計画の経緯とは? わかりやすく解説

計画の経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:32 UTC 版)

琵琶湖運河」の記事における「計画の経緯」の解説

1959年セントローレンス海路開通により日本でも運河認知高まり北栄造福井県知事積極的な姿勢示したことから本格化した。当初敦賀湾から琵琶湖経て大阪湾とつなぐ阪敦運河構想だったが、平田佐矩四日市市長などの推進により、揖斐川姉川経由するルート計画が進むこととなった。 計画の経緯は、次のようなものだった1961年昭和36年5月当時自由民主党副総裁であり岐阜県出身者でもある大野伴睦三重県四日市市訪れた折、平田佐矩市長から大運河構想聞き、それについての協力要請された。9月13日北伊勢工業地帯開発協議会において、運河建設可能性検討するための調査パシフィックコンサルタンツ依頼すること、調査費は愛知・三重岐阜滋賀福井の5県で分担することなどが話し合われた。 調査結果は、1962年昭和37年1月発表された。1962年昭和37年8月、5県の知事四日市名古屋敦賀の3市長により「中部運河計画協議会」が結成された。また、5県選出国会議員により「中部運河建設促進議員同盟」が結成され大野伴睦会長就いた大野は「私の政治生命をかけて運河完成努力する」と言明した日本国政府昭和38年予算には、1000万円の調査費が計上され、これは昭和39年予算では倍増された。 ところが、1964年昭和39年)の大野急死昭和40年代海運不況さらには経済効果対す疑問のため、構想気運減じていくこととなる。1970年には中部圏開発整備本部調査打ち切り発表され運河計画実現に至らなかった。

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計画の経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 01:27 UTC 版)

天城型巡洋戦艦」の記事における「計画の経緯」の解説

日本海軍イギリス海軍からクイーン・エリザベス級戦艦ウォースパイト)の設計図提供され、同艦型参考16インチ砲を搭載した新型戦艦設計した。これが長門型戦艦である。1番艦の長門1916年大正5年5月12日呉海軍工廠にて建造発令された。ところが直後ユトランド沖海戦生起、すでに建造日程予算組まれていた長門型設計変更したが、大海戦戦訓を完全に取り入れることができなかった。そこで次の大正6年計画艦において、ユトランド沖海戦戦訓徹底的に取り入れた加賀型戦艦3号艦〈加賀〉、4号艦〈土佐〉)が建造されることになった加賀型の基本計画1918年大正7年3月まとまりつづいて巡洋戦艦設計がはじまる。1919年大正8年3月13日各種計画案審議検討した結果実質的な高速戦艦として天城型巡洋戦艦建造決定した八四艦隊案八六艦隊案において1917年大正6年)に5号艦(天城)と6号艦(赤城)が、1918年大正7年)に7号艦(高雄)と8号艦(愛宕)の計4隻の建造帝国議会認められ残り八八艦隊計画艦は天城型巡洋戦艦設計流用した紀伊型戦艦十三号型巡洋戦艦呼ばれる新規設計艦の予定であった1922年大正11年)に締結されワシントン海軍軍縮条約により、本型は全艦が建造中止となる。だが改装によって航空母艦転用することは認められていたため、本型の1番艦天城2番赤城航空母艦改造することになったその影響で、空母翔鶴」(初代)建造中止になっている建造中止時、天城型砲塔は4基が完成していたという。不要となった赤城」の主砲塔2基は日本陸軍譲渡され、1番砲塔陸軍クレーン船蜻州丸せいしゅうまる)」により壱岐要塞黒崎砲台運搬され現地要塞砲として活用された。赤城4番砲塔予備砲身広島陸軍兵器補給廠保管され終戦迎えた。残る「愛宕」、「高雄」の資材は、中止となった紀伊型戦艦紀伊尾張)、加賀型戦艦加賀土佐)の分も含めて空母改造流用されている。 しかし、天城1923年大正12年9月発生した関東地震関東大震災)で被災し損傷修復困難と判断されそのまま解体された。天城の代艦として、横須賀処分待っていた加賀型戦艦加賀を、航空母艦改造した航空母艦としては赤城のみが完成することとなり、数度改装繰り返した後、太平洋戦争緒戦活躍した。 なお本型は、日本海軍艦艇類別等級において、当初から巡洋戦艦として建造した唯一の国産艦である(実質的な巡洋戦艦元祖筑波生駒である。)

