位牌

デジタル大辞泉

い‐はい〔ヰ‐〕【位^×牌】

読み方：いはい

死者の戒名・法名などを記した木の札。禅僧によって中国からもたらされ、江戸時代に一般化した。

歴史民俗用語辞典

位牌

読み方：イハイ（ｉｈａｉ）

死者の俗名、法名、戒名などを記した木牌。

世界宗教用語大事典

いはい 【位牌】

霊牌とも。死者の法名（戒名）を書いて祀る木札。中国の儒教の風習からきたという。儒教では生存者が官位姓名を木札に書き、神に捧げた。それを位牌という。日本では江戸時代から装飾的なものが出てきた。（不吉なことが生じるとして、持って入るのを忌む山を、位牌山という）→ 位

葬式用語

位牌 【いはい】

元は「中国儒教」の死者の霊の依り代が起源。戒名を記した木の札。通常、死亡し僧侶より戒名を授与され、僧侶が白紙に書いた戒名を白木の札の表に貼り四十九日まで用いる。それ以降は塗り位牌に換えて仏壇に納める。白木の位牌を2つ作り、一つは墓にもっていくところもある。

短編小説作品名辞典

位牌

作者吉村昭

収載図書月夜の魚
出版社中央公論社
刊行年月1990.9
シリーズ名中公文庫

ウィキペディア

位牌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/30 10:41 UTC 版)

位牌（いはい）は、仏教において死者の祭祀のため、死者の戒名や法名、法号などを記した木の板。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

位牌

出典:『Wiktionary』 (2021/12/04 00:23 UTC 版)

名詞

位 牌（いはい）

1. 死者の俗名や戒名を記した木の札。
   • 仏壇の中には、十年も前に亡くなった父や伯母の位牌が飾ってある。（林芙美子『夜福』）

発音^(?)

い↗はい

翻訳

• 英語: mortuary tablet

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「 位牌」の例文・使い方・用例・文例

• 記念牌(はい); 位牌.
• 記念牌, 位牌.
• そんなことをしては先祖の位牌に対してすまない
• 火事の最中に一人お婆さんが位牌を抱えてウロウロしておった
• 位牌を安置する所
• 位牌を安置する堂
• 寺院の位牌堂
• 位牌を安置する棚
• 仏像や位牌を安置しておく壇
• 木の位牌
• 位牌
• 位牌を安置した場所である霊室
• 持仏と先祖の位牌を安置しておく堂