火口とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 地理 > 地形 > 火口 > 火口の意味・解説 

か‐こう〔クワ‐〕【火口】

読み方:かこう

火山の、噴出物放出される開口部噴火口

ボイラーの火のたき口

「火口」に似た言葉

ひ‐ぐち【火口】

読み方:ひぐち

火事の、火の燃えはじめ。また、その場所。火元

火をつけるための口。点火口。「かまどの—」

ガスバーナーなどの、燃料もやして炎を出す穴。ほぐち。

火縄銃火門(かもん)。


ほ‐くち【火口】

読み方:ほくち

火打ち石発火させた火を移し取るもの。麻やイチビ焼いた炭、また茅花(つばな)やパンヤ焔硝(えんしょう)を加えたものが用いられた。火糞(ほくそ)。


ひくち 火口 tip

溶接切断吹管先端部で炎の出る穴部のこと。イギリス式吹管の火口には インジェクタ組み込まれているが、フランス式は火口先だけで、インジェクタ吹管胴部にある。

火口

読み方:ホグチ(hoguchi), ホクソ(hokuso), ホクチ(hokuchi)

火打石火打金打ちつけ出た火を移し取るに用いたもの。


火口

作者黒岩重吾

収載図書造花値段
出版社角川書店
刊行年月1990.9
シリーズ名角川文庫


火口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 03:05 UTC 版)

富士山の火口(1975年9月)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
浅間山の火口(2007年2月)
阿蘇山火口(2014年5月)
2000年の噴火活動で出来た有珠山の寄生火口。火口列をなす(2001年8月撮影)
カメルーン山の火口

火口(かこう、: crater)とは、地下マグマや、火山ガスに運ばれた岩塊など、固体液体地表に噴出する(または過去に噴出した)。噴出するものがや湯であっても規模によっては火口と呼ばれることがある。噴火口: eruptive crater)ともいう。

ガス(気体)のみを噴出する穴は噴気口と呼ぶことが多いが、実際のところサイズによって大まかに区別され、ガスのみであっても直径数メートルともなると火口と呼ばれることが多い。過去現在の噴火の有無は問われない(大分県伽藍岳の泥火口の例など)。

火口の形成と形状

火口はマグマや熱泥や温泉水が、地下深部から上昇してきて地表を突き破ることで形成される。

火口に水が溜まったものを火口湖という。

火口の配列

火口は直線上に並んで火口列をなすこともよくある。

マグマが細い柱状ではなく板状の形で上昇してきた場合は割れ目噴火を起こすが、地表では連続した割れ目ではなく楕円形の火口が直線上に並んだ火口列となる。
  • 広域応力場に影響されている場合
地殻プレートの動きによって応力を受けているため、最大圧縮主応力軸と並行(最小圧縮主応力軸と直交)する方向が割れやすく、火口もこれに従って割れやすい方向に並ぶ傾向がある。この場合、火口どうしの間隔は割れ目噴火の火口列よりもかなり遠い。

危険性

地震活動などで近々噴火や火砕流発生の危険性があったり、硫黄由来の火山性ガスの噴出で中毒死する恐れがあるので立ち入り制限をしている自治体もある。

ギャラリー

参考文献

関連項目

外部リンク


火口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/31 19:32 UTC 版)

アマドゥ (キノコ)」の記事における「火口」の解説

火口として利用するには、平坦に加工後、硝酸カリウム浸し煮沸する必要がある別のやり方としては、細かくスライスしたアマドゥ一週間炭酸ナトリウム浸しながら、ときどき軽く叩く。平坦に均して乾燥させると、火口として利用できるうになる

※この「火口」の解説は、「アマドゥ (キノコ)」の解説の一部です。
「火口」を含む「アマドゥ (キノコ)」の記事については、「アマドゥ (キノコ)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「火口」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

火口

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 01:37 UTC 版)

名詞

  1. カコウ
    1. 火山の、溶岩などの噴出物が出る開口部
    2. ボイラー焚き口
  2. ひぐち」の漢字表記
  3. ほくち」の漢字表記

「火口」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



火口と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「火口」の関連用語


2
100% |||||


4
100% |||||

5
98% |||||

6
火口瀬 デジタル大辞泉
98% |||||

7
火門 デジタル大辞泉
98% |||||

8
爆発火口 デジタル大辞泉
98% |||||



火口のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



火口のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ダイキン工業ダイキン工業
Copyright (C) 2025 DAIKIN INDUSTRIES, ltd. All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの火口 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアマドゥ (キノコ) (改訂履歴)、Let'sダチ公 (改訂履歴)、4年1組起立! (改訂履歴)、火口箱 (改訂履歴)、ガニメデの地形一覧 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの火口 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS