のイオンモール日の出内に1号店を開店[118]。トマトスープ麺を主力としていた。イオンモール日の出店は2022年3月27日閉店。
- 松そば - そば。2019年11月、東京都清瀬市に開店(「ヽ松」からの転換)[119]。2022年7月20日に閉店。神奈川県横浜市にも店舗があった。
- こめ松 - ライスバーガー。2021年4月、「松屋三鷹店」(東京都三鷹市)と「松屋青葉台駅前店」(神奈川県横浜市)の併設業態として1号店を開店[120]。いわゆるゴーストレストランの形態をとり、出前館経由での注文のみ利用できた。閉店時期不明。
- サプリメント販売 - 2022年4月より、公式オンラインショップと楽天市場でサプリメントを販売していた[121][122]。
店内放送
「松屋エンタメセレクション」として、新曲やアニメの主題歌などを月替わりで放送。ナレーションは園崎未恵が務める。
2022年2月からは、同じく園崎がナビゲーターを務める「美味しさ"まる見え"チャンネル」が開始された。松屋の期間限定商品・お薦め商品や、利用客から寄せられたメッセージ・リクエスト曲を紹介する[123][124]。
CM
2006年(平成18年)8月 - 9月に、TOKYO FMをはじめとするJFN系列各局にて同社のスポンサーによる時報CMが平日夜8時、夜10時、深夜0時、深夜2時の4回流されていた。これは、松屋未出店地域の系列局でも放送された。また、過去にはTBSラジオのプロ野球中継番組『エキサイトベースボール』や、フジテレビ系列のバラエティ番組『クイズ!ヘキサゴンII』、テレビ朝日系列の報道番組『報道ステーション SUNDAY』の番組スポンサーとなっていた。
2021年11月には、2011年以来10年ぶりとなるテレビCMを放映[125]。俳優の松平健が自身のヒット曲である『マツケンサンバII』の替え歌「マツベンサンバ」に乗せて、スマホでオーダーして店舗で受け取る「松弁」をPRした。
ブランドムービー・ソング
2024年(令和6年)6月、松屋フーズ創業58周年を記念して、頑張る人を応援するオリジナルブランドムービー「明日へ、がっつけ」を、特設サイト及び公式YouTubeにて公開[126][注釈 13]。松屋の価値を「頑張る人を応援する最強のエネルギー源」と定義し、もっと身近な存在として感じてほしいという想いから、トレンドのアニメーションMVの形で、ブランドムービーを制作した[127]。同年6月19日よりムービーに使用しているオリジナル楽曲『ガッツポーズ』の店内放送を開始。楽曲は、音楽グループ「ベリーグッドマン」が松屋フーズのために書き下ろした新曲[127]。
2025年(令和7年)6月、松屋フーズ創業創業59周年を記念して、頑張る人を応援するオリジナルブランドソング『特別じゃない特別』を、特設サイト及び公式YouTubeにて公開。「頑張る人の毎日に寄り添う」をテーマに多くの客に松屋を知ってもらい、もっと身近な存在として感じてほしいという想いから、若い世代に話題のシンガーソングライター・心愛 -KOKONA-に楽曲制作を依頼した。同年6月19日よりオリジナル楽曲『特別じゃない特別』の店内放送を開始[128][129]。
松屋が登場する作品
PlayStation 2のゲームソフト『龍が如く2』にて、ゲームの舞台である神室町に松屋(架空店舗、モデルは松屋新宿歌舞伎町店)が登場し、主人公が牛めし等任意のメニューを飲食することにより体力が回復する。なお『龍が如く3』『龍が如く4』『龍が如く5』『クロヒョウ 龍が如く新章』『龍が如く OF THE END』でも同様に登場する。『龍が如く4』では正式に松屋とのタイアップが組まれ、実在の松屋の店舗やWebサイトでレトルトカレー『松屋×龍が如くオリジナルカレー』が数量限定で販売された[130]。前述の作品以外のシリーズ作では「赤牛丸」というオリジナルの牛丼店となっており、メニューの呼称も松屋では「牛めし」、赤牛丸では「牛丼」と区別されている。
不祥事
2004年(平成16年)9月12日、東京都足立区の北千住駅西口にある松屋北千住店の店長(当時26歳)が、日常的にクレームを付けていた会社員(当時36歳)を刺殺する事件が発生[131]。元店長は警視庁に殺人罪で逮捕・起訴された後、東京地方裁判所により懲役10年の判決が言い渡され、刑が確定した。
