かつて、端末を供給していたメーカーとは? わかりやすく解説

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かつて、端末を供給していたメーカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 08:02 UTC 版)

ソフトバンクの主な携帯電話端末納入メーカー」の記事における「かつて、端末を供給していたメーカー」の解説

三洋電機 略称「SA」(デジタルホン時代は「DP-18X」、デジタルツーカー仕様は「S」)(DT:緑、JP:桃色) 主にローエンド機を中心に鳥取三洋電機(現・三洋電機コンシューマエレクトロニクス)による製造リリースV801SAは、最初ボーダフォングローバルスタンダード端末として投入されるも、端末価格あまりにも高価だったことや不具合頻発したことなどの要因重なったため不評であったその後第二世代携帯電話奇抜な外観印象V401SA発売する売り上げ思わしくない結局V401SA以降ボーダフォンへは投入されなかった。 三洋電機NTTドコモへの納入再開したことから、ボーダフォンからは撤退したではないかとの憶測なされたまま、ボーダフォンはソフトバンクブランドとなったが、こちら向けの端末供給もされなかった。 そして、2008年4月1日をもって会社本体経営不振による再建中の三洋電機は、京セラに他キャリア向けも含む携帯電話事業譲渡する発表した京セラ譲渡後2010年5月発売SA002までSANYOブランド端末au向けには発売されたがソフトバンク向けには発売されなかった。 三菱電機 略称「D」(デジタルホン時代は「DP-22X」、デジタルツーカー仕様は「D」、「XC」)(DT:水色JP:スカイブルーJ-フォン時代当時人気フリップ式端末供給をしており、待ち受け画面登場するアニメっちゃ」、初の16和音着信音メロディ対応機リリース大型スピーカー搭載による高音質大音量などを実現していた。デザインスペックは、NTTドコモDシリーズよりも、当時ツーカー納入していた「TH-4XX」シリーズ似たものとなっていた。 J-D08比べV401Dではユーザーからの要望含め改良改良重ね1,000上の項目を改善したり、コントロールパッド加速度センサー搭載するなど意欲的だったが、ボーダフォン体制時の端末調達絞り込み影響を受けV401D以降端末開発終了社内開発チーム解散しており、プリペイド端末J-D07V101DV102DV301DV401D保守業務以外、撤退している。プリペイド端末も、201SHに取って替わられた。 2008年3月ソフトバンク向け供給がないまま、三菱電機携帯電話事業終息発表したデンソー旧・日電装) 略称「DN」(デジタルホン仕様は「DP-19X」、デジタルツーカー仕様は「ND」)(DT:赤、JP:緑) 携帯電話オリジナルキャラクターまめぞう」を端末搭載シンプルなルックスだがかわいらしく好評であった。さらに、比較コンパクトな端末だった上、端末側面タッチセンサー搭載し握っている時の誤動作防止機能解除されたり、文字変換機能当時としてはかなり高度だったなど、実用面でも好評であった。そのため、液晶カラー化が進む前のJ-PHONEでは(1999年頃まで)同社ケンウッド人気メーカーだった。端末イメージキャラクターには、歌手知念里奈俳優江口洋介起用していた。 2001年5月携帯電話事業でのケンウッドとの協業発表するも、同年秋の商品J-DN31」を最後に携帯電話事業から撤退パイオニア 略称「PE」(デジタルホン仕様は「DP-21X」、デジタルツーカー仕様は「CA」)(DT:薄い紫、JP:灰色同社端末売りは、全面タッチパネル液晶携帯電話。「DP-211」は携帯初のタッチパネル式であり、その兄弟機種DP-211SW」は携帯初の文字メッセージサービススカイメール当時スカイウォーカー対応機種であった操作の殆どを液晶タッチする事で出来る、かなり個性的なのだった2001年春発売の「J-PE03II」(同社唯一の、非全面液晶&カラー和音着信音モデル)を最後に携帯電話事業から撤退ケンウッド (現・JVCケンウッド) 略称「K」デジタルホン時代は「DP-13X」、デジタルツーカー仕様「K」)(DT:JP:青) デザイン音質重視した商品が目立つ。1998年春に発売の「DP-134」(デジタルホン仕様)「K3」(デジタルツーカー仕様)は、サイドから見るとイルカシルエットのようなグリップつけられており、「ドルフィンライン」というキャッチコピー売り出された。更に、当時東京デジタルホンイメージキャラクターの藤原紀香出演する同社CMドラマでも同機種が使われOL中心にヒットした。そして、オーディオ無線機製造を手がけている技術力生かされており、通話品質ハイレベルだった。その代わり軽量化多機能化にはそれほど熱心ではなかった。シャープ東芝のように高画質液晶カメラ機能全面押し出しているわけではないが、根強い人気はあった。 しかし2000年ごろからケンウッド本体経営悪化2001年5月には携帯電話事業でのデンソーとの協業発表するも、2002年3月発売の「J-K51」(携帯電話初のステレオツインスピーカー搭載端末)を最後に携帯電話事業から撤退株式会社山形ケンウッド生産されていた。 富士通 品番は「DP-12X」ではじまる こちらも、NTTドコモ等のFシリーズ準じた製品配給していた。撤退はかなり早く1998年夏の「DP-125」が最後。「J」からはじまる品番1998年暮れ製品から使用されたものである。したがって「J-F01」等のような品番製品存在しない2010年10月事業開始となった富士通東芝モバイルコミュニケーションズは、富士通が8割超を出資する連結子会社であったが、同社東芝ブランドスマートフォン及び携帯電話開発・製造行っていた。また富士通ブランドに関してau向け東芝ブランド同様の扱いだが、ドコモ向けについては製造受託を行うのみに留まっている。 