5人のヒロインとは? わかりやすく解説

5人のヒロイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 04:44 UTC 版)

RED GARDEN」の記事における「5人のヒロイン」の解説

生前共通点は、リーズ友達だったこと。彼女たちは5人とも一度死亡したが、ルーラ達から新し身体与えられアニムスとして生き返ったリーズを除く4人の元の身体は、ルーラ達だけが知る秘密の場所(実は学園地下)にある中に安置されている。アニムスになれるのは死亡した女性のみであり、その体は常人同じく病気罹る事もあれば体調不良陥る事もある。常人より体温低く、また傷の治り遥かに早い為、死亡さえしなければ重傷もすぐに回復するドロル対抗できる超人的な能力有するが、その発現には敵に襲われる足元にがいるなど本人焦らせ状況が必要。初めにレイチェルが偶然覚醒した自在に使いこなせはせず、ケイト覚醒してからはローズ訓練覚醒し、最も身体能力の高いクレア最後に覚醒した漫画版でも語られるように覚醒者近くにいれば他の者も連鎖的覚醒する模様定期的に力を発散しないと体調不良に陥るらしく、戦いはそうした不調解消する側面も持つ。アニムスは常に激し渇き侵されるが、何故かレモンだけはその不調癒すらしく、生のまま齧って酸味苦味感じる事は無い。前述通り高い能力回復力を持つが、唯一生きる事を諦めた瞬間が彼女達の死を招く。諦めた者は灰に変わり二度と蘇生される事は無い。この際、元の体は安置所から運び出され、表の世界で死体となって発見される。 ケイト・アシュレイ 声 - 富坂晶 イギリス系少女良家生まれ育ち成績優秀に順風満帆エリートコースを進む。学園では、生え抜きの優秀者が所属するグレース後述)に選抜された。 プレドラマCDポーラ発言から、リーズとは特に親しかったとされ、交換日記交わしていた。両親仕事不在がちであり、普段は姉のエマ二人で暮らしている。姉の事は「エマ」と名前で呼んだり「おねえちゃん」と呼んだりする。自分の「死」の影響遅刻増えてからは、家族学校呼ばれたり、校則を人に注意する方では無い事も相俟ってグレースとして不的確だと(本人意思本人不参加のまま)懲罰委員会かけられた。「ミス・グレース」と呼ばれることがある6話レモン囓ると体内に蓄積された力の暴走抑えられることを発見し仲間達伝える。8話で個性的な味覚持ち主だと発覚した10話時点での腕立て伏せ自己記録は0回。真面目で冷めた性格をしていたが、戦闘中覚醒した能力コツを掴む為に努力し、それをローズにも教えるなど優しさ併せ持つ自身の死を通じ生きる事の喜び知っていく事となる。 初心性格ゆえに男性関係ゼロ。姉エマ恋人エミリオ通じて偶然という体裁知り合ったエルヴェに、彼がドロルとは知らず利用され、後に正体知ってしまい裏切られた事に失望した死亡した思われていたリーズ発見し彼女を取り戻そうとし、エルヴェ交渉持ちかけるドロルたちの襲撃遭う。ヴィヴァレオ製薬監禁され失敗したリーズ代わりとしてドロル血液輸血されそうになるが、すんでのところでエミリオによって救われた。その際エルヴェと共に自分姉妹裏切った彼を罵倒するも、命懸け自身救い出してくれたエミリオ拒絶する事はできなかった。 当初嫉妬からケイト調べ回っていたジェシカがやがてケイトたちの秘密に付いて心配から打ち明けて欲しいと願い出た際には、なにも心配することはないと笑顔応えるまた、終盤ポーラアニムスの件も含めた全ての事情精通し社会的に追い詰められるケイト学園内で庇い続けていたことに加え自身への同性愛告白を受けるがそれを素直に受け入れた最後の日日中ジェシカグレース仕事をこなし、夜はポーラ過ごした。 「呪い解いた瞬間それまで記憶失い永遠に生き続ける」というアニムス真実を知るも、「それでも生きたい」と真実受け入れる。