安浦町とは? わかりやすく解説

安浦町

読み方:ヤスウラチョウ(yasuurachou)

所在 北海道函館市


安浦町

読み方:ヤスウラチョウ(yasuurachou)

所在 神奈川県横須賀市


安浦町

読み方:ヤスウラチョウ(yasuurachou)

参照 呉市(広島県)

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒041-1612  北海道函館市安浦町
〒238-0012  神奈川県横須賀市安浦町

安浦町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 08:26 UTC 版)

やすうらちょう
安浦町
安浦町旗 安浦町章
廃止日 2005年3月20日
廃止理由 編入合併
音戸町蒲刈町倉橋町豊浜町安浦町豊町呉市
現在の自治体 呉市
廃止時点のデータ
日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
豊田郡
市町村コード 34423-1
面積 63.53 km2
総人口 12,892
(2004年3月31日)
隣接自治体 呉市、東広島市
町の木 ヤマモモ
町の花 サツキ
安浦町役場
所在地 729-2516
広島県豊田郡安浦町中央三丁目2番9号
座標 北緯34度16分56秒 東経132度44分27秒 / 北緯34.28222度 東経132.74078度 / 34.28222; 132.74078座標: 北緯34度16分56秒 東経132度44分27秒 / 北緯34.28222度 東経132.74078度 / 34.28222; 132.74078
特記事項 現在は郵便番号が変更されている。
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安浦町(やすうらちょう)は、かつて広島県に存在した町。2005年3月20日豊田郡豊浜両町及び安芸郡音戸蒲刈倉橋各町とともに呉市に編入されて豊田郡安浦町は消滅し、現在は呉市安浦町として存在する。

町名の由来

合併時、時の県知事横山助成が「安かれ」の意を込めて命名したと言われている。

歴史

明治・大正年間

  • 1889年4月1日 - 市町村制施行。当時の町域にはいずれも賀茂郡に属する内海・内海跡・中切・野呂・三津口の各村があった。
  • 1896年1月1日 - 内海村が町制施行して内海町になる。
  • 1922年1月1日 - 三津口村が町制施行して三津口町になる。

昭和年間 

  • 1927年(昭和2年)4月15日 - 三津口町沿岸6万坪の海面埋め立て工事の起工式が行われる[1]
  • 1929年(昭和4年)1月1日 - 内海跡村が村名を安登村に変更する。
  • 1935年(昭和10年)2月17日 - 三呉線竹原駅 - 三津内海線開通。同年11月24日に全線開通、三呉線から呉線へ改称[2]
  • 1942年4月1日 - 中切村野呂村が対等合併して野路村が成立する。
  • 1944年(昭和19年)
  • 1946年(昭和21年)5月 - 広島県営による野呂山の開拓がはじまる[3](1949年に中止)。
  • 1949年(昭和24年) - 安浦農業協同組合、安浦漁業共同組合(翌年に安浦漁業協同組合)が発足[4]
  • 1950年(昭和25年)9月13日 - キジア台風による豪雨。床下浸水約250戸[5]
  • 1952年(昭和27年)7月10日 - 梅雨前線による豪雨で2人が死亡[6]
  • 1956年(昭和31年)4月1日 - 賀茂・豊田両郡の一部所属町村入れ替えに伴い、所属郡が賀茂郡から豊田郡に変更される。
  • 1958年(昭和33年)4月1日 - 豊田郡安登村の一部(残部は豊田郡川尻町に編入)を編入する。
  • 1960年(昭和35年)
    • 4月6日 - 安浦中学校で火災。木造二階建ての校舎一棟が全焼[7]
    • 11月18日 - 安浦町役場が火災により全焼。
  • 1967年(昭和42年)7月9日 - 集中豪雨により町内各地で土砂災害多発。死者3人、家屋全壊12戸、半壊11戸、浸水247戸[8]
  • 1969年(昭和44年)6月28日から7月1日 - 集中豪雨により町内各地で土砂災害多発。死者2人、家屋全壊2戸、浸水254戸。
  • 1970年(昭和45年)2月17日から2月19日 - 野呂山山林火災が発生、約170haが焼失。消火活動に自衛隊が出動[9]
  • 1972年(昭和47年)
    • 8月20日 - 集中豪雨により町内各所で被害。家屋流出1戸、半壊1戸、浸水99戸
    • 12月 - 野呂川ダムの本体工事が始まる(1976年3月に竣工)。
  • 1983年(昭和58年)4月6日 - 三津口子之浦で山林火災が発生。三津口谷、女子畑、安芸津町へ延焼して、94haが焼失[10]
  • 1984年(昭和59年)5月9日 - 野呂山麓の寒風山で山林火災が発生。安浦町で62ha、川尻町で22haが焼失[11]
  • 1986年(昭和61年)8月7日 - 三津口水尻で山林火災が発生。翌日までに108haが焼失。

