宇宙システム開発利用推進機構とは? わかりやすく解説

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宇宙システム開発利用推進機構

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/16 03:22 UTC 版)

本部を置く機械振興会館

一般財団法人 宇宙システム開発利用推進機構(Japan Space Systems、JSS)は、内閣府経済産業省が所管する、人工衛星ローンチ・ヴィークル、地上システム、リモートセンシング等の宇宙システムに関する、調査・研究・開発・国際協力・人材育成などを行う一般財団法人。所在地は東京都港区芝公園三丁目5番8号 機械振興会館6階。

2012年3月30日財団法人無人宇宙実験システム研究開発機構USEF)を存続団体として、財団法人資源探査用観測システム・宇宙環境利用研究開発機構(JAROS)、財団法人資源・環境観測解析センター(ERSDAC)が統合し、発足した。

組織

評議員

役員

専務理事と常務理事のみ常勤[1]

  • 理事長:稲畑廣行(元・三菱電機株式会社)
  • 副理事長:安達昌紀(日本電気株式会社 宇宙システム事業部長)
  • 専務理事:三本松進(元・経済産業省 経済産業研修所 所長)
  • 常務理事:沖野英明(元・通商産業省 工業技術院 情報規格課長)
  • 他、理事18名、監事2名

沿革

  • 1976年昭和51年)9月30日 - 財団法人資源・環境観測解析センタ―(ERSDAC)設立。
  • 1986年(昭和61年)
    • 5月16日 - 関連13社の出資によって財団法人 無人宇宙実験システム研究開発機構(USEF)設立。
    • 11月21日 - 財団法人 資源探査用観測システム研究開発機構(JAROS)設立。
  • 2012年平成24年)3月30日 - 上記3機関が合併。USEFを存続団体とし、財団法人宇宙システム開発利用推進機構(Japan Space Systems:J-spacesystems)が発足。
  • 2013年(平成25年)4月1日:一般財団法人に移行[2]

事業

統合前のUSEF、JAROS、ERSDACの事業も列挙する。

プロジェクト

  • 先進的宇宙システム(ASNARO):小型リモートセンシング衛星。
  • 宇宙環境信頼性実証システム(SERVIS-1SERVIS-2SERVIS-3):人工衛星へ民生品を適用するための宇宙実証試験。
  • 空中発射システム(ALSET):航空機からの小型衛星発射の研究。
  • 宇宙太陽発電システム(SSPS):宇宙太陽発電の研究。
  • 資源探査用将来型センサ(ASTER)テラに搭載された。
  • 衛星搭載型ハイパー・マルチスペクトルセンサ(HISUI):当初はだいち3号に搭載される予定であったがISSに変更された。
  • フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSER):だいちに搭載された。

実績

関連団体

賛助会員

関係独立行政法人

出典

  1. ^ 組織・役員
  2. ^ 一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構 沿革
  3. ^ プロジェクト
  4. ^ これまでの実績

外部リンク





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