安芸津町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/14 10:10 UTC 版)
あきつちょう 安芸津町 |
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正福寺山公園と瀬戸内海
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廃止日 | 2005年2月7日 | ||||
廃止理由 | 編入合併 賀茂郡黒瀬町、河内町、豊栄町、福富町、豊田郡安芸津町 → 東広島市 |
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現在の自治体 | 東広島市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | ![]() |
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地方 | 中国地方(山陽地方) | ||||
都道府県 | 広島県 | ||||
郡 | 豊田郡 | ||||
市町村コード | 34422-2 | ||||
面積 | 65.08 km2 | ||||
総人口 | 12,272人 (2004年3月31日) |
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隣接自治体 | 竹原市、東広島市、豊田郡安浦町 | ||||
町の木 | コバンモチ | ||||
町の花 | ジャガイモ | ||||
町の鳥 | コサギ | ||||
安芸津町役場 | |||||
所在地 | 〒729-2402 広島県東広島市安芸津町三津4398 |
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座標 | 北緯34度19分11秒 東経132度48分48秒 / 北緯34.31969度 東経132.81339度座標: 北緯34度19分11秒 東経132度48分48秒 / 北緯34.31969度 東経132.81339度 | ||||
特記事項 | 町役場のデータは東広島市役所安芸津支所のものである。現在は郵便番号が変更されている。 | ||||
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安芸津町(あきつちょう)は、広島県にあった町。豊田郡に属した。2005年2月7日に賀茂郡黒瀬・河内・豊栄・福富各町とともに東広島市に編入された。
地理
河川
- 三津大川
- 高野川
- 郷川
山
- 蚊無奥山(541.6m)
- 野山(491.8m)
- 灘山(296.4m)
島
歴史
町名の由来
沿革
- 1889年4月1日 - 市町村制施行。安芸津町域には当時賀茂郡に属する早田原・三津の両村と豊田郡木谷村があった。
- 1893年4月12日 - 三津村が町制施行して三津町になる。
- 1943年1月1日 - 賀茂郡三津町及び早田原村、豊田郡木谷村が対等合併して安芸津町が成立する。
- 1956年4月1日 - 安芸津町の所属郡が賀茂郡から豊田郡に変更される。
- 2005年2月7日 - 賀茂郡黒瀬・河内・豊栄・福富各町とともに東広島市に編入される。
主な出来事
主要施設
- 県立安芸津病院
- 東広島市安芸津B&G海洋センター
- B&G財団による体育館およびプール施設。国道185号線沿い、駐車場70台収容。
教育(2005年2月6日当時のデータ)
小学校
- 安芸津町立大田小学校
- 安芸津町立風早小学校
- 安芸津町立木谷小学校
- 安芸津町立小松原小学校
- 安芸津町立三津小学校
- 安芸津町立大芝小学校(1992年より休校)現在は校舎なども取り壊されている。
中学校
高等学校
交通(2005年2月6日当時のデータ)
鉄道
道路
- 国道
- 主要地方道
- 一般県道
航路
名所・旧跡
- 正福寺山公園…サクラの名所。
- 祝詞山八幡神社
産業
大字(2005年2月6日当時のデータ)
安芸津町出身の有名人
- 赤松珠抄子(空間プランナー)
- 安芸乃島勝巳(元力士、最高位は関脇、現高田川親方)
- 大洲秋登(詩人)
- 岡本綾子(女子プロゴルファー) - 世界ゴルフ殿堂入りしている世界的な名選手。
- 加計勉(教育者、実業家) - 加計学園創始者。三津町出身。
- 日下晃次郎(三津町長、広島県多額納税者、廣島證券商事社長)
- 日下賛三(酒造家、素封家)
- 日浦孝則(歌手、元class) - 大芝島出身。
- 三浦仙三郎(酒造家、吟醸酒発明者、吟醸酒の産みの親、軟水醸造法開発) - 豊田郡三津村。
- 南喜陽(柔道家) - 1973年、75年世界選手権優勝。
- 南一誠(演歌歌手) - 広島を中心に活動している。
脚注
- ^ 「ガス貯蔵所を直撃 タンク爆発6人がケガ」『朝日新聞』昭和47年(1972年)7月10日夕刊、3番、11面
関連項目
外部リンク
- 安芸津町ホームページ(2005/01/20アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
安芸津町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 11:15 UTC 版)
市の最南部に位置する。漁業や造船業が盛んである。安芸津の名の由来は、かつて安芸の国の表玄関の港であったことに因る。西条にはこの安芸国の国府があったと言われ、現在も国分寺などが残っている。国府の近くには、1日の行程の所に港(津)が定められていたようで、古代から重要な関係にあった。また、吟醸酒の産みの親である三浦仙三郎は安芸津出身であり、酒造の盛んな地域(安芸津の酒)として知られている。酒どころ西条とは明治以降も縁が深い。東広島市が誕生して以降は市や議会、民間レベルでの交流も盛んで、安芸津が東広島市と結びついたのは、平成の大合併の単なる思い付きであったとは言えない。元々、安芸津は豊田郡となる前は古来より賀茂郡だったので、古からの結び付きも強い。 JR呉線沿線の竹原市や呉市との結びつきも強い。侵食などにより消滅寸前の小島、ホボロ島がある。 木谷の赤崎地区は名の示す通り、真っ赤な赤土の大地の岬である。ホボロ島と同様に火山灰と噴石が固まって出来た岩石には鉄分が含まれ真っ赤な色となる。しかし同地では水はけが比較的よく程よい保湿力もあり、「赤碕のジャガイモ」はとても出来が良く、特産ブランドとして出荷されている。安芸津の赤レンガは、赤土の大地から流れ積もった堆積物から造られており、全国の市場シェアの50%を占める生産量となっている。
※この「安芸津町」の解説は、「東広島市」の解説の一部です。
「安芸津町」を含む「東広島市」の記事については、「東広島市」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
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