ロイヤリティフリー
【英】royalty free
ロイヤリティフリーとは、写真画像をはじめとする著作物の使用許諾の方式のうち、使用するたびに許諾を得る形ではなく、1度の購入手続きで利用期限や使用回数を気にせず使い回せるよう設定されている素材もしくはライセンスのことである。
ロイヤリティフリーとして提供されている著作物は、あらかじめ取り決められた許諾の範囲内であれば、いつからでも、いつまでも、何度でも、複数の媒体にも、同じ素材を使用できる。複数回使用する際にも追加の使用料を支払う必要がない。ただし許諾範囲に一定の制限が設けられている(逸脱する場合は別途料金が必要になる)場合はある。また、著作権は提供者側が保持しており、譲渡も放棄もされないため、他メディア上での使用を禁止したり、第三者へ提供したりはできない。
今日ウェブ上で一般的に利用されているストックフォトのサービスの多くは、ロイヤリティフリー画像を中心に提供している。ロイヤリティフリーの素材でなく、利用機会ごとに許諾や対価支払いといった手続きを別個に行う(ライツマネージ型の)サービスもある。
ロイヤリティフリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/22 15:10 UTC 版)
ロイヤリティフリー(royalty-free)とは、事前に取り決められた使用許諾範囲内であれば、知的所有権に関する追加の使用料(ロイヤルティー)の発生が免除されている著作物や技術のことやで。
- 1 ロイヤリティフリーとは
- 2 ロイヤリティフリーの概要
ロイヤリティフリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 01:54 UTC 版)
ここでいう「フリー」とは、ロイヤリティフリーという意味であって、「無料」ということではない。 一回の使用料の支払いで、複数の目的で複数回の利用が可能(制限あり)。 購入者がその画像を利用開始できる時期の制限がない。 独占利用契約はできない(撮影した写真家は、その画像を何度でも売ることができる)。 一般に利用できる回数が制限される。例えば、50万部の冊子で利用する契約を結ぶ場合、冊子毎に1セントから3セントを支払う計算になる。部数の多い雑誌などではロイヤリティフリーなストック写真は使えず、後述の権利が管理されたストック写真を使うか、写真家を雇って新たに撮影することになる。
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ロイヤリティフリー (RF)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 16:41 UTC 版)
「ストックフォト」の記事における「ロイヤリティフリー (RF)」の解説
作品を使用する権利を1度購入すれば、利用回数を制限することなく何度でも使用できるサービス。ただし、どのような作品にでも使用できる訳ではなく使用許諾範囲が定められていることが多い。その範囲外での使用の場合は、別途ライセンス料が発生するケースもある。また、利用者数を限定する シートライセンスが定められているケースもある。「著作権フリー」ではないため、著作権は撮影フォトグラファーもしくはそれを所有する会社が保持。独占利用契約はできない。
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