ベース・ラインとは? わかりやすく解説

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baseline

別表記:ベースライン

「baseline」とは

「baseline」は、比較評価の基準となる基本的なラインを指す英語の単語である。科学的な研究ビジネス分析など、多く分野使用される例えば、新し製品パフォーマンス評価する際、既存製品パフォーマンスが「baseline」となる。また、気候変動研究では、特定の時点気候状態が「baseline」として設定され、それを基に変化観察する

「baseline」の発音・読み方

「baseline」の発音は、IPA表記では /ˈbeɪsˌlaɪn/ となる。IPAカタカナ読みでは「ベイスライン」となる。日本人発音するカタカナ英語読み方では「ベースライン」となる。

「baseline」の定義を英語で解説

A 'baseline' is a line that is a base for measurement or for construction. In the context of research or business, it refers to a standard or reference point that is used for comparison. For example, in the evaluation of a new product, the performance of an existing product can serve as the 'baseline'.

「baseline」の類語

「baseline」の類語としては「standard」、「benchmark」、「reference point」などがある。これらの単語同様に比較評価の基準となるものを指す。

「baseline」に関連する用語・表現

「baseline」に関連する用語としては、「baseline study」、「baseline data」、「baseline assessment」などがある。これらはそれぞれ、「基準となる研究」、「基準となるデータ」、「基準となる評価」を意味する

「baseline」の例文

1. The baseline for this research is the data collected in 2000.(この研究基準2000年収集されたデータである。)
2. We need to establish a baseline before we can measure progress.(進行度測る前に基準設定する必要がある。)
3. The company's previous best-selling product served as the baseline for the new product.(会社以前ベストセラー商品新商品基準となった。)
4. The baseline data will be used for comparison with the results of the experiment.(基準となるデータ実験結果との比較使用される。)
5. The baseline of the project was clearly defined in the initial phase.(プロジェクト基準初期段階明確に定義された。)
6. The baseline assessment was conducted to understand the current situation.(現状理解するために基準となる評価が行われた。)
7. The baseline study provided valuable insights for the research.(基準となる研究研究貴重な洞察提供した。)
8. The baseline for the climate change research is the climate data of the year 1900.(気候変動研究基準1900年気候データである。)
9. The baseline for the construction was carefully drawn.(建設基準慎重に引かれた。)
10. The baseline performance of the system was recorded for future reference.(システム基準となるパフォーマンス将来参照のために記録された。)

ベースライン【baseline】

読み方:べーすらいん

基線基準線

野球で、塁と塁とを結んだ線。

テニスで、コート両端引かれネットと平行な線。

音楽で、最も低い声部の旋律。曲全体旋律和声基準となるため、重要な声部とされる

フォントデザインにおいて、基準となる線の一。文字下部通過する仮想的な線で、特に欧文フォントについていう。ふつう、同一フォント文字はベースラインが揃うようにデザインされている。並び線。


ベース・ライン base line


ベースライン

「ベースライン」とはEVMSにおける、プロジェクト進捗チェックポイントにおける達成予定価値のことを指す。「ベースライン」と実際達成価値とを比較することによってプロジェクト進捗状況評価を行うことができる。

ベースライン

【仮名】べーすらいん
原文baseline

開始時の状態を表す目的で、初期時点行われる最初測定のことで、時間の経過の中で比較して変化をみるために使われる例えば、治療開始前に腫瘍大きさ測定し(ベースライン)、その後また測定して治療の効果あったかどうかをみる。

ベースライン [bass line ]

音高が最も低い声部のことで、特にバス声部があるひとつのメロディーをなす時にこう呼ぶ。旋律であるとともにハーモニー基礎をもなす、重要な声部である。

ベースライン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 14:47 UTC 版)

カリグラフィー」の記事における「ベースライン」の解説

文字基本となる仮想の線。文字視覚的にこの線上に並ぶように見える。

※この「ベースライン」の解説は、「カリグラフィー」の解説の一部です。
「ベースライン」を含む「カリグラフィー」の記事については、「カリグラフィー」の概要を参照ください。