ドロルアニムス最終決戦ではエルヴェ対峙アンナを胸に抱いて正気失いアニムス臭くて汚らわしい死体罵倒するエルヴェ激闘繰り広げる仲間たち助け窮地乗り切り妄執として暴れ回りルーラ理事長ルーシーその手掛けたエルヴェ発症したアンナ襲われやむなくその手にかけた後に力尽きる様をリーズと共に見届けた最後リーズの灰から咲いた花で埋め尽くされレッドガーデンの上泣き続けた後期OPアニメ学生証によればスペルは「Kate Ashley」、番号は「8363h-26585-9546b」。漫画版 アニムスを「絶望伝染」だと考えており、自分のせいでポーラアニムスとなってしまった事を悔やんでいる時期もあった。また、エルヴェ裏切られた事で一度生きる事を諦めそうになるも、仲間達呼びかけ踏み止まる事ができた。最終的に体を取り戻す事は叶わず、リーズと共に崩壊したルーズベルト島アニムスとして生き続けている。 ローズ・シーディー 声 - 辻あゆみ 内気天然だが、料理上手面倒見の良い少女父親事業失敗し失踪母親は病に倒れ入院。 そのため毎朝弟妹世話追われ遅刻多くジェシカグレースに目をつけられている。 姉として弟妹たちに辛い思いさせまい頑張る。戦いが苦手で自分存在理由家族求め傾向がある。4話時点男の人付き合ったことも外国西海岸行ったことも無い。8話時点では腹筋運動が5回し出来ないらしい。努力家一生懸命勉強して学費減免受けており、新しい体の能力努力の末に開花させ、16話では行方知れずだった父を親友サラと共に探し出した戦えない言い訳重ねていたが本当はそんな自分もどかしく思っており、臆病な性格改善したい願っていた。戦い通じてそんな性格改善され行き最後に立派にドロル達と戦えるようになっているブラックコーヒー好き。 人生好転し始めた矢先アニムス真実知ってしまい、その際レイチェル対し半ば八つ当たりに近い感情ぶつけた1話ジェシカ記入した警告チケットによればスペルは「Rose Sheedy」。漫画版 最終的に人間としての体を取り戻し沢山の孫に囲まれた優しい老婆となっている。 レイチェル・ベニング 声 - 新谷良子 容貌スタイル恵まれた華やかな少女弁護士父親モデル母親持ち一見幸せそうな家庭だが、父には愛人がいるなど隠し事多く母親アルコール依存であったり、その家庭内問題抱える。大勢遊び友達夜な夜な出歩く日が多い。リーズとは一緒に映画を見に行ったことがある自分の「死」に伴う日常激変に耐えられず、一度戦いからの逃避試みた事もある。戦闘はしばしば肩を噛まれる最初の戦闘能力片鱗見せるなどしたがそれ以降ケイト覚醒するまで発揮できていないケイトを「ミス・グレース」と呼ぶなどグレースには反発感じている。ルーク付き合っていたが「死」の事実隠し続けるため未練残しつつも別れたルークとの喧嘩に際して校内泣き崩れていたところを居合わせたニック配慮部屋使わせ貰ったことがきっかけで親しくなり、余計な事情詮索せず愛妻家であるニックのすすめで読書をするようになるまた、妻の仕事の邪魔にならないようにと夜も帰宅しないニックコーヒーショップでおしゃべりをして不安な夜を過ごすようになり精神的な安定取り戻す。コーヒー嫌いの甘党だが、ニック影響で苦手なコーヒーを口にするようになる。だが、ニック不倫しているという事無根思い込み加えコーヒーショップで楽しそう会話する姿をルーク遊び仲間達に目撃されてしまい誤解されてしまう。ルークレイチェルが何かを隠していると思い聞き出そうとするがレイチェルの「誰であっても本当のこと言えない」という言葉聞きルーク別れ切り出す最後の戦い前にサムからも告白されるが「自分がもうすぐいなくなる事」を理由で袖にしている。 ルーク友達とのいざこざ相まってアニムス記憶を失う事に対してすんなり受け入れていた。 公式ガイドブックによればスペルは「Rachel Benning」。漫画版 最終的に人間としての体を取り戻し50年経った今でもスキャンダル事欠かない破天荒なスターとして活躍している。 