アイスワインとは? わかりやすく解説

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アイスワイン

別表記:アイスヴァイン
英語:icewineeiswein

凍らせた葡萄搾った果汁作ることで、通常のものに比べて甘み凝縮されワインのこと。

アイスワイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 01:55 UTC 版)

ワイン」の記事における「アイスワイン」の解説

アイスワインは、樹上凍ったブドウから生産されるワインである。水分は凍るが糖やその他の固体成分凍らないため果汁濃縮され、非常に甘いワインとなる。自然に濃縮され果汁発酵させる点は貴腐ワイン同じだが、アイスワインはボトリティス・シネレア影響受けていないため貴腐香は持たない

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アイスワイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/29 17:30 UTC 版)

デザートワイン」の記事における「アイスワイン」の解説

氷結したブドウから造られるワイン主な国地域圏ワイン法では、アイスワイン用のブドウ収穫する際の気温は -7下回るべき旨を定めている。この温度ではブドウ果実含まれる水分凍結するが、氷晶成長と共に糖やその他の溶質が未凍結部分追い込まれ成分濃縮される。こうして凍結したブドウから搾汁すると濃縮され果汁得られ、高糖度環境適応した特殊な酵母による長時間発酵経てアイスワインができる。アイスワインは非常に甘いながら酸味との均整秀でる。アイスワインは製造向けられるブドウの収穫量が非常に少なく、また製造量や可否気候条件依る部分大きく、従って一般に高価である。アイスワインの製造には氷点下環境でも結実した房が落ちない物理的に頑健な品種向いており、その最たるものリースリングである。 最も有名なアイスワインはドイツの "Eiswein" やカナダ造られるのである。しかしこれら以外のでも、アメリカオーストリアクロアチアチェコスロバキアスロベニアハンガリーオーストラリアフランスニュージーランドなど、気候条件適合する各国少量ながら生産されている。 アイスワインの生産プロセス人為的に再現したものがクリオ・エクストラクションである。収穫した果実冷凍庫凍結させ、同様のプロセス経て醸造する甲州のように、繊細ではあるが濃縮感に欠け品種において効果発揮する少数ではあるが国産でもアイスワインを称する商品流通している。しかしながら気候的にも天然でアイスワインの条件満たしつつ、同時に樹木自体冷害及ばないという条件を満たすことは困難を極め人工的に果実氷結されて醸造する人工アイスワイン」が基本となる。 極めて一部ではあるが、北海道などでも栽培可能なケルナー用い温度管理などの多数工程を踏むことによって天然のアイスワインを製造した例も存在するしかしながら果実凍結させるまでの手自体多数の人の手介入していることも事実であり、真の意味での国産天然アイスワインは存在しておらず気候観点から見て天然環境下での製造不可能に近い。

※この「アイスワイン」の解説は、「デザートワイン」の解説の一部です。
「アイスワイン」を含む「デザートワイン」の記事については、「デザートワイン」の概要を参照ください。

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