か‐こう〔クワ‐〕【火口】
ひ‐ぐち【火口】
読み方:ひぐち
ほ‐くち【火口】
火口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 03:05 UTC 版)
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2011年7月) |




火口(かこう、英: crater)とは、地下のマグマや、火山ガスに運ばれた岩塊など、固体〜液体が地表に噴出する(または過去に噴出した)穴。噴出するものが泥や湯であっても規模によっては火口と呼ばれることがある。噴火口(英: eruptive crater)ともいう。
ガス(気体)のみを噴出する穴は噴気口と呼ぶことが多いが、実際のところサイズによって大まかに区別され、ガスのみであっても直径数メートルともなると火口と呼ばれることが多い。過去現在の噴火の有無は問われない(大分県伽藍岳の泥火口の例など)。
火口の形成と形状
火口はマグマや熱泥や温泉水が、地下深部から上昇してきて地表を突き破ることで形成される。
火口に水が溜まったものを火口湖という。
火口の配列
火口は直線上に並んで火口列をなすこともよくある。
- 割れ目噴火の場合
- マグマが細い柱状ではなく板状の形で上昇してきた場合は割れ目噴火を起こすが、地表では連続した割れ目ではなく楕円形の火口が直線上に並んだ火口列となる。
- 広域応力場に影響されている場合
- 地殻はプレートの動きによって応力を受けているため、最大圧縮主応力軸と並行(最小圧縮主応力軸と直交)する方向が割れやすく、火口もこれに従って割れやすい方向に並ぶ傾向がある。この場合、火口どうしの間隔は割れ目噴火の火口列よりもかなり遠い。
危険性
地震活動などで近々噴火や火砕流発生の危険性があったり、硫黄由来の火山性ガスの噴出で中毒死する恐れがあるので立ち入り制限をしている自治体もある。
ギャラリー
参考文献
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
関連項目
外部リンク
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
火口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/31 19:32 UTC 版)
「アマドゥ (キノコ)」の記事における「火口」の解説
火口として利用するには、平坦に加工後、硝酸カリウムに浸し煮沸する必要がある。別のやり方としては、細かくスライスしたアマドゥを一週間炭酸ナトリウムに浸しながら、ときどき軽く叩く。平坦に均して乾燥させると、火口として利用できるようになる。
※この「火口」の解説は、「アマドゥ (キノコ)」の解説の一部です。
「火口」を含む「アマドゥ (キノコ)」の記事については、「アマドゥ (キノコ)」の概要を参照ください。
火口
「火口」の例文・使い方・用例・文例
- 噴火口の縁
- 火山の火口
- その火口の近くにはたくさんの外国人観光客が来ていた。
- 墜落した飛行機の残骸は三原山の火口の縁で発見された.
- 噴火口に身を投ずる
- ガスの火口
- 火口湖
- 地の底の蒸気が噴火口から漏れる
- 噴火口へ飛び込む
- 火口を保持するための箱
- オレゴン州の国立公園で、米国で最も深い湖が死火山の噴火口の中にある
- 噴火口の火口
- 爆発によって形成された平底の火山の噴火口
- 導火線の火口の生成に使われた菌類
- バルカン諸国は、ヨーロッパの火口箱である
- 火山の噴火口
- 富士山の火口の周囲
- 御山火口という植物
- 火山火口内の燃焼が噴煙や雲に赤く映る現象
- 火山火口内の,さらに小さい火口
火口と同じ種類の言葉
- >> 「火口」を含む用語の索引
- 火口のページへのリンク