主なグッズ・関連商品
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「初音ミクのメディア展開」の記事における「主なグッズ・関連商品」の解説
ねんどろいど 初音ミク(グッドスマイルカンパニー) 2008年3月31日発売。デフォルメフィギュア。通常の表情のほか、付属品としてはちゅねミクフェイスとネギがついている。ブームの「火付け役」ともいえるニコニコ動画では2007年11月26日から午前0時の時報(ニコニコ動画#バージョンを参照)とともにCMが流されたこともあって、フィギュア業界では2000 - 3000体売れればヒットと言われる中、Amazon.co.jpだけで予約開始から約1日半で1万個以上の予約が入り発売元では急ぎ生産ラインを増やしたがそれでも追いつかず、予約数は数十万単位となり、そうした予想を大幅に上回る人気から初音ミクは「緑の悪魔」とまで呼ばれた。なお、ニコニコ動画の時報を使った企業によるCMはこの商品が初めてである。また、2008年8月3日のワンダーフェスティバル2008[夏]では付属顔がはちゅね顔とのっぺら顔のみという「はちゅねフェイスver.」が発売されている。これはグッドスマイルカンパニーの通販サイトでも期間限定で販売された。2011年3月には、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)のチャリティー企画として、応援顔やパーツを加えた「応援ver.」が発売された。また、ニンテンドー3DS用ゲーム「初音ミク and Future Stars Project mirai」には立体視に対応した3Dモデルとして登場し、立体カメラを通したAR機能にも対応した。 同「ねんどろいど」シリーズでは、後述のアニメ作品『らき☆すたOVA』作中で柊かがみが初音ミクのコスプレをする場面を再現した「ミックミクかがみ」も2009年5月に発売された他、『Hatsune Miku Orchestra』のジャケットを基にした「初音ミク アブソリュートHMO・エディション」も2011年2月に発売された。浅井真紀によるデザインの「初音ミク Append」も発売されており、LED台座が付属している。 2013年には、No.300記念商品として、1から作り直した「初音ミク2.0」が発売された。 1/6 初音ミク 組立てキット(ボークス) 2008年4月12日発売の一般販売に先立ち、2008年2月24日のワンダーフェスティバル2008[冬]で先行販売され、最初の販売された初音ミクのフィギュアとなった。1/6スケール、ウレタン樹脂製・未塗装、未組立ガレージキット。一般販売は予約分だけで完売し、その後「モエコレPLUS 1/6 初音ミク」として2008年9月に発売された同一原型のPVC製塗装済完成品も、2008年4月29日に予約が開始されると予想を上回る注文があり、瞬く間に2次生産分まで予約で完売した。その後「モエコレPLUS」版にオプションパーツの追加や修正を施したものが「モエコレPLUS 1/6 初音ミク アンコールパッケージ」として発売されている。 初音ミク(グッドスマイルカンパニー) 2008年9月27日発売。完成品の非可動モデル。KEI書き下ろしのデザインを採用しているのが特徴。ワンダーフェスティバル2008[冬]で未着色状態でお目見えし、2008年3月27日から3日間開催の東京国際アニメフェア2008で着色状態が発表された。予約開始後数日で初回生産分が完売する人気商品となった。Amazon.co.jpの「おもちゃ&ホビーストア」における2008年の販売ランキングで3位となっている。1/8スケール、PVC製、塗装済み。 figma 初音ミク(企画・開発:マックスファクトリー、販売:グッドスマイルカンパニー) 2008年9月10日発売。ディフォルメではない可動フィギュア。顔パーツ(計2種)と手首パーツ(計10種)、またネギ2本とマイク及びマイクスタンドが付属する。上記と同じく東京国際アニメフェア2008で発表され、2008年8月30日のキャラホビ2008 C3×HOBBYで先行販売されると用意した1000個が1時間で完売するなど人気を集めた。