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計画の経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 18:28 UTC 版)

なにわ筋線」の記事における「計画の経緯」の解説

大阪の陸の玄関口である新大阪駅から梅田中之島難波を結ぶ「なにわ筋線」の計画構想1980年代からあり、1989年平成元年5月運輸政策審議会答申第10号大阪圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について」において、新大阪駅淀川区)と湊町駅(現:JR難波駅)および汐見橋駅浪速区)間を2005年まで整備する路線として位置づけ2004年平成16年10月近畿地方交通審議会答申第8号近畿圏における望ましい交通あり方について」においても「中長期的に望まれる鉄道ネットワーク構成する新たな路線」として盛り込まれている、また、太田房江大阪府知事当時)を会長とする近畿開発促進協議会2007年6月解散関西広域機構統合)の2007年6月協議では、なにわ筋線を「大阪都心南北縦断する都市交通線として重要である」と位置づけ早期具体化示していた。 2008年11月大阪府知事当時)の橋下徹は、大阪都市軸を東西広げるためのインフラ整備一環として大阪ヤード - JR難波駅間の建設挙げ、「関空活性化不可欠」と国に働きかけ国土交通大臣当時)の金子一義関西国際空港関空)へのアクセス改善策として検討表明し国土交通省JR西日本南海大阪府・大阪市からなにわ筋線建設向けた基本合意取り付けるとされた。また、2009年4月17日にはJR西日本関西大手私鉄5社・大阪府・大阪市関西経済界首脳懇談会開催して大阪都心部と関空30分台でつなぐ「なにわ筋線」について、建設が必要との認識一致した数千円規となる建設費ネックとなって議論停滞していたが、外国人観光客増加したことを背景2014年平成26年以降、府・市・JR西日本南海電鉄による協議改め本格化した。2017年平成29年1月26日定例会見で大阪市長当時)の吉村洋文は、「なにわ筋線南海JR最終調整協議が行われている。2025年大阪万博での開業物理的技術的に到底間に合わない完成2030年頃だと思う。」と述べた2017年平成29年5月23日、4者に阪急加えた5者の間で「大阪関西成長必要な鉄道ネットワーク強化に向け」なにわ筋線建設向けた取り組み協力して進めていくことで一致したことを発表し計画概要明らかにされた。2031年春の開業目標としている。 2018年平成30年2月から「大阪都計画都市高速鉄道なにわ筋線」として大阪市において環境影響評価手続き開始されている。2019年3月には沿線の5地域において都市計画素案説明会が行われている。

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計画の経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/04 00:04 UTC 版)

VSOP計画」の記事における「計画の経緯」の解説

1980年代後半宇宙科学研究所及び国立天文台にて議論が行われ、宇宙展開できるタイプ電波望遠鏡構築に関する研究が始まる。工学試験衛星として、1992年宇宙計画委員会にて、承認を受け、開発が始まる。心臓部受信装置並びに衛星観測必要な運用ソフトウエア開発国立天文台にて行われ衛星本体及び太陽電池モジュール、展開型の宇宙アンテナ開発宇宙科学研究所にて行われる1997年2月12日打ち上げられ人工衛星はるか(MUSES-B)を用いて世界各国電波望遠鏡とともに長大基線を持つ干渉計VLBI)を構成し遠方銀河クェーサー観測成果をあげた。予定では4年間の運用であったが、衛星軌道が高いことや、運用に関して管制業務連続的に行えたため、7年間に渡り運用を行うことができた。 宇宙VLBI計画始まったとき、丁度アメリカ合衆国DARPAではSDI計画最中であり、勘違いされたこともある。

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