ロイヤルティーとは? わかりやすく解説

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royalty

別表記:ロイヤルティー、ロイヤルティ

「royalty」とは、「王族」や「皇族」「君主一族」といった君主王族などの王家血を引く人々貴族高位人々のことを意味する英語表現である。

「royalty」とは「royalty」の意味

「royalty」とは、王族皇族君主一族など、王家血を引く人々という意味のほか、王位王権王者風格などの意味用いられる名詞である。また、君主のような気高さ気品王室領という意味で用いられることもある。そのほか特許権使用料という意味でも用いられており、印税著作権使用料上演料、使用料などとして使われる。「royalty on a book本の印税)」「royalty rate印税率)」などの表現もある。著作権使用料という意味で用いられる場合、「royalties」と複数形使用されることが多い。

「royalty」の発音・読み方

「royalty」の発音は、カタカナ語では「ロイヤルティ」である。発音記号では「rɔiəlti」と表記されるため、カタカナにすると「ロォィアルティ」という発音になる。「ロォィ」の発音は、舌先内側巻き「ル」の音を出した後すぐ、「ォ」と「ィ」を1つ音のように滑らかに発音すると良いまた、カタカナ語では「ロイヤルティ」の「ヤ」にアクセント置いて発音するが、英語では「ロォィアルティ」の「ロォ」にアクセント置いて発音するのが正しい。

「royalty」の語源・由来

「royalty」の語源は、「王に属する・王にふさわしい」という意味のラテン語の「regalis」である。ラテン語の「regalis」が、「主権王権」という意味の古期フランス語の「roialte」を経由し、「royalty」になったまた、「royalty」は元々は「王族皇族」「王権」という意味で用いられていたが、15世紀後半になると主権者特権概念から「主権者によって個人または企業付与され特権権利」という意味に拡大したその後19世紀になると「特許権使用料」「著作権使用料」など、より広い意味で用いられるようになった

「royalty」と「loyalty」の違い

「royalty」と「loyalty」は綴り似ているうえに、カタカナ語では「ロイヤルティ」と発音が同じであるため混乱しやすい単語である。しかし、綴り発音似ていても、異なる意味を持つ。「royalty」は、王族身分王位地位王権意味する単語であるのに対し、「loyalty」は忠誠心を表す単語である。人や組織などに対して忠実であることを意味するこのように、「royalty」と「loyalty」は、全く異なる意味を持つ単語であるため、注意して使い分ける必要がある

「royalty」の使い方・例文

・The artist receives royalties every time their song is played on the radio. (このアーティストは、彼らの曲がラジオ再生されるたびに著作権使用料受け取る)
・The author's royalties from book sales helped them buy a new house. (この著者は、書籍販売から得られ著作権使用料新しい家買った)
・The photographer received royalties for the use of their images in the magazine. (この写真家は、雑誌掲載され自分画像使用対す著作権使用料受け取った)
The movie studio paid the screenwriter a royalty for the rights to adapt their book into a film. (映画スタジオは、脚本家の本を映画化する権利に対して著作権使用料支払った)
・The software company collects royalties for every copy of their program that is sold. (ソフトウェア会社は、プログラムコピー販売されるたびに著作権使用料徴収する)
・The members of the royal family waved to the crowd from the balcony of the palace. (王室メンバーは、宮殿バルコニーから群衆に手を振った)
・The royal decree was read aloud to the people gathered in the town square. (王室布告が、広場集まった人々の前で読み上げられた)
・The prince's education was carefully overseen by the royal tutors. (王子教育は、王室家庭教師によって注意深く監督された)
・The queen's royal jewels were on display at the museum for all to see. (女王王室宝石は、誰もが見ることができる博物館展示されていた)
The game developer earns royalties from the sale of their game on various platforms. (このゲーム開発者は、様々なプラットフォームでのゲーム販売から著作権使用料得ている)
Despite being born into royalty, the prince was known for his humble and down-to-earth personality, and was loved by his people. (王族生まれたにもかかわらず、その王子謙虚で地に足のついた人柄知られ人々から愛された)

ロイヤルティー【loyalty】

読み方:ろいやるてぃー

ロイヤリティー


ロイヤルティー【royalty】

読み方:ろいやるてぃー

ロイヤリティー


ロイヤルティー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/05 01:40 UTC 版)

ロイヤルティー: royalty)とは、特定の権利を利用する利用者が、権利を持つ者に支払う対価のことで、主に特許権商標権著作権などの知的財産権の利用に対する対価をいう。特に、著作権に対する対価は印税ともいう。実施料ライセンス料とも呼ばれる。日本語では本来の綴り・発音から離れたロイヤティーということも多い。

語源

ロイヤルティー(: royalty)の語は、もともと王位または王の権利の意である。英語では、権利を持つ者に支払う対価の意味で用いる場合には、複数形(: royalties)にすることが多い。

具体例

特許権

通常は、特許権者から特許の専用実施権の設定(特許法第77条)、または、通常実施権の許諾(特許法第78条)を受けた者が、その対価として特許権者に対して支払う実施料を指す。

例:

  • 実施許諾を受け製品化した企業(実施権者) → 発明家(特許権者)

商標権

通常は、商標権者から商標の専用使用権の設定(商標法第30条)、または、通常使用権の許諾(商標法第31条)を受けた者が、その対価として商標権者に対して支払う使用料を指す。

例:

  • フランチャイズオーナー(フランチャイジー) → 商標管理企業(フランチャイザー)

著作権

通常は、著作権者から著作物の利用の許諾を得た者(著作権法第63条)が、その対価として著作権者に対して支払う利用料(いわゆる印税)を指す。一方、著作者が著作権を譲渡する際の対価は、一般にはロイヤルティーとは呼ばれない。

例:

日本の場合、著作物の利用料は、著作権者自身が徴収するのではなく、集中管理事業を行う団体によって徴収されることも多い。代表的な団体としては、日本音楽著作権協会JASRAC)や実演家著作隣接権センター等があるが、このような団体が中間に入ると、手数料を名目とした金銭の中間搾取が発生し、著作権者の取り分が減ることになるため、著作権者によってはJASRACなどいかなる法人や団体も介さず、自ら著作権を管理するケースもある。

脚注

関連項目


ロイヤルティー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 15:12 UTC 版)

ティレル・P34」の記事における「ロイヤルティー」の解説

当時日本ではいち早く田宮模型からスケールモデル1/201/12)やラジコン(1/10)が発売された。商品名は「タイレルP34シックスホイーラー」。模型化の際にチーム側にロイヤルティーを支払ようになったのは、このモデル最初である。現在タミヤ本社ビル内には、P34が1台展示されている。

※この「ロイヤルティー」の解説は、「ティレル・P34」の解説の一部です。
「ロイヤルティー」を含む「ティレル・P34」の記事については、「ティレル・P34」の概要を参照ください。

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ロイヤルティー

出典:『Wiktionary』 (2021/07/10 00:04 UTC 版)

名詞1

ロイヤルティー表記揺れロイヤルティロイヤリティーロイヤリティローヤルティー、ローヤルティ、ローヤリティーローヤリティ

  1. 特許権(wp)商標権(wp)著作権(wp)などの使用料印税

語源

派生語

名詞2

ロイヤルティー表記揺れロイヤルティロイヤリティーロイヤリティ

  1. 原義] 忠実忠誠忠誠心
  2. 顧客から企業や店などに向けられる親密信頼性。

語源

派生語




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