クラスメートの怪獣達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/16 04:29 UTC 版)
「ウルトラ怪獣かっとび!ランド」の記事における「クラスメートの怪獣達」の解説
レッドキング 腕っぷしの強いクラスのガキ大将で、自称「怪獣王」。何かにつけウルトラマンに対抗意識を燃やすが、実力はマンの方が上のため大抵返り討ちに遭ってしまう。だが、対抗意識を持っている割にはマンと仲良く付き合っていることが何度かあり、マンがレッドキングのことを「友達」と言っていたこともある。岩投げが得意。凶暴な暴れ者でカネゴンをよくいじめる。タッコングとつるんでいることが多い。その一方で老人(ミラクル星人)には親切。成績はオール1(体育も)で、本人曰く「クラスでカネゴンの次にアホ」でカネゴンがウルトラマンと勉強している時に「このままでは本当にビリになってしまう」と思ったこともある。拳銃で額を撃たれても頭が空っぽだったせいで助かったことがある程。 口ひげをたたえた厳格な父親に気弱な母親と、家族も登場する。体色は赤系。一人称は「おれ」だが、時に「わし」になることも。 カネゴン 銀行の息子で金持ちだが、戦闘の苦手な怪獣のためよくレッドキング達のいじめに遭い、ウルトラマンに助けを求める。貨幣が大好物で1日3540円もしくはその分の食べ物を食べないと空腹して死んでしまうため、修学旅行の旅費を食べてしまったことがある。成績は勉強、運動、芸術と全てがダメで、クラスの最下位。基本的には気弱で臆病な性格だが、お金で成績の悪さを解決しようとしたり、自分より足の遅いスカイドンを脅迫したり、とある事情で力を手に入れた途端に態度が大きくなったり、普段の一人称の「ぼく」が付け上がると「おれ」になるなど、腹黒く裏表の激しい一面もある。家族は両親が登場している。 バルタン星人 レッドキングの腰巾着的な存在で、常に行動を共にしているが、時には逆らう。後期では主にレッドキングに入れ知恵をしていた。特技は分身で、体をバラバラにして飛ばすことが出来る。何かと損な役回りを引くことが多い。家族は両親と弟が登場しており、父親はプロの忍者。一話だけだが主役になったことがある。 ダダ オカマ。自分を美しいと思い込んでおり、自意識過剰な行動を取っては同級生達から顰蹙を買っている。メカが苦手で、レジスターもうまく扱えない。ダダAからダダBへ顔チェンジを行うと、威勢のよい性格に変わる。中盤以降になるとレッドキング・カネゴンと同様に主要キャラクターとして活躍する。数少ない女性キャラであるユリアンに対し、ヤキ持ちを焼いている。父親もオカマ。レスキュー隊として別のダダも登場している。 ケムール人 後頭部の第三の目は無い。クラス1足が速い。跳び箱も得意。スポーツ関係のエピソードではサブキャラクターとして活躍する。 エレキング 尻尾からの放電が得意技で、野外で家電製品を使う際に頻繁に呼ばれる。家が電器店経営。 ネロンガ 4巻と10巻の最終回に登場。4巻ではダダがバイトを勤めるハンバーガー店の客として、10巻では彗星衝突で一人だけヨイトマカ星から逃げようとするグレートを他の怪獣と共に止めに登場している。クリーニング店経営もしているらしい。 シーゴラス 修学旅行費を着服したカネゴンやマンに、他の生徒と一緒に騙されてアルバイトを始めた。ヨイトマカ星の全体マップには津波を起こしている描写がある。 ガラモン 毎回のように登場するが、特にこれといった特徴・能力は無い。ウルトラの父にガラガラにされたことがある。ウルトラマンがトイレの大便器を掃除する際にかめのこたわしとして使われたこともある。スケートをする際にダルマ型のスーツを身に付けていた。 ザラブ星人 変身能力があり、目付きが悪いにせウルトラマンの姿になる。