利用客からの過度のクレームや理不尽な要求などのカスタマーハラスメントに対しては、2024年(令和6年)9月4日に従業員が心身ともに安心して働ける職場環境を守る事を目的として「カスタマーハラスメントに対する方針」を策定した[132]。
関連項目
- 吉野家
- 牛丼太郎(株式会社深澤)- 創業者の深澤五郎は過去に松屋フーズで顧問を務めた[133]。
- 松屋うの - 女子プロレスラー。過去に松屋でアルバイト経験があるためリングネームに使用している。
- 園崎未恵 - 店内放送と券売機(2017年より)のアナウンスを担当[134]。
- いわさききょうこ - 店内で流れるBGM(♪みんなの食卓でありたいー ま・つ・や)を作曲と歌唱[135]。
- ベリーグッドマン - ブランドムービー「明日へ、がっつけ」タイアップソング『ガッツポーズ』を歌唱[136]。
脚注
注釈
- ^ 「松のや」「マイカリー食堂」との併設業態を含む。他業態も含む松屋フーズホールディングス全体では、1,361店舗を構える[12]。
- ^ 先行して2018年に松のやが出店した。
- ^ a b c d e 松のやとの併設。
- ^ 現在の公式サイトの「海外店舗」には情報が無く、時期は不明だが閉店したものと思われる[25]。
- ^ 原価高騰などを理由として、北海道では2022年8月からの一時期、単品メニューには味噌汁が付かなくなったが、同年10月より再び味噌汁が全品に付くようになった[57]。
- ^ 1都6県から群馬県・栃木県を除く。
- ^ 欧風カレギュウ、ハンバーグ欧風カレー、ロースかつ欧風カレーには牛タンは入っていない。
- ^ 15時 - 24時のみ販売[75]。
- ^ 小鉢のおかずを4種類の中からひとつ、卵を生玉子と半熟玉子から選べる。
- ^ 配達業務の一部は他社に委託。
- ^ 2001年に開店した「和定食の店 松屋」を屋号変更した。
- ^ とんかつ事業自体は、後述する「チキン亭」の1号店を開店した2001年を開業年としている[36]。
- ^ 現在は動画が非公開となっている。
出典
- ^ “会社概要”. 松屋フーズホールディングス. 2025年7月10日閲覧。
- ^ “第49期定時株主総会招集ご通知(PDFファイル)”. 松屋フーズホールディングス. 2025年7月10日閲覧。
- ^ a b c d e f “官報決算データベース | 株式会社松屋フーズ 第7期決算公告”. 会社活動総合研究所. 2025年7月27日閲覧。
- ^ a b “バックナンバー テーマ1 松屋”. シルシルミシル. テレビ朝日 (2009年6月3日). 2016年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年7月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “【練馬区】全国で人気の「松屋」の歴史はここから始まりました!!1968年7月、江古田に「松屋1号店」開店!!”. 号外NET 練馬区. 本氣メディア株式会社 (2019年6月28日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ a b “ご存知ですか? 松屋1号店は江古田にあるのですよ / 1号店限定メニューはないが地域限定メニューを食べてみた”. ロケットニュース24. ソシオコーポレーション (2012年3月20日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ a b “松屋 江古田店”. 松屋フーズ. 2025年7月10日閲覧。
- ^ a b c “BSE騒動にも負けない松屋フーズの元気な経営 ~三ケ月にひとつの新メニュー開発で顧客の支持を得る~”. 富士通株式会社 (2004年5月17日). 2008年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月21日閲覧。
- ^ “松屋フーズ”. 松屋フーズ. 2025年7月20日閲覧。
- ^ a b “持株会社体制への移行”. 松屋フーズホールディングス (2018年10月1日). 2025年6月29日閲覧。
- ^ a b “月次報告”. 松屋フーズホールディングス. 2025年7月20日閲覧。