平成年間

  • 1997年(平成9年)3月8日 - たき火の火の不始末から大規模な山林火事が発生。安芸津町へ延焼して焼失面積は185haに達した。広島県では平成年間における4番目の規模[12]
  • 2005年(平成17年)3月20日 - 安芸郡音戸・蒲刈・倉橋各町及び豊田郡豊浜・豊両町とともに呉市に編入され消滅する。

歴代町長

  • 生田美記(1947年 - )
  • 柳谷繁男(1950年 - )
  • 辻村國治(1953年 - )
  • 中岡積(1961年 - )
  • 田中信男(1967年 - )
  • 林田健兒(1979年 - )

地理

柏島
所在地 日本広島県
所在海域 瀬戸内海
面積 0.01 km²
最高標高 54.5 m
プロジェクト 地形
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名所・旧跡

産業

特産品

盛川酒造

大字・町名

  • 赤向坂(あこうざか)
  • 安登(あと)
  • 安登西一丁目 - 安登西十丁目(あとにし)
  • 安登東一丁目 - 安登東六丁目(あとひがし)
  • 内海(うちのうみ)
  • 内海北一丁目 - 内海北七丁目(うちのうみきた)
  • 内海南一丁目 - 内海南六丁目(うちのうみみなみ)
  • 内平(うちひら)
  • 女子畑(おなごばた)
  • 下垣内(しもがうち)
  • 中央一丁目 - 中央八丁目(ちゅうおう)
  • 中央北一丁目・中央北二丁目(ちゅうおうきた)
  • 中央ハイツ(ちゅうおうはいつ)
  • 中切(なかぎり)
  • 中畑(なかはた)
  • 野呂山(のろさん)
  • 原畑(はらはた)
  • 水尻一丁目・水尻二丁目(みずしり)
  • 三津口(みつぐち)

交通(2005年3月19日当時のデータ)

鉄道

道路

教育(2005年3月19日当時のデータ)

  • 小学校
    • 安浦町立安登小学校
1990年3月26日、男性教諭(当時39歳)が女子児童(当時6年生)へ猥褻行為、その発覚後に当該生徒を呼び出し自動車内で絞殺。遺族が学校と町を相手取り、逸失利益や慰謝料など約5000万円の損害賠償を求めて提訴。1991年4月10日、広島地方裁判所にて加害教諭に懲役13年の実刑判決。1993年3月19日広島地方裁判所呉支部で広島県の責任を認める判決、原告勝訴。
    • 安浦町立内海小学校
    • 安浦町立野路北小学校…2001年度から休校中
    • 安浦町立野路中切小学校
    • 安浦町立野路東小学校
    • 安浦町立三津口小学校
  • 中学校
    • 安浦町立安浦中学校

安浦町出身の有名人

脚注

  1. ^ 巻末資料『安浦町史 通史編』p1064、安浦町史編さん委員会編、2004年3月31日発行
  2. ^ 『安浦町史 通史編』p1066
  3. ^ 『安浦町史 通史編』p1074
  4. ^ 『安浦町史 通史編』p1075
  5. ^ 『安浦町史 通史編』p1076
  6. ^ 『安浦町史 通史編』p1077
  7. ^ 『安浦町史 通史編』p1080
  8. ^ 『安浦町史 通史編』p1082
  9. ^ 『安浦町史 通史編』p1083
  10. ^ 『安浦町史 通史編』p1084
  11. ^ 『安浦町史 通史編』p1085
  12. ^ 広島県の大規模林火災一覧(平成元年~令和元年)焼損面積順  ”. 広島県森林保全課 (2019年). 2020年6月18日閲覧。
  13. ^ グリーンピアせとうち
  14. ^ コトバンク 白鴻とは([日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説)”. 2018年8月6日閲覧。

関連項目

外部リンク




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