鳶*とは? わかりやすく解説

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とび【×鳶/×鵄/×鴟】

読み方:とび

タカ科全長60センチ全身茶色で、翼の下面白斑がある。尾は凹形。ピーヒョロロと鳴きながら羽ばたかずに輪を描いて飛ぶ。ユーラシア広く分布漁港市街地多く動物死体食べる。とんび。

鳶職」の略。

鳶口」の略。

鳶色」の略。


とんび【×鳶】

読み方:とんび

「とび(鳶)1」に同じ。

用もなくうろつく者。また、通りがかり店先門口のものを盗む、こそ泥。「廊下—」

鳶ガッパ」の略。《 冬》


とび 鳶

足場組立て鉄骨建方杭打ちなどの作業専門とする職人高所作業を得意として、重機類の操作なども行う高度の専門職

読み方:トビtobi

鳶人足鳶の者鳶職総称


読み方:トビtobi), トンビ(tonbi)

室町時代以降小量取引仲介して手数料をとった業者

別名 牙儈(すあい)


とび 【鳶・鵄】

タカ目タカ科『日本書紀』神武天皇助けて長髄彦降伏させた金色記述があり、愛宕神は鳶を神使とするなど霊鳥ともされるが、反面鳶に油揚げをさらわれる」の言葉があるとおり、憎まれる面もある。鳶が舞うととか、その鳴声などでも天候を占う。屋根にとまると火災前兆との俗信もある。

作者島村利正

収載図書島村利正全集 第2巻(1958−1975)
出版社未知谷
刊行年月2001.10


作者山田風太郎

収載図書達磨峠の事件 補遺篇―山田風太郎ミステリー傑作選 10
出版社光文社
刊行年月2002.3
シリーズ名光文社文庫

収載図書傳来記―山田風太郎初期作品集
出版社出版芸術社
刊行年月2008.11


作者園村昌弘

収載図書銀幕恋して
出版社海鳥社
刊行年月2007.3


作者幸田

収載図書ピトンよ、饗け
出版社日本図刊行
刊行年月1987.1
シリーズ名トレビ文庫


読み方:トビtobi

ワシタカ科の

学名 Milvus migrans


読み方:そるかい

  1. 一般警察官吏。〔朝鮮人隠語
  2. 警官。〔朝鮮人語〕
  3. 一般警察官吏を云ふ。

分類 朝鮮人朝鮮人


読み方:とんび,どんび

  1. 笛のことをいふ。笛の音は鳶の鳴声によく似て居るから名づけのである。〔役者語〕
  2. 〔楽〕笛のことを云ふ。其色音から来たもの。
  3. 笛。
  4. 笛のことをいふ。笛の音は鳶の鳴声によく似て居るから名づけのである
  5. 〔隠〕笛のこと。笛の音は鳶の鳴声によく似て居るからであらう。
  6. 笛のことをいふ。
  7. 笛を云ふ。鳶の声と笛の音似たるより。
  8. 笛のこと、笛の音は鳶の鳴声によく似ているから。
  9. 笛のことをいう。笛の音は鳶の鳴声によく似ているから名づけのである。〔芸能俳優)〕

分類 俗語俳優役者役者語、楽、芸能露店商


読み方:とんび

  1. 通りながら家人の目を倫みて商品等を掠め盗むどろばうの一種を云ふ。
  2. 〔犯〕途上などに於て浚ふ犯罪者のこと。
  3. 途上窃盗多治見 不良仲間
  4. 途上窃盗。〔香具師不良
  5. 路上窃盗歩きながら浚うところより。〔盗〕
  6. 途上窃盗

分類 不良仲間東京、犯、盗/犯罪香具師不良


読み方:とんび

  1. 才取に同じ。鞘取りともいふ。
  2. 取引員と客との間に立つ売買媒介をする者で才鳥(鳶の字の分析)ともいう。②他人株券金融してやる称して横領すること。
  3. 取引員と客との間に立って売買媒介をする者で才鳥(鳶の字の分析)ともいう。

分類 会社株式会社株式経済


読み方:そるかい

  1. 万引窃盗犯。〔朝鮮人隠語
  2. 万引窃盗犯を云ふ。

分類 朝鮮人


読み方:とび

  1. 干物窃取する事。〔岩手県〕 食物其他を掴みとること。〔山口県〕 空巣ねらひ。屋外窃盗子供の持つてゐる金品掠奪するもの、強奪或は制服巡査をいふ。
  2. 路上窃盗盗んで直ぐすつ飛ぶところより。〔盗〕 ②拳銃飛道具省略。〔盗〕
  3. 干物窃取すること。〔岩手〕 ②食物その他を掴みとること。〔山口〕 ③空巣ねらい。屋外窃盗

分類 岩手山口、盗/犯罪


読み方:とび

  1. 食物其他ヲ掴ミ取ルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・山口県

分類 山口県


読み方:とび

  1. 正制巡査。〔第二類 人物風俗

読み方:とび

  1. 外套類。〔第二類 人物風俗

読み方:とび

  1. 通屋窃盗犯途上遊歩中ノ幼児携帯セル金品掠奪。〔第三類 犯罪行為
  2. 途上で働く窃盗をいふ。盗賊刑事などの用語。
  3. 鳶は途上携帯品などを横間から奪ひ去るもの。「ヒルテン」とも云ふ。

分類 強窃盗盗賊刑事


読み方:とび

  1. とびのもの略語
  2. 足場作り高所でやる仕事
  3. 火消人足消防夫鳶口を持つところから出た語。鳶の者ともいう。⑵転じて仕事師人足のこと。

分類 ルンペン大阪東京


読み方:とび

  1. 〔経〕取引所用語。現物才取をいふ。

分類

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読み方:トビtobi

全国農地市街地にも見られるタカ一種

季節

分類 動物


読み方
とび

トビ

(鳶* から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 09:21 UTC 版)

トビ(鳶、学名: Milvus migrans)は、タカ目タカ科に属する鳥類の一種。トンビとも言う。学名はラテン語Milvus が「トビ」、migrans が「さまよう」を意味する[1]


  1. ^ a b c 『鳥類図鑑』、76-77頁。
  2. ^ a b 『日本の野鳥』、145頁。
  3. ^ a b c d e f g h 日高敏隆監修、樋口広芳 森岡弘之 山岸哲編集『日本動物大百科 第3巻 鳥類Ⅰ』平凡社、1996年7月、146-148頁。 
  4. ^ a b c d 『山渓ハンディ図鑑7 新版 日本の野鳥』、360-361頁。
  5. ^ 南陽子 (2018年5月26日). “トビ:とんだ京の新名物 鴨川中心、20年で倍増 食べ物狙われ、けが人も”. 毎日新聞大阪夕刊. オリジナルの2018年5月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180526112251/https://mainichi.jp/articles/20180526/ddf/001/040/002000c 2018年6月3日閲覧。 


「トビ」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 02:08 UTC 版)

北の海」の記事における「鳶」の解説

四高柔道部1年生本名は鳶永太郎。気が強く寝技抑え込まれる相手を噛む。四高入ってから、柔道をやり始めたが、そうした連中の中では杉戸並んで目立っており、その闘志から将来嘱望されていた。本作においては、鳶と大天井浜辺での格闘印象的な場面であり、実力では圧倒的に上であるはずの大天井押さえ込むことに成功した

※この「鳶」の解説は、「北の海」の解説の一部です。
「鳶」を含む「北の海」の記事については、「北の海」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 02:13 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. (とび、とんび猛禽類一種
  2. (とび)建築現場で足場を組むなどの業を担う職又はその職人

熟語


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