シャインマスカット【シャインマスカット】(果樹)
登録番号 | 第13891号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ぶどう | |
登録品種の名称及びその読み | シャインマスカット よみ:シャインマスカット | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山田昌彦、佐藤明彦、山根弘康、平川信之、岩波宏、吉永勝一、小澤俊治、三谷宣仁、白石美樹夫、吉岡美加乃、中島育子、中野正明、中畝良二 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「安芸津21号」に「白南」を交配して育成されたもので、果皮の色が黄緑又は黄白、果粒の形が短楕円で大粒の育成地(広島県豊田郡安芸津町)では8月中旬に成熟する早生種である。樹の広がりは大、樹勢は強である。熟梢の太さは太、色は黄褐、節間横断面の形は円、表面の形状は滑、幼梢先端の色は薄赤、巻きひげの着生は2である。花穂の着生数は中、花性は両性、花粉の多少は多である。成葉葉身の形は五角形、裂片数は5片、葉身横断面の形は樋状、葉縁鋸歯の形は両側直線、葉柄裂刻及び成葉上裂刻の一般的な形は閉じる、深さは浅、成葉の大きさは大、上面の色は緑、葉柄の色は淡紅、成葉の下面葉脈間、下面主脈上及び葉柄の綿毛の密度は密、中肋に対する葉柄の長さの比は短、葉柄の太さは太である。穂梗の太さは太、長さは長、色は淡紅である。果房の形は有岐円筒、大きさは極大、長さは長、着粒の粗密は中、果梗の太さは太、長さは短、色は黄緑である。果粒の形は短楕円、大きさは大、果皮の色は黄緑又は黄白、果粉の多少、果皮の厚さ及び果皮と果肉の分離性は中、果肉の色は不着色、肉質は崩壊性、甘味は高、酸味は少、渋味は無~極少、香気はマスカット、果汁の多少は多、種子の数及び形は中、大きさは大である。発芽期は中、開花期は晩、成熟期は早で育成地においては8月中旬である。果実の着色の難易は着色しない、花振いの多少は中、無核果粒の混入及び裂果の多少は無~極少、果梗の強さは強、果梗と果粒の分離は中である。「白南」と比較して、成葉上裂刻の深さが浅いこと、成熟期が早いこと等で、「ネオマスカット」と比較して、果粒が大きいこと、果肉の肉質が崩壊性であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に農林水産省果樹試験場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、広島県豊田郡安芸津町)において、「安芸津21号」に「白南」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
シャインマスカット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/13 00:06 UTC 版)
シャインマスカット (Shine Muscat) は、日本の農林水産省が所管する農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)によって育種・登録された広島生まれの[出典 1]ブドウの栽培品種[出典 2]。命名登録番号は「ぶどう農林21号」[出典 3]。
注釈
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- 1 シャインマスカットとは
- 2 シャインマスカットの概要
- 3 特徴
- 4 関連項目
シャインマスカット (Shine Muscat)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 10:26 UTC 版)
「マスカット (ブドウ)」の記事における「シャインマスカット (Shine Muscat)」の解説
1988年に農業・食品産業技術総合研究機構が育種し、2006年に品種登録された。ジベレリン処理により種無しになり、皮ごと食べられる大粒緑色の品種。アメリカ系雑種であるスチューベンの血を4分の1引く。
※この「シャインマスカット (Shine Muscat)」の解説は、「マスカット (ブドウ)」の解説の一部です。
「シャインマスカット (Shine Muscat)」を含む「マスカット (ブドウ)」の記事については、「マスカット (ブドウ)」の概要を参照ください。
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