- ^ 【2024年版】牛丼チェーンの店舗数ランキング - 日本ソフト販売株式会社
- ^ “物件情報募集”. 松屋フーズホールディングス. 2025年6月29日閲覧。
- ^ “大分市中心街に「松屋」県内1号店 牛めし、カレー、定食の「3本柱」で24時間営業”. 大分経済新聞 (2020年6月25日). 2022年9月26日閲覧。
- ^ “秋田県初出店!松屋 花輪SA(上り線)店オープン!”. 松屋フーズ (2022年7月21日). 2022年9月26日閲覧。
- ^ “鹿児島県内初出店!「松屋×松のや複合店」がついに登場”. 松屋フーズ (2022年12月8日). 2022年9月26日閲覧。
- ^ “青森県内初出店!「松屋×松のや複合店」がついに登場”. 松屋フーズ (2022年12月11日). 2022年9月26日閲覧。
- ^ “宮崎県内初出店!「松屋×松のや複合店」がついに登場”. 松屋フーズ (2022年9月16日). 2022年9月26日閲覧。
- ^ “牛丼チェーン「松屋」が高知市に11月初旬オープン! 高知県初出店”. 高知新聞 (2023年10月11日). 2023年10月27日閲覧。
- ^ “佐賀市大財に「松屋」「松のや」複合店 「松屋」空白県に9年ぶり復活へ”. 佐賀経済新聞 (2023年11月6日). 2025年5月8日閲覧。
- ^ “【松屋・長崎再進出】全国「空白県」だった長崎にリベンジオープン 開店記念セール500円”. TBS NEWS DIG (2025年5月8日). 2025年5月8日閲覧。
- ^ a b “なぜいま松屋フーズは“とんかつ”に力を入れるのか”. ITmedia ビジネスONLINE (2016年6月2日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ “牛めし「松屋」とカレーのコラボ店が増殖する訳”. 東洋経済ONLINE. 東洋経済新報社 (2021年1月31日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ a b “海外店舗”. 松屋フーズホールディングス. 2025年6月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “松屋フーズホールディングスの沿革”. strainer. 2025年6月29日閲覧。
- ^ a b “ロシアで「松屋」営業開始 モスクワに1号店”. 産経新聞. (2019年6月19日). オリジナルの2019年6月20日時点におけるアーカイブ。 2020年1月20日閲覧。
- ^ a b “モスクワの牛丼松屋、半年で閉店 ロシア進出1号店、売り上げ不振”. 共同通信. (2020年1月20日). オリジナルの2020年2月28日時点におけるアーカイブ。 2020年1月20日閲覧。
- ^ “みんなの食卓でありたい! 松屋フーズのプレミアム商標戦略”. Toreru Media. (2021年3月9日) 2025年5月5日閲覧。
- ^ 成美堂出版編集部『日本のロゴ』成美堂出版、2007年、159頁。
- ^ a b “大手牛丼チェーン「吉野家」と「松屋」の差:2021年1月12日 | TBSテレビ:この差って何ですか?”. TBSテレビ (2021年1月12日). 2025年3月20日閲覧。
- ^ “松屋のマークがズレてる理由を聞いた”. デイリーポータルZ. (2017年4月20日) 2025年5月5日閲覧。
- ^ “松屋 “ゲキムズ“トリビア検定”. マイナビニュース (2019年11月1日). 2025年5月6日閲覧。
- ^ “「公式キャラクター マッキー&ヤッキー」誕生!”. 松屋フーズ (2016年10月20日). 2025年5月6日閲覧。
- ^ a b “第26期中間事業報告書(PDFファイル)”. 松屋フーズ. 2025年7月10日閲覧。
- ^ a b c d e “2週連続ワンコインセール開催!「チキンかつ」「ロースかつ」”. 松のや (2023年6月2日). 2023年6月6日閲覧。
- ^ とんかつ 松のや【公式】 [@matsu_noya] (16 June 2025). “ちなみに松のやの前身の前身であるチキン亭、誕生日は2001年4月16日でした。”. X(旧Twitter)より2025年7月17日閲覧.