ベースライン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 07:21 UTC 版)

イージスシステム」の記事における「ベースライン」の解説

ベースライン1 最初期システムであり、電子計算機としては、従来海軍戦術情報システムなどで用いられていたのと同様のAN/UYK-7英語版)およびAN/UYK-20英語版)(補助)が採用されている。またLAMPS Mk.I搭載していた状態の構成は、特にベースライン0と区別される装備艦は、いずれも2005年中に退役している。タイコンデロガ級初期建造型5隻 ベースライン2 ミサイル・ランチャーをMk.41 VLS変更した。これによってトマホーク巡航ミサイル運用可能になり、1987年度計画よりAWS統合された。またSM-2も、射程延伸図ったブロックII更新された。 なお、2008年度より着手されイージス近代化改修(AMOD)により、ベースライン2搭載艦システムベースライン8(CR2/ACB08)にバージョンアップ改修された。タイコンデロガ級:6番艦から12番艦まで(CG-52〜58)の7隻 ベースライン3 レーダー改良型B型変更したことで、高角度での目標探知可能になったほか、全体探知精度向上している。また軽量化なされており、タイコンデロガ級抱え欠点であるトップ・ヘヴィー改善益している。のちにはベースライン4匹敵するレベルまで強化されており、これをベースライン3A呼んで区別する。 なお、2008年度より着手されイージス近代化改修(AMOD)により、ベースライン3搭載艦システムはベースライン9A(CR3/ACB12)にバージョンアップ改修された。タイコンデロガ級13番艦から18番艦まで(CG-59〜64)の6隻 ベースライン4 電子計算機新型のAN/UYK-43、コンソール一部もAN/UYQ-21に更新された。またアーレイ・バーク級装備するものについては、レーダーD型変更されている。また、日本こんごう型護衛艦初期建造艦は、これをベースとして日本独自改正加えたベースラインJ1を装備するその後、これらの艦のシステムベースライン5フェーズIIIと同じ仕様アップグレードされたのち、2012年度より着手されイージス近代化改修(AMOD)によってベースライン9C(CR3/ACB12)にバージョンアップ改修された。タイコンデロガ級19番艦から最終27番艦まで(CG-65〜73)の9隻 アーレイ・バーク級:1番艦から17番艦まで(DDG-51〜67)の17こんごう型:1番艦から3番艦まで(DDG-173175)の3隻 ベースライン5 JTIDS/C2PやTADIXS-B導入、AN/SRS-1戦闘方向探知機Combat DF)の搭載など、指揮管制機能情報連携能力強化とともに民生品導入COTS化)によるコストダウンはかられた。また、フェーズIIIではレーダー管制プロセッサ強化されるとともに通信能力向上している。アーレイ・バーク級18番艦から28番艦まで(DDG-68〜78)の11こんごう型最終4番艦(DDG-176) ベースライン6 発展シースパローESSM短SAM搭載対応し光ファイバー艦内通信システム導入された。また、フェーズIIIレーダー改良型のD(V)型に変更したことで、低高度の目標や、低視認性目標捕捉する能力向上している。アーレイ・バーク級29番艦から40番艦まで(DDG-79〜90)の13ベースライン7 上記通りAN/UYQ-70ワークステーションによる分散コンピューティング方式導入されており、システム構成一新されている。この商用オフザシェルフCOTS)化の度合い応じた内部バージョンとして、CRCOTS Refresh)が設定されている。CRはすなわちハードウェアバージョン示したものであり、フェーズI(DDG-91〜102)はCR0、フェーズIR(DDG-103〜112)はCR1である。 共同交戦能力CEC)に当初より対応しているほか、レーダー新型プロセッサ導入し、また新型スタンダード・ミサイルであるSM-2ブロックIIIBに対応したアーレイ・バーク級41番艦以降(DDG-91) アルバロ・デ・バサン級フリゲートの5隻 あたご型護衛艦の2隻 世宗大王級駆逐艦の3隻 ホバート級駆逐艦の3隻 ベースライン8 現用イージス艦システム近代化するためのイージス近代化(AMOD)計画に基づき開発されたもので、当初はCR2/ACB08と称されていた。ベースライン8は、2008年度より、当時ベースライン2搭載していた7隻のタイコンデロガ級対象として改修開始されており、改修艦は2010年より順次艦隊復帰開始したハードウェアについてはCR2、ソフトウェアバージョンAdvanced Capability Build, ACB)についてはACB08とされており、CECにも対応した。CR2は、ベースライン7同様に情報処理装置端末AN/UYQ-70更新しアメリカ海軍標準コンピュータ・アーキテクチャとして策定したOACE(Open Architecture Computer Environment)にほぼ準拠したものとされている。またベースライン8搭載改修対象となった艦がいずれもタイコンデロガ級であったこともあり、この改修伴って下記のような改良施された。AN/SPQ-9B低空警戒レーダー導入 CIWSのファランクス・ブロック1Bへの更新 Mk.45 5インチ主砲長砲身化(54口径から62口径へ) 対潜戦能力の向上(対潜システムをAN/SQQ-89A(V)15船首装備ソナーをAN/SQS-53D、曳航ソナーをMFTAへ更新艦載機としてMH-60Rに対応) ベースライン9 ハードウェアについてはOACEに完全準拠したCR3、ソフトウェアバージョンについてはACB12とされる。またイージスBMD 5.0統合される計画であり、これにより対空戦AAW機能ミサイル防衛BMD機能両立した、IAMD(integrated air and missile defense機能実現されるベースライン9には、下記のような5つサブタイプ計画されている。9A ベースライン3搭載艦タイコンデロガ級6隻)へのバックフィット改修用。2012年度より順次搭載改修開始している。BMD機能持たないAAW機能特化型である。 9B ベースライン4搭載艦のうちタイコンデロガ級9隻へのバックフィット改修用として計画されていたが、キャンセルされた。IAMD機能有する予定であった9C ベースライン4搭載艦のうちアーレイ・バーク級17隻へのバックフィット改修用。IAMD機能有する予定である。また、まや型護衛艦にも搭載され、こちらもIAMD機能有する予定である。 9D アーレイ・バーク級フライトIIA建造再開艦(DDG-113以降)への搭載用。IAMD機能有する予定である。 9E 陸上版イージスAEGIS ashore)への搭載用。BMD機能有する予定である。

