ナイアガラは、ニューヨーク州ナイアガラで誕生した白ブドウ品種であり、コンコードとキャッサデー(英語版)の交雑種である。フォクシー・フレーバーが強いのが特徴である[1]。果皮と果肉との分離が容易であり、果肉は軟塊である。成熟時の果皮色は緑黄色〜白黄色であり、糖度は20〜21度を超える[2]。
日本での栽培状況
1893年(明治26年)に日本に伝わった[3]。日本での2010年のナイアガラの収穫量は785.3トンであり、用途として、生食用 300トン、醸造用 418.5トン、果汁用 59.5トンである。日本の全収穫量の多くが長野県、北海道であり、岩手県でも収穫されている[4]。
関連項目
出典
- ^ “品種”. 日本ワインを愛する会. 2013年1月31日閲覧。
- ^ “ナイアガラ”. 勝沼ネット. 2013年1月31日閲覧。
- ^ “ぶどうのページ”. 果物ナビ. 2013年1月31日閲覧。
- ^ 平成22年産特産果樹生産動態等調査 農林水産省
ブドウ(ブドウ科ブドウ属) |
西アジア種群 ヨーロッパ・ブドウ ヴィニフェラ種 |
|
北米種群 アメリカ・ブドウ ラブルスカ種 |
|
東アジア種群 |
|
雑種 |
ヴィニフェラ×ラブラスカ系 交雑種 |
|
ヴィニフェラ×ラブラスカ×リンケクミー系 交雑種 |
- マスカット・ベーリーA
- 出雲クイーン
- 安芸シードレス
- ベーリー・アリカントA
- ブラック・クイーン
- 甲斐ノワール
|
ヴィニフェラ×ラブラスカ×エースティバリス系 交雑種 |
|
ヴィニフェラ×ダヴィディ系 交雑種 |
- 甲州
- 甲州三尺
- ネオマスカット
- 紅三尺
- ブラック三尺
- 紫苑
- 北光
- 甲斐ブラン
- 巨摩光
- 甲州セミヨン
- 巨摩セミヨン
- シャルドネ ドゥ コライユ
|
ヴィニフェラ×アムレンシス系 交雑種 |
|
三倍体 交雑種 |
- キングデラ
- 甲斐美嶺
- サマーブラック
- ハニーシードレス
- 尾鈴
- BKシードレス
- ナチュベアマリー
- ナガノパープル
|
四倍体 交雑種 |
- 巨峰
- ピオーネ
- 藤稔
- サニールージュ
- 翠峰
- 多摩ゆたか
- 紅富士
- 紅伊豆
- 竜宝
- オリンピア
- 安芸クイーン
- 黄玉
- 紫玉
- シナノスマイル
- ブラックビート
- クイーンニーナ
- ハニービーナス
- サンヴェルデ
- あずましずく
- オーロラブラック
- エーデルロッソ
- ルビーロマン
|
|
|
|