BSAT-2aとは? わかりやすく解説

BSAT-2a

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/21 04:10 UTC 版)

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BSAT-2a
所属 放送衛星システム
主製造業者 オービタル・サイエンシズ
国際標識番号 2001-011B
カタログ番号 26720
状態 運用終了
目的 衛星放送
設計寿命 10年以上
打上げ場所 ギアナ宇宙センター
打上げ機 アリアン5
打上げ日時 2001年3月9日
10時51分 (JST)
運用終了日 2013年1月29日[1]
物理的特長
質量 約800kg(軌道上初期)
発生電力 1982w(設計寿命末期)
姿勢制御方式 三軸姿勢制御
軌道要素
周回対象 地球
軌道 静止軌道
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BSAT-2aとは、かつて放送衛星システムが所有していたBSデジタル用の放送衛星である。メーカーはオービタル・サイエンシズ社で、2001年3月9日アリアン5ロケットによりギアナ宇宙センターから打ち上げられた。BS-4後発機とも呼ばれる。

BSAT-2aは衛星バスSTARバスを採用、箱形の構体に太陽電池パネルを2葉備える。Kuバンドのトランスポンダを4本(予備4本)搭載し、2.2mのアンテナで通信する。

本来はBSデジタルの放送開始前の2000年秋に打ち上げ予定だったがメーカでの製造トラブルに見舞われ、打ち上げがほぼ半年延期された(その間にBSデジタル放送はBSAT-1bを使って開始された)。打ち上げ後も2001年9月、2001年11月、2004年2月と3度のトラブルが発生したため2004年4月から予備衛星だったBSAT-2cに役割を譲り、2013年1月29日には老朽化と燃料枯渇により運用終了、軌道外投棄(デオービット)された[1]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b BSAT-2aの軌道外投棄について 2013.01.30”. 株式会社 放送衛星システム. 2013年4月3日閲覧。

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