尾とは? わかりやすく解説

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お〔を〕【尾】

読み方:お

動物のしりから細長く突き出た部分尾びれ尾羽をいうこともある。しっぽ。「が—を垂れる」

ある物の後方から、細長く伸びたり垂れたしたもの。「凧(たこ)の—」「彗星の—」

山裾の、なだらかに延びた部分。「山の—」

物事終わり部分

永く—を引っ張る呼び声聞こえた」〈啄木葬列


び【尾】

読み方:び

常用漢字] [音](漢) [訓]

[一]〈ビ〉

動物のしっぽ。「燕尾(えんび)・驥尾(きび)・牛尾竜頭蛇尾

物の末端後ろ終わり。「尾行尾灯尾翼語尾首尾船尾大尾掉尾(ちょうび)・掉尾(とうび)・末尾徹頭徹尾

動物がつるむ。「交尾

尾張(おわり)国。「尾州濃尾

[二]〈お〉「尾頭(おかしら)・尾根

名のり]すえ

難読鳶尾(いちはつ)・尻尾(しっぽ)・交尾(つる)む・鳩尾(みずおち)・鳩尾(みぞおち)


び【尾】

読み方:び

【一】[名]二十八宿の一。東方第六宿。(さそり)座の尾にあたる九つの星をさす。あしたれぼし尾宿

【二】接尾助数詞などを数えるのに用いる。匹。「アジ三—」


作者松田解子

収載図書戦後出発女性文学 第3巻 昭和23年
出版社ゆまに書房
刊行年月2003.5

収載図書リンドーいろの焔の歌
出版社澤田出版
刊行年月2008.3
シリーズ名松田解子自選


読み方:つける

  1. 尾行すること。②しゃべる。口上をつけること。③飯をくうこと。

読み方:つける

  1. 掏摸目的ヲ以テ路上通行人尾行スルノ意。〔第三類 犯罪行為
  2. 刑事巡査ガ、挙動不審者ニ尾行シ其行動着目スルヲ云ヒ、掏摸犯人ガ、犯罪着手時機ヲ窺ヒ目的人物追随スルノ意味ニ通ズ。〔第四類 言語動作
  3. 尾行することを云ふ。

分類 掏摸警察

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 05:40 UTC 版)

(お)、別名尻尾(しっぽ)、尾っぽ(おっぽ)は、動物の後部(の反対側)である。英語ではtail。特にはっきりとしたしなやかな、体幹の後方部分のことをいう。生物学的なものと、一般的なものでは異なる場合が多々ある。


  1. ^ 『「退化」の進化学』 101 - 102頁
  2. ^ 『かたちの進化の設計図』 53頁
  3. ^ a b 『「退化」の進化学』 103頁
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  5. ^ 『骨と骨組みなはなし』 126頁
  6. ^ 『骨と骨組みのはなし』 124 - 125頁
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「尾」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:47 UTC 版)

エナンティオルニス類」の記事における「尾」の解説

クラークほか(2006)は全てのエナンティオルニス類化石調査し、そのどれもが現世鳥類のような揚力発生させる扇型の尾を持っていなかったことを明らかにした。また、真鳥類全ての外群では尾部羽毛には短い雨覆羽と一対長く伸びた飾り羽しか持っていないことを発見したこのように彼らは、エナンティオルニス類における尾端骨の発達は必ずしも現生鳥類のような尾羽発達意味しているのではなく、単に尾を縮小させただけであったとしている。真鳥類一種であるイシアノルニス(英語版)は扇形尾羽をもった最初期鳥類として報告された。しかし2009年になり、現生鳥類似た扇形長い尾羽をもったシャンウェイニアオ(英語版)と呼ばれるエナンティオルニス類報告された。エナンティオルニス類尾部形状どのようなものであったか、いまだに議論されている。

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尾(お、英:tail)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:47 UTC 版)

鳥類用語」の記事における「尾(お、英:tail)」の解説

上下尾筒 + 尾羽

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 10:04 UTC 版)

ウェイゲルティサウルス」の記事における「尾」の解説

骨格には少なくとも22個の尾椎存在し後部椎体には伸びた中央骨があり、現生トカゲ類と同様である。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 17:54 UTC 版)

ゴッド・アーム」の記事における「尾」の解説

蛇腹のついた2本の尾の様な触手生え、鞭のように使う、ゴッド・アーム拘束する電撃攻撃をする、などの描写がある。他にも球の表面から鞭とも触手とも形容できる物が何本も生える。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 00:58 UTC 版)

ジャイアントパンダ」の記事における「尾」の解説

尾長10 - 15センチメートル。尾はほとんど成長しないため、成獣では目立たないジャイアントパンダぬいぐるみ人形キャラクターグッズなどのなかには、尾を黒く塗った商品見かけるが、汚れなどによる誤解思い込み基づいて色付けされており、本種の尾の色は正しく白色クリーム色)である。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/02 14:03 UTC 版)

ジェットハナアルキ」の記事における「尾」の解説

尾は非常に長いにもかかわらず尾椎は尾の根本付近に10個しかなく、全体として強靱伸縮性富んだ筋肉の塊となっている。 尾の先端把握底と皮膚紋理をそなえて把握機能持ち一部新世界ザルのように物に巻き付くことが可能となっている。トビハナアルキも同様に尾端把握機構をもつが、トビハナアルキの把握器官は二股分かれ毛から変質した爪を備えた捕獲ばさみであり、両者相同関係はない。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 03:46 UTC 版)

エアデール・テリア」の記事における「尾」の解説

尾は通常出生後5日目切断して短くするが、これは犬種標準書で必須とされていることではない。 アメリカ合衆国見かけるエアデール・テリアはたいてい尾が短くされている (断尾)。一方イギリスでは、尾を傷めた場合など切断した方がのためによい場合以外は、切断することは違法とされている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 06:47 UTC 版)

エイリアン (架空の生物)」の記事における「尾」の解説

尾は身の丈以上に長い先端穂先のように鋭利な形状をしていて、金属岩石を砕くほどの力と硬度持っている戦闘時には、鞭のように振り回す他、のように突き刺して使用する。力も非常に強く200キロ近い体重を持つプレデター先端刺したまま持ち上げることができる。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 00:43 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. (お)動物の尻から細長く伸び出たもの。しっぽ
  2. (お)物体後ろから細長く伸び出たもの。
  3. (お)の裾の細く伸びた所。
  4. (び)二十八宿一つ尾宿

接尾辞

  1. (び)海老数えるときの助数詞

熟語


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