他のキャラクターにそっくりに化けることも出来る。地味なキャラを自称しているが、6巻内の短編や4コマコーナーで主役を務めたこともある。 キングジョー 物を食べて太るという不思議なロボット。体は分離可能で、事あるごとにパーツが外れる。足が無くても空中を浮遊することで移動は可能。機械という特徴ゆえ、体を分解されて機械の材料にされたり、乗っ取られたり、解剖されたりとよく災難にあう。 タッコング オイルを食べて炎を吹く、オイル怪獣。レッドキングらと共に居ることが多い。ガソリンスタンドを経営する両親が登場している。なお、火を吹く能力は原作では見せていない。 野球が好きらしく、6巻にて中学校の見学の際に「野球部に入りたい」と言っており、8巻でもかっとび小学校のクラブ活動で野球をしている。 将来はたこ焼き屋の経営者か店員になることも夢見ていたようで、そのせいか夏祭りで、たこ焼きを売る準備をしていたこともある。 ウー 全身毛むくじゃらであることがよくネタに使われる。毛の中に無数のノミが潜んでいる。男性。 ナース 体が長いことがよくネタに使われる。 ツインテール その特異な体型がよくネタに使われる。オムツをしている弟がいるらしい。 ペギラ 冷凍光線を吐き空を飛ぶ。気の良い性格。 メフィラス星人 頭が良いが自己中心的。ウルトラ大学合格を夢見ているなど、クラスメート達からは「ガリ勉」と呼ばれ、あまり良くは思われていない。「〜である」という口調。自宅は灯台。 ブラックキング かっとびランドを支配しようとやってきた怪獣だが、マンに敗れ、いつのまにかかっとびランドの住人になっていた。口から吐くマグマ光線が武器。事あるごとにレッドキングと喧嘩をしているが、マンを倒すためなら遠慮なく手を組む。 また、第1巻の時点で、マンの同級生として別のブラックキングが登場している。 イカルス星人 ブラックキングの部下として登場したが、その後は彼とはあまり接点の無い同級生となっていた。また、第10巻では彼にからまれている。相撲編だけブラックキングの仲間に復帰。うんこ(カネゴンの)を食わされたり、溺れたのに助けてもらえなかったり(助けてもらえなかったがその後普通に自分で川から上がっている。)空から石をぶつけられたりとなかなか不運。 ガッツ星人 ヨイトマカ星を征服すべく、大挙してやってきた侵略者。リーダー格の1人のみ、「G」と書かれた服を身に付けている。いつの間にか同級生となっており、常に1人しか登場しなくなっていた。分身能力あり。ワープ機能付きの円盤を持っていたが、同級生達にフリスビー替わりに使われて破壊された。 ヒッポリト星人 転校生として登場。前の学校では委員長だったという。先生の前では優等生を装っているが、その裏では同級生達を陥れたり自分の持ち物を見せびらかしたりする嫌な奴。一応自分の性格が悪いことは自覚している。「ウソ大発見機」なる機械を持っている。 シーボーズ 体が骨でできており、何かあるごとにバラバラになる。家はお寺だったりピラミッドだったりする。 バリケーン 転校生として登場。嵐を起こす能力がある。「タイフーン」と呼ばれた回もある。 スカイドン 体重は20万トンもある怪獣(一回だけ「2万t」と誤植されたことがある)。その体重故にノロマだが、マラソンではウルトラマンの作戦で一位になった。 ギャンゴ 「〜だす」口調で誰の言うことでも聞くクラス1のお人好しだが、頭を強打することで凶暴化する。 ギガス 小学生の個体とケーキ屋店長の個体が登場。 ガマクジラ 川底に住んでキャンプ場の独占を狙った者と、クラスメートの2名が登場。前者はウルトラの母の失敗料理を盗み食いして食中毒を起こすが助けられ、和解する。後者は黒板消しの代わりに舌で黒板を舐めさせられた。 ノーバ ブラック司令の手下の者と、小学生の2名が登場する。 