きょっこうとは? わかりやすく解説

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きょっ‐こう〔キヨククワウ〕【×旭光】

読み方:きょっこう

朝日の光。旭暉(きょっき)。

紋所の名。朝日の光をかたどったもの。

旭光の画像

きょっ‐こう〔キヨクカウ〕【曲行】

読み方:きょっこう

曲がりくねって行くこと。

まちがった行為不正な行為


きょっこう〔キヨククワウ〕


きょっ‐こう〔キヨククワウ〕【極光】

読み方:きょっこう

オーロラ


【旭光】(きょっこう)

1950年代航空自衛隊創設当時主力戦闘機として導入されF-86Fセイバー」の非公式愛称

当時防衛庁により命名されたものであるが、実際にはこの名で呼ばれることはほとんどなく、現場隊員ファンからは「ハチロク」と呼ばれることが多かった

なお、同じF-86でも迎撃戦闘機として導入されD型には「月光」という別の愛称があった。

関連栄光 月光


きょっこう

分類:人工衛星


名称:第5号科学衛星「きょっこう」/Exospheric Satellite-A(EXOS-A)
小分類:科学衛星
開発機関・会社:宇宙科学研究所(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))
運用機関会社:宇宙科学研究所(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))
打ち上げ年月日:1978年2月4日
打ち上げ国名機関:日本/宇宙科学研究所(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))
打ち上げロケット:M-3H
打ち上げ場所:鹿児島宇宙空間観測所(KSC)
国際標識番号:1978014A

きょっこうは、プラズマ密度温度組成電子エネルギー分布地球コロナ分布など観測オーロラ紫外線撮像目的開発されました。
きょっこうは、世界で初めオーロラ紫外線像の撮影成功しました。この写真によって、オーロラの上空にはプラズマ乱れがあり、そこから強い電磁波放射されていることが発見されました。
太陽風(太陽から吹き出す高速プラズマ流)と地球大気影響いろいろな物理現象起こす磁気圏(地球周囲半径約6から7km範囲)の観測なかでもオーロラ観測主目的とした磁気圏衛星です。

1.どんな形をして、どんな性能持っているの?

きょっこうの軌道図
きょっこうの軌道

円筒型の形をしており、重量は126kgです。

2.どんな目的使用されるの?
太陽風(太陽から吹き出す高速プラズマ流)と、地球大気影響いろいろな物理現象起こす磁気圏(地球周囲半径約6から7km範囲)の観測なかでもオーロラ観測主目的としています。

3.宇宙でどんなことをし、今はうなっているの?
きょっこうは、世界で初めオーロラ紫外線像の撮影成功しました。この写真によって、オーロラの上空にはプラズマ乱れがあり、そこから強い電磁波放射されていることが発見されました。

4.このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
同じ磁気圏観測衛星としては、じきけんおおぞらあけぼのあります

5.どのように地球を回るの?
高度3970kmから630km、傾斜角65度の楕円軌道です。


きょっこう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 13:45 UTC 版)

オーロラ観測衛星「きょっこう(EXOS-A)」
オーロラ観測衛星「きょっこう(EXOS-A)」模型
所属 東京大学宇宙航空研究所
主製造業者 日本電気
公式ページ オーロラ観測衛星「きょっこう(EXOS-A)」
国際標識番号 1978-014A
カタログ番号 10664
状態 運用終了
目的 オーロラ観測
打上げ場所 鹿児島宇宙空間観測所
打上げ機 M-3Hロケット2号機
打上げ日時 1978年2月4日16:00
運用終了日 1992年8月2日
物理的特長
本体寸法 ⌀946mm×800mm
最大寸法 4,830mm
(支柱展開時)
質量 126kg
発生電力 35W
姿勢制御方式 沿磁力線姿勢安定方式
軌道要素
周回対象 地球
軌道 楕円軌道
近点高度 (hp) 636km
遠点高度 (ha) 3,977km
軌道傾斜角 (i) 65.4度
軌道周期 (P) 134.2分
搭載機器
ATV オーロラ撮像装置
プラズマ波動・電子温度観測装置
エネルギースペクトル観測装置
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きょっこう (第5号科学衛星EXOS-A) は東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所)が打ち上げたオーロラ観測衛星である。開発・製造は日本電気が担当した。名前はオーロラを意味する「極光」に由来する。

目的

当機は主にオーロラを観測することを目標に開発された。また、オーロラに関連する磁気圏プラズマ圏電離層も観測対象となった。当機はその観測能力を生かし、国際磁気圏観測計画 (IMS) に参加した。なお、IMSには「うめ」「うめ2号」「じきけん」も参加している。

機体

当機は「たんせい3号」とほぼ共通の設計をしている。衛星の形状も「たんせい3号」と同じく円筒形であり、観測装置以外の搭載機器もほぼ同じ物が用いられた。投入された軌道も同じような軌道である。打ち上げ機も「たんせい3号」と同型機であり、ロケットと衛星本体を含めて「たんせい3号」で見つかった不具合は解消された。

観測装置はメインの紫外線オーロラ撮像カメラを含め7種類搭載されている。

運用

当機は1978年2月4日に、M-3Hロケット2号機によって打ち上げられ、近地点641km、遠地点3978km、軌道傾斜角65.3°の軌道に投入された。2月24日から観測を開始した。

当機は観測データの取得率を上げるため、内之浦のほかにカナダのチャーチルと南極昭和基地でもデータの受信を行った。

1992年8月2日に運用終了した。

関連項目

外部リンク


きょっこう

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 02:30 UTC 版)

同音異義語

きょっこう




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