Amazon.co.jpの「おもちゃ&ホビーストア」における2008年の販売ランキングで1位となっている。全高約140mm。塗装済。さらに、ワンダーフェスティバル2009[夏]限定で、同「ライブステージVer.」が発売された。2011年8月には同「Append ver.」が発売される予定である。 また、ねんどろいどシリーズ同様figmaでも、後述の『らき☆すたOVA』作中の柊かがみが初音ミクのコスプレをする場面を再現した「柊かがみ コスプレVer.」の発売された。 2013年には、No.200記念商品として、1から作り直した「初音ミク2.0」が発売される予定。 初音ミクモバイル 2008年9月16日より初音ミクをはじめとするVOCALOIDシリーズで作成された着うた、キャラクターの待受などが揃う、NTTドコモ向け公式サイト「初音ミクモバイル」が開設され、順次auやSoftBank、スマートフォンに対応した。 みくせん(志満秀/MM Agency) 2009年5月25日発売。初音ミクのために老舗の海老煎餅メーカーの志満秀が特別に開発したネギ入りの海老煎餅。パッケージ及びせんべい本体には初音ミク他VOCALOIDキャラクターやQRコード(みくせん公式ページ)が着色料でプリントされている。これらのデザインや商品のテーマソングは2008年末からピアプロ上で行われたコラボ企画で公募された。初回生産分1000個のところを一晩で約800個を販売、発売日を待たずして1,000個全てが完売した。採用されなかったイラストやパッケージデザインも箱内に入っている小冊子や公式サイトに掲載されており、採用されたイラストやパッケージデザイン、テーマソングには志満秀側のコメントが掲載されている。 テーマソングは「ぱりぱっぱ」(ラマーズP作)。曲の長さは14秒。みくせん公式サイトでダウンロードできる。 当初はインターネット通販での予約販売のみの扱いであったが、安定した供給が可能になったため、同年7月18日よりまず香川県高松市にある志満秀高松本店と高松空港店限定で店頭販売が始められ、隠れた香川土産として好評で採算が見込めると判断されたことから2010年3月9日には香川県内の直営店全てに販売店舗が拡大された。 ねんどろいどぷらす ぬいぐるみシリーズ01 「初音ミク」(製造・発売:Gift、販売:グッドスマイルカンパニー) ねんどろいどぷらす ぬいぐるみシリーズ02 「はちゅねミク」(同上) 2009年9月発売。可動式のぬいぐるみ。 ねんどろいどぷち ボーカロイド#01(グッドスマイルカンパニー) 2009年11月発売。デフォルメフィギュアのシリーズ商品で、オリジナルの初音ミクの他、初音ミクから派生した「亞北ネル」、「弱音ハク」、「サイハテミク」もラインナップされており、シークレットの「はちゅねミク」に至っては関節が可動する。 supercell feat.初音ミク ワールドイズマイン(グッドスマイルカンパニー) 2009年12月発売。ニコニコ動画に発表され後にアルバムCDにも収録されたsupercellの楽曲「ワールドイズマイン」の動画に登場する初音ミクを、ヴィネットとして再現したフィギュア。台座の色の違いによる2種類が存在。2009年5月には同フィギュアのテレビCMが放送され、モチーフとなっている初音ミクの楽曲も流れた。1/8スケール、PVC製、塗装済み完成品。 ねんどろいどぷらす ボーカロイド 激走プルバックカー ミク&ネギカー(グッドスマイルカンパニー) 2010年3月発売。キャラクターフィギュアとキャラクターを象徴するアイテムを元にしたプルバックカーのセット。 超合金初音ミク(バンダイコレクターズ事業部、マックスファクトリー、企画協力:グッドスマイルカンパニー) 2010年に ホビージャパン40周年記念企画として開発されたもので、同誌通販限定で販売された。マイクスタンドやキーボードなどに加え「超合金」らしいアイテムとしてロケットパンチパーツが付く。 乙女衣装図鑑×初音ミク ゴシック&ロリータファッション総合サイトの乙女衣装図鑑とピアプロのコラボレーションで、2010年冬、「乙女衣装図鑑×初音ミク」として、普段でも着られる「初音ミク」「鏡音リン・レン」「巡音ルカ」に着用をイメージした、普段でも着られるような春夏のお洋服&ファッション小物のデザイン募集がピアプロで行われ、関係各社及び特別審査委員との選考の結果採用されたものが、参加ブランドにより商品化された。 