日本の白ワイン用ブドウ品種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:49 UTC 版)
「白ワイン」の記事における「日本の白ワイン用ブドウ品種」の解説
日本では、日本固有種も含め、いくつかの品種で白ワインの生産が行われている。: 甲州 : ヨーロッパブドウに属するがいつ日本に伝わったかは分かっていない。山梨県固有品種で、95%以上を山梨県で生産する。灰色系ブドウで藤色~エビ茶色の皮を持つ。元々は生食用であったが、日本のワイン醸造の発展とともに醸造用に使われるようになった。ややピンクの液色で、酸味と香りは突出した個性がない。 ナイアガラ : アメリカ原産のブドウ品種。1893年 (明治26年)に日本に伝わった。生食用が多く、長野県、北海道、山形県などで生産されている。フォクシー・フレーバーが強い。粒は小さく、果汁が豊富で風味がよい。 デラウエア : アメリカ原産のブドウ品種。1872年 (明治5年)に日本に伝わった。主に山形県、山梨県で生産されている。粒は小さく、香りは控えめだが、果汁が豊富で糖度が高いため、甘口で若いうちに飲むワインに適している。 勝沼の甲州のブドウ畑 ナイアガラ デラウエア
※この「日本の白ワイン用ブドウ品種」の解説は、「白ワイン」の解説の一部です。
「日本の白ワイン用ブドウ品種」を含む「白ワイン」の記事については、「白ワイン」の概要を参照ください。
- 日本の白ワイン用ブドウ品種のページへのリンク