建造日程
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「LZ 130 (飛行船)」の記事における「建造日程」の解説
1936年6月23日 起工。竜骨の据付および主なリング材の格納庫屋根への固定。 1937年2月14日 ノーズコーン取付。同月、フレームへの外皮装着。 1937年5月6日 LZ 129ヒンデンブルク号爆発事故(アメリカ、ニュージャージー州レイクハースト)。乗員・乗客97名のうち35名と地上整備員1名が死亡。 1938年8月15日 ガス嚢充填開始。 1938年8月20日 エンジンおよび電気系統の試験。 1938年8月22日 無線通信システムの試験。 1938年9月14日 命名と初飛行が行われた。ヒンデンブルクの命名式と異なり、参列したのはツェッペリン社の役員とヘルマン・ゲーリングのみであった。他の政府代表はエッケナーを祝福するために命名式に来ることはなかった。式のスピーチはエッケナー博士が行った。 1938年11月14日 グラーフ・ツェッペリンIIは完成したが、その頃には本船が、当初意図した旅客輸送目的には使用されない見込みであることが明らかとなっていた。不活性のヘリウムガスの供給不足もその理由のひとつだった。ドイツ航空省は、グラーフ・ツェッペリンII号に、1939年9月1日までの1年間、「いかなる乗客も乗せず、また熱帯地域に行かない」という条件で飛行を許可した。
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