サドラー 穴掘りで鶴嘴代わりに利用される。出番が多いがほとんど喋らない。 ブルトン 身体が丸いためウルトラマンにボウリングのピン代わりにされるなど、損な役割が多い。やや寡黙。バルンガとブルトンが対戦する4コマ漫画では両者とも何もしなかった。 シャプレー星人 その他大勢の生徒で度々登場。台詞はあまりないが、ウルトラマンやレッドキングに振り回されることが多い。 ベムラー SFC版ウルトラマンをレッドキングと不快に述べた。ゲーム世界にマンや他の怪獣と召喚された時、最初に挑戦するも、背中の棘が地面に刺さり、敗北。 テレスドン SFC版ウルトラマンをベムラー同様に不快に述べる。削岩機代わりにマンに利用されることもある。 ゴキネズラ オニバンバとレッドキング母の試合の流れを変えようとマンに頼まれ、ゴキブリを召喚するが、取り乱したレッドキング母の暴動に振り回された。 アントラー ウルトラマンが町中の空き缶を集めるために磁力光線で呼び集めるが、廃車や自販機まで来たため、下敷きになる。 ナメゴン 9巻の最終回の扉絵にのみ登場。 ジャミラ 水が苦手で、ポットン便所を使うなど排泄には気をつけている。魚が好物らしい。 グビラ 魚の怪獣の為、食料やユリアンの解剖研究の対象にされかけるなど、損な役割。家族に祖父がいるらしい。なぜか「グドン」となってしまったことがある。 チブル星人 保険医として登場。レッドキングに挑戦して一度返り討ちに遭うが、土下座して頭が大きすぎる蛸体系で頭突きになったため逆転勝利している。 ドドンゴ ソリの犬代わりにされたり、マンの不注意でガラスに突っ込んだりと損な役割が多い。 キングザウルス3世 ドドンゴ同様ソリの犬代わりにされたり、キュラソ星人の馬にされたりと損な役割が多い。体系上、スキー板で滑る時は流石に四つん這いになる。 バキシム 剣山状の手のため、マンが気絶したギャンゴをビンタで起こすときに使われた。 ゴルドン 全身金色だが、実は金箔だった。ゴルドンの登場エピソードは単行本には未収録。 サボテンダー マンがゴルドンの金箔張りを証明する際に手伝わされた。その際に全身のトゲを活用している。 ケロニア 吸血能力がよくネタに使われる。 ペスター 胴体が二つある特異な体系がよくネタに使われる。 ザンボラー 発熱能力がネタに使われる。 ヒドラ 他の同級生とユリアンに交際を求める時、ガッツ星人と共に鳥と仲良しなのを見せたが、レッドキングに元々仲間だと一蹴される。 グモンガ 他の同級生とユリアンに交際を求める時、蜘蛛と仲良しなのを見せたが嫌われた。 パンドン 頭が二つある為、一匹で漫才ができるネタを使った。 ラゴン 水泳能力が高く、マンやレッドキングに評価されている。ウルトラの父に「ぶっさいく」と言われた個体も存在する。 ビラ星人 団扇の様な体系をネタに使われる損な役割が多い。中学のサッカー部の先輩として別のビラ星人も登場。 キーラ 自分の大きな目をよくネタに使う。「大便小僧」という品の無い石像(作中では「彫刻」と言っていた)を作りウルトラの父に殴り倒されたこともある。 ダリー 体が小さいことがネタに使われる。 バルンガ ブルトンと対決するが、両者共に転がる、浮かぶだけだった。 ステゴン シーボーズと対決するが、互いの肋骨が引っかかり、見物人に引っ張られるが、結局バラバラになる。 ケムラー 毒ガスは尻から出す。鈴虫の真似をしたこともある。 グリーンモンス 花弁をミット代わりに使う。膝小僧の目はない。 ガボラ 顔の周囲の鰭を閉じただの花に見えたため、水をかけられたり花壇に植えられたりする損な役回りが多い。 セブンガー 学園祭準備をしていた。 エレドータス 美術部に所属。絵画時には直立していた。
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