- ^ “第30期中間事業報告書(PDFファイル)”. 松屋フーズ. 2025年7月20日閲覧。
- ^ “秋のハンバーグ祭り開催のお知らせ(PDFファイル)”. 松屋フーズ (2010年10月12日). 2025年7月17日閲覧。
- ^ “元気応援!丼フェア開催のお知らせ(PDFファイル)”. 松屋フーズ (2011年5月10日). 2025年7月17日閲覧。
- ^ “牛めし定価値下げのお知らせ”. 松屋フーズ (2012年1月16日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ “松屋フーズ国内1,000店舗達成のお知らせ”. 松屋フーズ (2012年8月31日). 2025年7月1日閲覧。
- ^ a b “新業態「松軒(まつけん)中華食堂」開店!”. 松屋フーズ (2022年9月5日). 2017年8月18日閲覧。
- ^ “持株会社体制への移行に伴う準備会社の設立と 持株会社体制への移行に伴う準備会社の設立と飲食事業の会社分割 飲食事業の会社分割 事業の会社分割(吸収分割)契約締結に関するお知らせ(PDFファイル)”. 松屋フーズ (2018年4月16日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ a b c d “会社沿革 企業情報”. 松屋フーズ. 2022年9月12日閲覧。
- ^ “松屋でジョージア料理‼ シュクメルリ鍋定食新発売!”. 松屋フーズ (2020年1月12日). 2024年4月25日閲覧。
- ^ a b “【松屋×松のや】みんなの食卓でありたい。弁当・惣菜販売専門店「松弁KITCHEN」開店!”. 松屋フーズ (2021年9月2日). 2022年9月12日閲覧。
- ^ “松屋 牛めし価格統一のお知らせ|松屋フーズ”. 松屋フーズ. 2021年9月30日閲覧。
- ^ “伝説の「豚めし」復活発売|松屋フーズ”. 松屋フーズ. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “鹿児島県にマイカリー食堂が初進出!「鹿児島新栄店 松屋・松のや・マイカリー食堂複合店」登場”. 松屋フーズ. 2023年12月31日閲覧。
- ^ a b “松屋フーズに"パスタ業態"が初開業!生パスタ専門店「麦のトリコ」1号店オープン”. 松屋フーズ (2024年1月23日). 2024年1月31日閲覧。
- ^ a b 【公式】松屋 [@matsuya_foods] (19 February 2024). “本日オープンしました✨ステーキ定食の松牛(まつうし)上大岡店です😊”. X(旧Twitter)より2024年9月21日閲覧.
- ^ “松屋公式X「震えます」ジョージア&ポーランド両駐日大使”会食会談”実現に「歴史的瞬間」の声”. 日刊スポーツ (2024年2月28日). 2024年4月28日閲覧。
- ^ “ジャパンフードセレクション「シュクメルリ鍋定食」グランプリ受賞!”. 松屋フーズ (2024年6月17日). 2024年6月20日閲覧。
- ^ a b “石焼専門店「トゥックン²」1 号店オープン!”. 松屋フーズ (2024年8月8日). 2024年8月10日閲覧。
- ^ “北海道の松屋がみそ汁の無料サービスを再開 「危うく『みんなの食卓でありたい』という想いをなくしてしまうところでした」”. ねとらぼ (2022年10月12日). 2025年6月14日閲覧。
- ^ “なぜタダなのか?『松屋の無料みそ汁』のことばかりを徹底的に聞いた”. ジモコロ (2025年6月12日). 2025年6月14日閲覧。
- ^ “松屋はなぜ"プレミアム牛丼"で勝負するのか”. 東洋経済ONLINE. 東洋経済新報社 (2014年7月21日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ “松屋、カレーやめるってよ 牛丼の松屋、公式ツイッターで告知”. 産経新聞(2019年11月28日作成). 2019年12月1日閲覧。
- ^ “松屋が“カレーの販売終了”を発表 実は…”. 日本テレビ放送網(2019年11月28日作成). 2019年12月1日閲覧。
- ^ “松屋 ツイッターで発表、「オリジナルカレー」販売終了で波紋”. TBSテレビ(2019年11月28日作成). 2019年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月28日閲覧。
