TADIXS-Bとは? わかりやすく解説

TADIXS-B

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 23:22 UTC 版)

Integrated Broadcast Service」の記事における「TADIXS-B」の解説

TADIXS-B (Tactical Data Information Exchange System-Broadcast)は元来海軍ネットワーク一部で、1990年以降続けられている情報ネットワーク革命中核的な要素のひとつである。 1990年に、米海軍ジェリー・O・タトル提督主導のもと、コペルニクスC4I構造採択した。これは、「全軍活動中心は、陸上の上部隊指揮官や行最高責任者ではなく洋上部隊指揮官である」という信念に基づき、その部隊固有のセンサーからの情報と、外部情報源SOSUSSURTASS各種情報活動の成果)からの情報を、戦闘指揮所のJOTS (後のGCCS-M (Global Command and Control System-Maritime))の画面集約し作戦系と情報系緊密に携させて健全な意思決定可能にするための情報システム構築目標とするものである。 その情報システムにおいて、部隊外の情報源からの情報伝送するための経路が、陸上ネットワークのGLOBIXS (Global Information Exchange Subsystems)と、これと洋上とを結ぶネットワークであるTADIXS (Tactical Data Information Exchange Subsystem)である。TADIXS-BはTADIXSサブセットのひとつであり、陸から海へ一方的な配信使用されるメッセージ・フォーマットの定義である。一方双方向のTADIXS-Aは、IBSには統合されず、そのまま運用されているが、IBSとの相互運用性向上が図られていると見られている。

※この「TADIXS-B」の解説は、「Integrated Broadcast Service」の解説の一部です。
「TADIXS-B」を含む「Integrated Broadcast Service」の記事については、「Integrated Broadcast Service」の概要を参照ください。

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