クレア・フォレスト 声 - 沢城みゆき ヒスパニック系の血が入っている設定で、 いつも強がり世間斜に見るクールな少女母親死別し母の死にも立ち会わなかった仕事だけが生きがい父親を「家族一顧だにしない冷血漢」だと誤解して反発ダウンタウンの安アパート一人暮らしをしている。そのため生活は苦しく、8話で電話ガス止められたりしており、自分の「死」の影響アルバイトままならない学園内では粗野な行動発言でやや浮いており、単独行動ユアンといることが多い。ユアンを「彼氏」とまでは見ていない。後に客観的に二人の関係ケイトたち他の3人に指摘され意識するうになる生き残り能力秀でており、戦闘時に他の三人を庇ったり、バット電話機等の武器用意したり、自分達の「死」の真相調べたり積極的な行動をとる。日頃強気な態度を取るが、精神面には脆さ隠されている。テレビ持っておらず、オンボロ自家用車乗り回しクラシック音楽趣味。外飼っている。細身体型で、小柄なローズよりも体重が軽い。 兄の事業の失敗自殺未遂、そしてそれによって明らかになった父の本当想い知りわだかまりを解く事となる。クリスマスハンバーガー屋を正式に辞めユアンデートの後キスをして戦い赴いた公式ガイドブックによればスペルは「Claire Forrest」。漫画版 最終的に人間としての体を取り戻して世界中巡り気まぐれ出した手紙インドまで駆け付けたユアンその場結婚した事が語られている。 リーズ・ハリエット・メイヤー 声 - 福圓美里 心優しく流されやすい、儚い少女。本来あまり接点無かった、ケイト・ローズ・レイチェル・クレアの4人を繋ぐ、唯一の少女寒がり猫舌。既に死体発見されて「自殺」と判断され葬儀が行われた学園の生徒アニムスとなった彼女の身体ドロル一族後述)に強奪されベンダー達の技術によって蘇生した蘇生後の彼女は記憶失っているはずなのだが、エルヴェへの好意残っていた。 実は生前エルヴェと偶然知り合って恋人同士の関係にあった。その秘密ケイトにだけ打ち明けエルヴェについては暗号として交換日記に記す。アニムスおびき寄せるためのエサとして殺害されエルヴェ屋敷安置されていたがそのこと失踪した彼女を心配して探していたケイトたち4人を巻き込むことになる。この時にケイト交換日記所持しておりエルヴェ持ち去られた。 エルヴェとの会話通じ抑圧されながらも記憶取り戻しつつあったが、実験の結果ドロル体液注入されたが拒絶反応出てしまい返り血浴びると一時的に発症するうになる。彼女が使い物にならない判断されたことがケイト実験体として狙われるドロル戦いへと駆り立てるエルヴェ謀略により過剰投薬によって記憶抑圧されエルヴェエミリオ拉致されるリーズエルヴェ最初に出会った浜辺放置されエルヴェを追うように心神喪失状態で海に入ろうとしたところをクロード発見され保護されかけるが、彼女を追ってきたラウルたちにクロード殺害され返り血浴びたことで一時的に発症拘束後、移送中にドロルたちを殺害して交通事故起こす。その姿をケイトニール目撃されるニールもまた殺害されラウル捕まりヴィヴァレオ製薬移送された。ただし、純粋なドロル異なり時間が経つと元に戻る上アニムスや一般人に襲い掛かる事も無い。 ケイト救出作戦最中、ヴィヴァレオ製薬から単身脱出その後術衣のまま生前記憶に従って街を彷徨いドロルアニムス血みどろ最終決戦最中学園教室にてケイト達と再会するエルヴェへの想い譫言のように繰り返し彼の死に立ち会った呪い解けた後、その体は眠るように土へと還りルーズベルト島一面に咲く赤い花となった墓碑銘3話によればスペルは「Lise Harriette Meyer」。学生証13話によれば番号は「6912h-84511-7548b」。漫画版 他の4人より1年以上早くアニムス化していたとされ、その素質は凄まじいものであったという。ヴィヴァレオ製薬囚われドロルにされてしまう事は原作同じだが、その後の戦い命を落とす事は無く50年後もアニムスの体のままケイトと共に生き続けている。

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