シュヴァルツ・黒い谷とは? わかりやすく解説

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シュヴァルツ・黒い谷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/12 07:57 UTC 版)

舞-乙HiME (漫画)の登場人物」の記事における「シュヴァルツ・黒い谷」の解説

圧制打破科学力による民衆解放標榜しあらゆる国家要人暗殺対象とするテロリスト集団構成員普段は一市民として市井に潜み、“黒い手紙”による指令受け取ると信念から命を賭して手紙記され内容どおりの任務計画遂行する。また組織中には暗殺対象への賞金懸かるシステムがある。主要構成員として頭領ミドリ完全義体化した幹部4人が確認されている。ただし頭領ミドリ等の意志すべての末端構成員までは届いているとはいえず、貧民をもテロ巻き添えにするルーメンや、何やら陰謀抱えている同志「S」一派のような例も見受けられる本拠地となっている黒い谷アニメ版とは設定大きく異なる。広大な砂漠中にあり、谷と言うより廃墟ビル瓦礫都市。その為、長い間発見される事がなかった。シュヴァルツ本拠地権力者同士争い巻き込まれ難民保護されている。カルデア襲撃壊滅状態になり、その後難民はヴィントブルームに保護される事となる。セルゲイとの戦いが終わるとミドリたちも風華宮の工事現場にいる。 続編『嵐』では工事現場ではなく牧場に姿を見せていたが、実際にそこで働いているのかは不明ミドリ シュヴァルツ頭領首領自称17歳、首もとに「sex XVII(17歳)」とあるよう誰がと言おうとも17歳を貫く。インコ連れている。REMによる高次物質化能力操り生身でもマイスターオトメ二人攻撃弾き返す恐るべき戦闘力持ち主現在の惑星エアル支配する貴族階級王制腐敗極まる圧政者と見なし封印され黒科学の力で真に平等な世界を築くために、手段選ばず革命へと邁進する恐るべき理想主義者。装着型スレイブ愕天王」と究極合身(これの元ネタ聖闘士星矢[要出典])、強攻装着型スレイブ「愕天神」となることで究極無敵の超戦士へと進化する武器ハルバード。その破壊力カルデア第二の都市であり随一歓楽街でもあるマルドゥーク焦土化しカルデア一個師団をも壊滅させるほど。捕らえられるまでに数千死傷者出し生きた破壊神(ウォーキングカタストロフ)と怖れられる。しかしそのポテンシャルREM大きく依存している為、これを破壊される自力動けなくなる。 漫画版舞-HiME』と同様に初登場17話であり、前作同様南沙織の「17才」を歌いながらの登場であった必殺技はミドリ・ウルトラ・ダイナミック。マシロ対立するも、カルデア黒い谷襲撃後にその資質認め和解するHiME出現当初はガルベローデの為に戦う事を拒否していたが、「真祖レナラド愛した女だから」と戦い決意。ヴィントブルームに現れ自分そっくりのHiME・碧の愕天王同士ぶつかり合うオリジナル杉浦碧ラド 本名レイト・カンザキ。ガレリア出身完全義体化したシュヴァルツ幹部で、将軍地位を持つ。実は、アリカ父親(ただし血の繋がりはないので義父)である。 黒い谷の民からは絶大な信頼寄せられており、ミドリがヴィントブルームに囚われ不在の間はシュヴァルツ総指揮を執っていた。シズル互角戦い繰り広げる剛の者で、捨て石覚悟戦っている武人肌の人物。 ただし、市街地襲撃無辜市民巻き添えにするルーメン同行させたり、アリカ迎えに「夜の野獣」としか言いようの無いカズヤ・クラウゼク派遣したことで彼女の貞操危機招いたりと、どうにも人選ミスが目に付く。 同じガレリア辺境伯領出身のレナ・セイヤーズとは幼馴染みレナとは相思相愛だったが、彼女は恋を捨てオトメになる道を選び、自らも彼女と別れた後にシュヴァルツ参加し完全義体の手術を受けている。それ以降、完全に歩む道の違えた二人は会う事無くレナ引退後レイト以外の男と結ばれてしまった。だが10年前故郷ガレリア襲撃事件の際に駆けつけた際、焼け跡から偶然にレナ再会子供達失った事等によるショックで心を病んでしまっていたレナ黒い谷迎え入れ自身の妻として扱う。なお、悪く言えば一つ守れなかった元オトメ」と結婚することを、部下黒い谷の民たちが反対しなかったのかは不明18話において、アリカに自らが父親義父)である事やレナ生存伝えシュヴァルツ迎え入れようとした。血の繋がりはなくともアリカ対す愛情は強いのだが、前述通りアリカ貞操カズヤ奪われかねない事態招いたり、本人意思確かめずに「アリカ我らと共に戦う」などと1人決めしたりと、誤解を招く言動・行動により、アリカ本人からは反発されていた。 カルデア帝国襲撃の際に、マシロアリカの本契約時間を稼ぐ為にあえて盾となり致命傷を負う。そしてマシロアリカ未来希望託し、敵もろとも自爆アリカより、死の間際に父と呼ばれた事で喜び感じながら「我が娘」と心の中呼びかけ散って逝った。 オリジナル神崎黎人。ただし、前作漫画版では未登場。デザインモチーフはGUILTY GEARシリーズジャスティス[要出典](頭の一部酷似している)。 