とうやま‐みつる【頭山満】
頭山満 とうやま みつる
福岡生まれ。国家主義運動家。父は福岡藩士。明治初年、福岡の不平士族の結社・矯志社の蜂起計画に加わり入獄。のちに民権運動に参加し、12年(1879)向陽社を結成、国会開設請願運動を行う。14年(1881)向陽社を玄洋社と改称、次第に国権論・アジア主義の主張を強める。対外強硬論を唱え日本の対外膨張政策に関与する一方、孫文・金玉均はじめアジアの独立派・革命派の政治家たちを支援した。右翼の巨頭として政界に隠然たる影響力を持った。
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頭山満
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/11 13:57 UTC 版)
「ゴーマニズム宣言SPECIAL 大東亜論 巨傑誕生篇」の記事における「頭山満」の解説
頭山満は、本作の最重要人物である。それは頭山の思想が、当時の社会状況を読み解く上で欠かせないものであり、また現代にも通じることが多分にあるからである。 頭山は、西洋の植民地支配から脱却するために、アジアは連帯しなければならないと考えていた。そして日本は、その中心的役割を果たさなければならないという信念を持っていた。これが「大東亜共栄圏」の思想に繋がる。こうした頭山の思想には、西郷隆盛の影響が大きい。また頭山の国家観として、政府は国民の福利厚生を疎かにしてはいけないこと、人々が1つの考えに偏ったら国家が傾いてしまうこと、等が挙げられる。
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