- ^ “「松屋」カレーで大炎上! ツイッターでの「商品切り替え」告知が「廃止」連想させ…非難の声相次ぐ”. 夕刊フジ(2019年11月30日作成). 2019年12月1日閲覧。
- ^ “松屋から新春を祝って「松屋ビーフカレー」発売”. 松屋フーズ (2022年12月26日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “レギュラー化のお知らせ「オリジナルチキンカレー」発売”. 松屋フーズ (2024年7月9日). 2024年7月9日閲覧。
- ^ “「オリジナルカレー」「ごろごろ煮込みチキンカレー」レギュラー発売決定”. 松屋フーズ (2024年10月24日). 2024年10月24日閲覧。
- ^ “松屋vs松のや頂上決戦!「創業ビーフカレー」発売”. 松屋フーズ (2025年6月5日). 2025年6月10日閲覧。
- ^ “フォンドボー仕立てで、贅沢な欧風カレーが登場「欧風牛タンカレー」新発売”. 松屋フーズ (2025年6月19日). 2025年6月25日閲覧。
- ^ “「シュクメルリ」が90万食の大ヒット 松屋はなぜ世界の珍しい料理に挑戦するのか”. ITmediaビジネスONLiNE (2024年4月20日). 2024年4月25日閲覧。
- ^ “松屋フーズに大使館からラブコール コラボ定食相次ぐ”. 日本経済新聞 (2024年4月18日). 2024年4月25日閲覧。
- ^ “松屋が「本気のガチ中華」で投入した商品の"正体" (1ページ目)”. 東洋経済ONLINE. 東洋経済新報社 (2025年1月15日). 2025年3月23日閲覧。
- ^ “松屋の「水煮牛肉」が“攻めすぎたからさ”でネットざわつく 「後頭部から汗が噴き出て呼吸困難」「チェーン店にあるまじき量の香辛料」”. ねとらぼ (2025年1月9日). 2025年3月23日閲覧。
- ^ “松屋「うっかり千円超え」を続出させる巧みな戦略”. 東洋経済ONLINE. 東洋経済新報社 (2024年12月27日). 2025年3月23日閲覧。
- ^ 【公式】松屋 [@matsuya_foods] (21 January 2025). “本日15時より一部の松屋でテスト販売開始です。”. X(旧Twitter)より2025年3月23日閲覧.
- ^ “うまトマハンバーグ定食 販売時間変更”. 松屋フーズ (2025年6月27日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “カウンター設置品など 栄養成分”. 松屋フーズ. 2025年7月27日閲覧。
- ^ “主要原材料の原産地について”. 松屋フーズ. 2025年7月10日閲覧。
- ^ “マツヤフォーユアセルフ 武蔵小金井北口店”. 食べログ. カカクコム. 2025年7月6日閲覧。
- ^ “マツヤ フォーユアセルフ 南阿佐ヶ谷店”. 食べログ. カカクコム. 2025年7月6日閲覧。
- ^ “【潜入レポ】たまたま松屋の「セルフサービス店舗」に入ったら “近未来” を感じた話”. ロケットニュース24. ソシオコーポレーション (2018年9月3日). 2025年7月6日閲覧。
- ^ “松屋フーズの好決算を支えた790円定食とセルフ型店舗”. ITmadia ビジネスオンライン (2019年8月1日). 2025年7月9日閲覧。
- ^ “「松屋」でSuicaがご利用いただける店舗が約270店舗に拡大します!(PDFファイル)”. 松屋フーズ (2009年2月16日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ “「松屋」でSUGOCA電子マネーがご利用いただけるようになります。(PDFファイル)”. 松屋フーズ (2009年7月27日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ “事前メニューQRコード発行システム「松券セレクト」導入!”. 松屋フーズホールディングス. 2025年7月6日閲覧。
- ^ “QRコード決済スタート!”. 松屋フーズホールディングス (2019年2月19日). 2025年7月6日閲覧。
- ^ “QRコード決済”. 松屋フーズ. 2025年7月9日閲覧。
- ^ “松屋のタッチパネル式券売機が不評→劇的に改善…「牛丼を安く」優先の難しさ”. Business Journal (2025年2月24日). 2025年7月6日閲覧。
- ^ “株主優待制度のご案内”. 松屋フーズホールディングス. 2025年7月6日閲覧。