※この「ベースライン」の解説は、「イージスシステム」の解説の一部です。
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ベースライン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/09 19:45 UTC 版)

Micromort」の記事における「ベースライン」の解説

1日あたり平均死亡率平均寿命から計算できる平均寿命70歳である場合死亡率1/25,500日である。(70 × 365 = 25,550)。そしてマイクロモートは 1死亡/100日 であるので、この場合毎日39 マイクロモートになる。24時間で割ると 1.63 マイクロモート/時間になる。この値は平均寿命70歳場合の、年齢・性別問わず全ての人々平均死亡率である。他の方法でマイクロモートを計算するには、毎日死亡者数を使う方法がある。イギリスを例に取ると毎日2500名が亡くなるので、それを全国民数(6000万人)で割ると、41.6 マイクロモートが得られる。この値は全人口に対する全死亡率である。この値から自然死除外すると約1マイクロモートとなるが、これは早死のリスクの値と言えるイギリスでは毎日50人が人為的な原因死亡する.

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ベースライン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 04:33 UTC 版)

書体」の記事における「ベースライン」の解説

単にラインとも呼ばれる欧文限らず様々な文字体系存在する仮想的なと言える和欧混植組版においては一方下がって見えるといった問題解消するために、和欧間で異なるベースラインを設定することがある

※この「ベースライン」の解説は、「書体」の解説の一部です。
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