Pullip / VOCALOID ・初音ミク(株式会社グルーヴ) 2011年4月発売。ファッションドール「プーリップ」とのコラボレーションドール。付属品として、ヘッドセットとネギが同梱されている。また、2011年6月には「雪ミク」のプーリップ(限定1,000体)、11月には「LOL -lots of laugh-」バージョン(衣装違い・ウサギの被り物付き)が発売された。 初音ミク×Hello Kitty 2012年1月25日、「初音ミク×Hello Kitty」シリーズとしてハローキティとコラボレーションしたグッズの販売が行われた。 初音ミクフレーム切手 2012年2月10日、初音ミクの雪像をイメージした「雪ミク」のオリジナルフレーム切手が北海道の一部郵便局で、同月25日には、郵便局のネットショップで限定発売された。 北海道フィギュアみやげ(企画:ケンエレファント 製作:海洋堂) 新千歳空港限定で販売されている、北海道を代表する名所や名物のカプセルトイ。全8種類の中に雪ミクがラインナップされている。なお、そのほか7種は、札幌市時計台、新巻鮭、スープカレー、クラーク博士像、DD51形ディーゼル機関車、B☆Bの雪像、キタキツネ。 2013年にはvol.2が発売された。全7種類の中に雪ミク2013がラインナップされている。なお、そのほか6種は、北海道庁旧本庁舎、登別温泉、砕氷船おーろら、ヒグマと鮭、いかめし、AIRDOの旅客機。 アース ミュージック&エコロジー ジャパンレーベル(earth music & ecology) 2012年3月より、「earth music & ecology」の展開する、日本のアニメ・漫画と、ファッションのコラボレーション「アース ミュージック&エコロジー ジャパンレーベル」で、初音ミクをイメージしたイラストをもとに商品を展開している。 パワーパフガールズ 日本国内放送開始10周年でグッズ展開の企画が行われた。 初音ミク×Tカード(カルチュア・コンビニエンス・クラブ、ファミリーマート) 2013年6月11日から11月30日の期間限定で、初音ミクのイラストの入ったポイントカード「Tカード」の発行受付を行っている。TSUTAYAで申し込みの「Tカード」、ファミリーマートで申し込の「ファミマTカード」の2種類がある。「Tカード」、キャラクターと本格的にコラボレーションしたのはこれが初めてだという。音楽やイラスト制作に利用できるハードやソフトのクーポンや、初音ミクグッズに応募できるカード会員限定特典も用意されている。 初音ミクリカちゃん(タカラトミー) 初音ミクの格好をしたリカちゃん人形。2013年7月に発売。開発チームの独自のユーザー調査により、3歳から6歳の子供にも初音ミクが浸透していると判断され、開発されたという。限定品ではなく通常モデルとなっている。 Domino’s App feat. 初音ミク(ドミノ・ピザ) 2013年7月17日から2014年3月9日まで、メニューから注文までできるアプリ「Domino’s App」の全ての機能が、ドミノ・クルーのプロデュースによる初音ミクのイメージにデザイン一新された。App内で登場する楽曲の多くも、ドミノ・ピザのクルーたちがプロデュースしたオリジナルボカロ曲となっている。コラボアプリからピザを注文すれば、2013年5月12日初音ミク仕様のピザボックスで届けてもらえ、しかも、このApp限定のボックスは、アプリの機能を使うことで初音ミクのARライブステージが表示される等がなされた。 ミックリマン(ロッテ) 2013年8月1日にロッテのシール付きチョコレート菓子ビックリマンとの公式コラボミックリマンがファミリーマートで発売された。 Xperia feat.HATSUNE MIKU(ソニーモバイルコミュニケーションズ) 2013年9月発売のNTTドコモ向けスマートフォンの「XperiaTM」と「初音ミク」のコラボレーションモデル。39,000台限定で発売。