きく_(人工衛星)とは? わかりやすく解説

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きく (人工衛星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/10 01:31 UTC 版)

きくは日本の旧宇宙開発事業団(NASDA)及び後継組織である宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げた一連の技術試験衛星(Engineering Test Satellite, ETS)の愛称である。これまでの慣習として、NASDAおよびJAXAの技術試験衛星は開発時の名称はETS-n、打ち上げ後の愛称は「きくn号」となる。

ETSシリーズの目的は、時代のニーズに合わせた衛星技術の開発である。

衛星一覧

衛星名 命名前 打上ロケット 打上日 備考
きく1号 ETS-I N-Iロケット1号機 1975年9月9日 NASDA 初の人工衛星
きく2号 ETS-II N-Iロケット3号機 1977年2月23日 日本初の静止衛星
きく3号 ETS-IV N-IIロケット1号機 1981年2月11日 N-IIロケットの能力実証
大型衛星技術の確立
きく4号 ETS-III N-Iロケット7号機 1982年9月3日 3軸姿勢制御技術の確立
きく5号 ETS-V H-Iロケット2号機 1987年8月27日 H-Iロケット(3段式)の能力実証
移動体通信実験
きく6号 ETS-VI H-IIロケット2号機 1994年8月28日 2トン級3軸静止衛星バス技術の確立
きく7号
(おりひめ・ひこぼし)
ETS-VII H-IIロケット6号機 1997年11月28日 自動ランデブードッキング試験
きく8号 ETS-VIII H-IIAロケット11号機 2006年12月18日 携帯端末を用いた移動体通信の技術実証
3t級3軸静止衛星バス技術の確立
ETS-IX H3ロケット(計画) 全電化衛星技術に代表される次世代衛星バス技術・フルデジタル化通信を含む衛星通信技術の開発・実証

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