- ^ “松屋「0円定期券」配付!”. 松屋フーズホールディングス (2020年10月9日). 2025年7月6日閲覧。
- ^ “フードデリバリーサービス開始!「松屋」定番人気メニューを「楽天デリバリー」「楽びん!」でお届け!”. 松屋フーズ (2017年9月11日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ “導入300店舗達成記念「Uber Eats配送手数料無料キャンペーン」開催!”. 松屋フーズ (2019年4月19日). 2025年7月17日閲覧。
- ^ “お弁当宅配・デリバリー”. 松屋フーズ. 2025年7月17日閲覧。
- ^ “松弁ネット待望のリニューアル完了!”. 松屋フーズ (2021年7月10日). 2025年7月17日閲覧。
- ^ “全国300店舗以上へ!「松弁デリバリー」対応エリア一気に拡大!”. 松屋フーズ (2021年4月21日). 2025年7月17日閲覧。
- ^ “iPhone、Android対応「公式アプリ」が登場!”. 松屋フーズ (2020年5月26日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ “公式アプリリニューアル!”. 松屋フーズ (2020年4月8日). 2025年7月6日閲覧。
- ^ “弁当予約サイト「松弁ネット」開設!”. 松屋フーズ (2016年4月12日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ “松屋モバイルオーダー開始!松弁ネットに待望のクレジットカード事前決済追加!さらに20%ポイント還元開催!”. 松屋フーズ (2020年8月17日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ “松弁ネットで「PayPay」が利用可能に!”. 松屋フーズ (2020年10月16日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ “松弁ネット事前決済に「PayPay」が追加!更に使いやすくなりました!”. 松屋フーズ (2021-20-16). 2025年7月17日閲覧。
- ^ “松弁ネット事前決済に「LINE Pay」が追加!”. 松屋フーズ (2021年2月12日). 2025年7月17日閲覧。
- ^ “松屋フーズの弁当予約【松弁ネット】”. 松屋フーズ. 2025年7月10日閲覧。
- ^ “松屋フーズ公式アプリが2月1日にリニューアル!”. 松屋フーズホールディングス (2022年1月31日). 2025年7月6日閲覧。
- ^ “松屋ポイントとは”. 松屋フーズ. 2025年7月6日閲覧。
- ^ “「女子もひとりでとんかつ食べたいんです!」を叶える『松のや』を初体験”. Walker Plus. 2023年7月21日閲覧。
- ^ “とんかつ「松のや」最大290円引き“チキンかつ500円SALE”チキンかつ定食トッピングポテトサラダ・ネギ味噌チキンかつ・タルタルチキンかつ/松屋フーズ”. 食品産業新聞ニュースWeb. 2023年7月21日閲覧。
- ^ “さらなる挑戦の幕開け!とんかつ業態500店舗達成記念!松のやからお得なクーポン券を配布”. 松のや (2025年4月11日). 2023年4月11日閲覧。
- ^ “「マイカリー食堂100店舗達成記念フェア」開催”. 松屋フーズ (2022年1月21日). 2023年7月18日閲覧。
- ^ “「外食産業の動向・ニュースの書庫」フードビジネス出来事アーカイブス2005年5月”. 2022年9月12日閲覧。
- ^ “「松屋グリル」オープンのお知らせ(PDFファイル)”. 松屋フーズ (2006年7月27日). 2022年9月12日閲覧。
- ^ “「麺Dining セロリの花」2号店オープン!(PDFファイル)”. 松屋フーズ (2010年7月26日). 2022年9月12日閲覧。
- ^ “松屋 武蔵野大学有明CP店”. 食べログ. カカクコム. 2025年7月10日閲覧。
- ^ 武蔵野大学入試センター [@mu_admission] (30 March 2022). “武蔵野大学有明キャンパスのお昼の顔が変わります。”. X(旧Twitter)より2023年7月16日閲覧.
- ^ 武蔵野大学 [@musashino_univ] (8 April 2022). “有明キャンパス3号館フードコートの食堂がリニューアルします”. X(旧Twitter)より2023年7月16日閲覧.