ルーメン 鋼鉄製のムチ武器とする、完全義体化したシュヴァルツ幹部ラド率いられて、ナギ大公誘拐作戦参加した権力者に対す憎しみがあり革命対す思い本物のようだが、何も行動しない市民にも怒り持ち行動する力のないスラム貧民ごと攻撃しようとする危険な考え持ち主革命遂行スレイブロベスピエール」を駆る蒼天のマイスターローブを着装したニナの美力に破れ、他の革命同志ラド)に志を託し消滅。 たいして人望は無いらしく、「ルーメン敵討ち」を掲げ構成員や、ルーメンを手にかけたマシロたちを恨む黒い谷の民はいなかった。また、脱獄したミドリルーメンの死を悼む描写無かったアニメ版違い自分の力と思想酔って弱者虐げるテロリスト終わってしまっている。他の幹部達には難民を守る描写があることも、ルーメン個人自己中心性際立たせている。 ガル 完全義体化したシュヴァルツ幹部お手玉資材浮遊させるなど、重力を操る能力持っているらしい。 ラド風華宮を襲撃している間に、ミドリ奪還実行ミドリREM渡した後は、後方からスポットライトのごとく光を発していた。 黒い谷襲撃された時は難民避難指揮しミドリダイン共々、谷を去る。 女王即位式の祭典ではその身なり生かし道化師として潜入し近くの子供達にお手玉芸を披露する等の器用さ見せる。MAI攻撃からニナを救う。 最終決戦時は自身身体ミドリREM代わりにしてミドリと共に「新」防衛駆けつけた。 ダイン 完全義体化したシュヴァルツ幹部一人称「あっし」。 ミドリを「親分」と呼び語尾に「ヤンス」と付けるなど、アニメ版比べて言葉を喋る事が多い。シュヴァルツ構成員データ持っている事から、体格似合わず細かい仕事をしているようである。 黒い谷襲撃された時はマシロアリカの本契約時間を稼ぐ為にラドたちと共にスケール交戦した女王即位式の祭典には大きなクマ着ぐるみ被って潜入するMAI攻撃からアリカ救い、床を殴り穴を空けて脱出口を作った同志「S」 本編前半から中盤にかけて、シュヴァルツ襲撃の手引きをしていた人物その頃には実際に姿を見せどころか一言セリフすら発さず、ラドたちによって存在語られるのみであった黒い谷崩壊後は、ミドリ統制から離れた構成員引き込み己が手駒としていた。 その正体は、「セルゲイ・オーギュスト本人で、己の野望のためにシュヴァルツ利用していた。 暗殺者 第一話マシロ襲い掛かったシュヴァルツ暗殺者。腕を機械化しているサイボーグで、スレイブジェットンを操る。ハルカの事を「でぼちん」と呼んだモデル漫画版登場する不良奈緒の鍵)。 カズヤ・クラウゼク アリカファンといって女に近づいて来た青年アリカ様々なプレゼント贈ったり、デート遊園地)に誘ったりした。自らの好みの女性には、紫色薔薇プレゼント送っている。マシロのような風貌女性好みで、まっ平らの胸の女性好みマシロ股間つかんだ事で鳥肌立てたマシロ曰く完璧な遊園地デート」を演出した後は、夜になって、アリカホテルスイートルームに連れ込んだいやらしい目つき鮮やかな手つきアリカ着ている服を無理やりはぎ取りベッド強引に押し倒し、夜の野獣になってアリカオトメ純潔処女)を奪おう豪快に襲いかかろうとした。実はシュヴァルツ一員で、ラド命令アリカを「黒い谷」へ連れて行くという命令受けていた。女体拘束スレイブドンファンヌルヌルしている触手)」で自分ペットにしようと、アリカマシロ、エルスティン達を捕獲する。 実はアカネとも交際しており、彼女がガルデローベ休学していたのは、行方くらましたカズヤ探すためであった尾行してきたアカネに見つかり言い訳するも、触手美少女達を拘束するという光景説得力などあろうはずも無く怒りの美力により処刑されるアニメ版違い、ただのプレイボーイ終わってしまっている。人選したラド管理能力問い質したくなるご乱行ぶりであったオリジナル倉内和也難民の子供(1) 黒い谷暮らしていた難民少年逆立った黒髪手足巻いた包帯特徴。 活発そうな性格で、ヴィント市に収容された後も近隣住民とはうまくやっていたらしく、小売店からジャガイモ一箱分を貰ったこともある。 マシロそれなりに評価しており、「彼女」女王になれば自分たちの待遇よくなる期待していた。 難民の子供(2) 黒い谷暮らしていた難民の子供正確な性別髪の色金髪白髪)は不明。右目と右足義眼義足代用している。 義足を「黒科学違法」として兵隊没収されたことから役人たちを憎んでおり、大人になったラドのような革命家になって腐敗権力者たちを制裁すると息巻いていた。 そんな彼ないしは彼女の怒りは、自分達を収容した後は何もしないマシロにも向かっており、一時「彼女」のことも腐敗役人同一視していた。その後自分たちのために王宮食料庫開放した事で多少認めた様子である。 最終回ではミミと共に笑顔でいる姿が見られる。また『嵐』ではミミミドリとともに一コマ登場している。

※この「シュヴァルツ・黒い谷」の解説は、「舞-乙HiME (漫画)の登場人物」の解説の一部です。
「シュヴァルツ・黒い谷」を含む「舞-乙HiME (漫画)の登場人物」の記事については、「舞-乙HiME (漫画)の登場人物」の概要を参照ください。

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