背面に「XperiaTM」と「初音ミク」の世界観を融合したグラフィックを施し、壁紙やオリジナルウィジェットなど、内蔵コンテンツも特別仕様。 生八ツ橋 聖、京都焼ショコラ(聖護院八ツ橋総本店、株式会社寺子屋) 聖護院八ツ橋総本店と株式会社寺子屋とのコラボ商品が、2014年8月30日にインテックス大阪で開催されたイベント『初音ミク「マジカルミライ 2014」in OSAKA』にて販売され、2014年9月20日から京都市にて開催される『京都国際マンガ・アニメフェア2014』を皮切りに、関西エリアでの限定販売にて展開されている。 初音ミク×CuteRody 2014年5月より、初音ミクとイタリア生まれの乗用玩具「Rody」発のブランド「CuteRody」がコラボレーションしたプライズ景品がタイトーより展開された。ダーツのPHOENIXマシン、D-1Xマシン用のカードも発売。 デジアイ(ロート製薬) ロート製薬とコラボレーション商品で、ブルーライトによる目の疲れに効く目薬として2014年7月に発売された。初音ミクをプロモーションキャラクターに起用し、パッケージには初音ミクの目元があしらわれ、デジアイに関する初音ミクによるARライブがスマートフォンのアプリとして配信された。 シュタイフ×初音ミク(シュタイフ社) ドイツの最高級ぬいぐるみブランドシュタイフとのコラボ商品。2015年3月9日から予約が開始され、限定1,500体で販売される。初音ミクをイメージして、フリルのついた襟とネクタイ、肩には「01」の刺繍があしらわれ、足裏には初音ミクの名前「Miku」とシルエットがデザインされている。 AG03-MIKU / AG03 初音ミクモデル(YAMAHA) 2015年5月28日発売された、クリプトン・フューチャー・メディアとのコラボレーションで生まれた、ウェブキャスティングに便利な機能を備えた音楽・音声用3チャンネルミキサー、通称ミクミキサー。同梱の「初音ミクおためしセット」で、「初音ミク」の歌声ライブラリを使用したボーカロイド曲制作を手軽に体験できると謳われている。 スキ ヤキ Loves 初音ミク 2015年にジャパニーズ・ポップカルチャー・プロジェクト「スキヤキ」とピアプロがコラボレーションして、『初音ミク 妄想フェス』企画に投稿されたアイデア・イラストを商品化した。 ミニエンゼルパイ<初音ミクのメロン味>(森永製菓) 2016年2月23日より期間限定で発売されたエンゼルパイとのコラボレーション商品。今回のコラボレーションを記念して誕生したキャラクター「エンゼルパイイメージミク」やエンゼルパイの擬人化キャラクター「エンゼルパイちゃん」をあしらった、全4種類のパッケージが展開される。商品パッケージと専用アプリの連動キャンペーンも実施され、アプリをダウンロードしたスマートフォンを商品パッケージにかざすとフォトフレームを入手できる。また、3DCGソフト「MikuMikuDance」で使用できる「エンゼルパイイメージミク」と「エンゼルパイちゃん」のモデルも無料配布された。 『キラキラ☆プリキュアアラモード』×「初音ミク」「鏡音リン・レン」コラボグッズ(東映アニメーション・ABCアニメーション) 朝日放送・テレビ朝日系列のテレビアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』と、2017年で10周年となった「初音ミク」「鏡音リン・レン」とのコラボレーションとして、互いのコスチュームを交換したイラストを用いたグッズを札幌パルコでの出張店舗を含むプリキュアシリーズ公式ショップ「プリティストア」で販売する。 osoba(本田技研工業、ドワンゴ) 2019年1月に配信予定のS660センターディスプレイ車向けのスマートフォンアプリ。運転状況や車両の状態に応じて初音ミクが発話する。 初音ミク チロリアン シャインマスカット味 2021年8月から販売の千鳥饅頭総本舗のチロリアンとのコラボレーション商品。シャインマスカット味はコラボ限定のフレーバーとなっている。包装イラストだけでなく、CM映像にもミクが起用されている。
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