みちびきとは? わかりやすく解説

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導き

読み方:みちびき

カ行五段活用動詞「導く」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの

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準天頂衛星システム

(みちびき から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 00:02 UTC 版)

準天頂衛星システム(じゅんてんちょうえいせいシステム、英語: Quasi-Zenith Satellite System、QZSS)は、日本及びアジア太平洋地域向けの航法衛星システムである。全地球を対象として地球上すべてを周回するグローバル・ポジショニング・システム(GPS)と異なり、地球の自転と同周期の人工衛星を利用することで特定地域向けの位置情報サービスを提供する衛星測位システムである。


  1. ^ 静止軌道ではゼロである軌道傾斜角と離心率を僅かにずらした軌道。
  2. ^ a b 5号機の運用開始と合わせて、L1C/B信号の配信を開始し、L1C/A信号の配信は停止する予定。
  3. ^ L1C/Bは、L1C/AをBOC (Binary Offset Carrier) 変調して送信する信号。

注釈

  1. ^ 2号機以降。
  2. ^ 旧・宇宙開発委員会とは、日本の宇宙関連の政策を内閣総理大臣に諮問するために旧総理府(現在は内閣府に統合)に設置されていた、旧科学技術庁長官を長とする委員会である。2001年1月まで存続していた。

出典

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「準天頂衛星システム」の続きの解説一覧

みちびき(QZSS)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/05 00:54 UTC 版)

i-Space」の記事における「みちびき(QZSS)」の解説

小型携帯端末による、ナビゲーション機能実現

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みちびき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/05 00:54 UTC 版)

i-Space」の記事における「みちびき」の解説

複数衛星必要な大掛かりなシステムであり、民間企業による資金期待されていた。しかし、収益低さ最後まで解決されず、2006年3月事業化断念された。その後衛星測位技術習得という観点から、2009年度1号機のみが全額国費打ち上げられることになった

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「みちびき」を含む「i-Space」の記事については、「i-Space」の概要を参照ください。

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みちびき

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 06:57 UTC 版)

名詞

みちびきき】

  1. 導くこと。誘導指導

発音(?)

み↗ちびき

動詞

みちびき

  1. みちびく」の連用形

「みちびき」の例文・使い方・用例・文例

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