- ^ 早稲田大学生協@所沢 [@TokorozawaCoop] (31 January 2017). “こんにちは、所沢食堂です。”. X(旧Twitter)より2023年7月16日閲覧.
- ^ “松屋フーズ、新業態「ヽ松(てんまつ)」を伊勢佐木町にオープン 本格的な天丼や天ぷら、蕎麦がリーズナブルな価格で楽しめる!”. 外食.biz. 株式会社フォアサイト (2017年10月3日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ “《閉店》立川駅北口の松屋系てんぷら屋『ヽ松(てんまつ)』が4月7日で閉店”. いいね!立川. 株式会社エナゲピューラ (2019年4月6日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ “新業態「ラーメン店 トマトの花」開店!”. 松屋フーズ (2017年4月14日). 2022年9月12日閲覧。
- ^ 【公式】松屋 [@matsuya_foods] (13 November 2019). “本日、東京の清瀬駅に松屋の新業態『松そば』がOPENしました”. X(旧Twitter)より2025年7月10日閲覧.
- ^ “牛めし松屋が手掛けたライスバーガー専門店『米(my)バーガー/こめ松』登場!!”. 松屋フーズ (2021年4月12日). 2025年7月10日閲覧。
- ^ “葛の花サプリメント”. 機能性表示食品ドットコム (2021年2月26日). 2023年7月15日閲覧。
- ^ “牛めし「松屋」からサプリ!?「葛の花サプリメント」「ギャバサプリメント」新発売”. 松屋フーズ (2022年3月31日). 2023年7月15日閲覧。
- ^ 【公式】松屋 [@matsuya_foods] (15 February 2022). “美味しさ"まる見え" 松屋の店内放送にてラジオ番組がスタート”. X(旧Twitter)より2023年11月18日閲覧.
- ^ 【公式】松屋 [@matsuya_foods] (1 March 2022). “美味しさまる見えチャンネル リクエスト曲大募集”. X(旧Twitter)より2023年11月18日閲覧.
- ^ 牛めし・カレー テイクアウト10%OFF!松平健さん主演、10年ぶりのTVCMも放映中 - 松屋フーズホールディングス 2021年11月20日(2021年11月23日閲覧)
- ^ “松屋ブランドムービー「明日へ、がっつけ」”. 松屋フーズ. 2024年6月22日閲覧。
- ^ a b “松屋初のブランドムービー「明日へ、がっつけ」公開 "頑張る人を応援する"をテーマにベリーグッドマンが書き下ろし|松屋フーズ”. 松屋フーズ. 2024年6月22日閲覧。
- ^ “ここから始まる、新しい未来”. 松屋フーズ. 2025年6月29日閲覧。
- ^ “松屋オリジナルブランドソング「特別じゃない特別」公開"頑張る人の毎日に寄り添う"をテーマに心愛 -KOKONA-が書き下ろし”. 松屋フーズ. 2025年6月29日閲覧。
- ^ “「龍が如く4」,牛丼の松屋とコラボでオリジナルカレーを販売”. 4Gamer.net (2010年2月23日). 2021年1月9日閲覧。
- ^ “会社員殺人、牛丼店の店長逮捕…相次ぐクレームに激怒”. 読売新聞 (Internet Archive) (2004年12月11日). 2004年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月20日閲覧。
- ^ “松屋フーズグループ「カスタマーハラスメントに対する方針」を策定”. 松屋フーズ (2024年9月4日). 2024年9月7日閲覧。
- ^ “倒産「牛丼太郎」元社員、「丼太郎」で挑む復活 仲間4人で切り盛り” (日本語). ウィズニュース. 朝日新聞社 (2015年7月28日). 2015年7月29日閲覧。
- ^ “PROFILE”. 園崎未恵 official site.. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “みんなの食卓でありたい! 松屋フーズのプレミアム商標戦略 | Toreru Media”. toreru.jp (2021年3月9日). 2022年2月7日閲覧。
- ^ “ガッツポーズ”. BERRY GOODMAN OFFICIAL WEBSITE (2024年6月19日). 2024年6月22日閲覧。
外部リンク
- 松のやのページへのリンク