なお、同社その後東芝携帯電話事業撤退により富士通完全子会社富士通モバイルコミュニケーションズとなったノキア 略称「NK」(J-フォン時代は「NM」・デジタルホン時代は「DP-15X」)(DT:明るい緑、JP:薄いPDC製品では、デザイン性前面押し出した製品製造配給していた。1998年秋の商品「DP-154Ex」は、当時日本製携帯電話にはないストリート風のデザインオレンジ配色等でファッション雑誌によく取り上げられた。J-NMシリーズ時代は、三洋電機OEM製品展開していた。 第三世代携帯電話では、Symbian OS搭載ストレート3G端末702NKおよび702NK II投入している。スマートフォン売りにしているこれらの端末は、PCとの親和性が高いことと世界中出回っているSymbianアプリいわゆる勝手アプリ」、「超勝手アプリ」を含む)を組み込めるなどの自由性が高さからPCユーザー中心に人気がある。2006年夏にはこれらの後継機種804NK発売採用されているSymbianOSバージョン上がり、旧機種人気だった「勝手アプリ」は利用できなくなった認証済みSymbianアプリ利用可能)。かわりに折畳み式スタイル、2.4インチQVGA液晶ディスプレイFMラジオチューナー・2メガピクセルデジタルカメラ赤外線通信機能など日本製携帯電話に近い機能搭載されている。 ソフトバンクになってからは、SoftBankとしては初となるGSMクワッドバンド3Gのデュアルモードローミングに対応した705NK(Nokia N73)が、2007年1月発売された。また、2007年4月法人専用スマートフォン端末X01NK発売した2008年12月日本事業撤退発表しNokia E71は、発売中止Nokia N82最後端末となったシエラ・ワイヤレス 略称「SW2008年12月コネクトUSBスティック通信端末としてSoftBank C01SWを販売した。 Longcheer 略称「LC2009年3月イー・モバイル利用パソコン向けモバイルデータ通信サービス開始しそれに伴いコネクトUSBスティック通信端末としてSoftBank C01LC販売した東芝 略称「T」(デジタルホン時代は「DP-17X」)(DT:濃い緑、JP:エメラルドグリーンシャープに次ぐ人気メーカーハイエンド機からローエンド機まで幅広い層に向けた端末製作している。こちらも携帯電話初めて、QVGA液晶搭載したり(J-T08 2002年発売)モバイルフラッシュ機能搭載J-T06 2001年発売)と、意欲的なメーカー2004年夏のV601T以降端末V6V5シリーズVodafone 3Gにおいては自社3DグラフィックアクセラレータMOBILE TURBO T4G」を搭載している。 第三世代携帯電話でも、ボーダフォン初のGPS機能搭載製品903T 2005年10月発売)や音楽プレーヤー機能前面押し出した製品803T 2005年10月発売)などの製品開発・製造している。 国内初め第三世代携帯電話展開する事業全て3G端末供給したが、2009年夏にT-01A発表するまではNTTドコモ向け端末配給途絶えていた。auKDDI/沖縄セルラー電話連合)向けにも意欲的に端末供給しているが、ボーダフォン時代3G端末登場してから同社向けの供給比重増えてきていた。 2006年1月発表されVodafone 3G端末のx04シリーズでは、904T提供される全てのサービス対応しフルスペック端末となった910TBluetoothによるワイヤレスミュージックスタイルに1GBメモリなどを搭載しau向けW44TTiMO W44T II / LEXUS W44T IIIを含む)と同じく大容量音楽ケータイである。また、803T成功以降継続して音楽再生注力した機種発売している(705T811T911T)。 2007年2月にはソフトバンクの子供向け端末812T通称コドモバイル」)を発売3月には、ワンセグ3G ハイスピード対応するなど機能充実した911T発売した2007年夏モデルでは、筐体チタン採用した814T幅広いコーディネート可能にした815Tなどを発売したまた、2007年12月には東芝としては国内展開する初のスマートフォンとなるX01T発売された。2008年春921Tは「REGZAケータイ」を名乗り、さらにメインディスプレイ有機EL搭載2007年春から2008年春モデルは、「X01T」「813T以外のモデル国際ローミング対応しない。しかし、2008年夏モデル823T824T国際ローミング3Gエリア限定)に対応している実質、全キャリア供給経験がある(ドコモau(旧IDO/DDIセルラー時代を含む)・ソフトバンク・イー・モバイル・ウィルコム・ツーカー。ただし、ディズニー・モバイルなどMVNOオペレータ含まない場合2008年冬にはコーディネート携帯第2弾830Tなどを販売した2008年3月921T以降新たな9xxシリーズおよび8xxシリーズ投入目途立っておらず、それ以降は同キャリア向けの東芝機種スマートフォンSoftBank Xシリーズのみの展開となっている。 2010年10月富士通連結子会社である富士通東芝モバイルコミュニケーションズへ、東芝ブランド携帯電話移管した(富士通ブランド発売のみ富士通本体残したままとなる)。 2012年4月富士通東芝の全株式富士通譲渡し携帯電話事業から撤退する発表した富士通東芝富士通完全子会社富士通モバイルコミュニケーションズとなったデル 略称「DL2010年冬モデルから、タブレットPCスマートフォン Dell Streak 001DLを発売2012年には標準的なスマートフォン101DLを供給する。 しかし、2012年12月Windows 8タブレット開発専念するため、Androidスマートフォン開発中止発表。101DLが実質最後端末となったソニーJ-フォン時代の略称は「SY」・デジタルツーカー時代は「SO」)(JP:薄い青) ツーカー株主だったソニーは、デジタルツーカーのツーカーローミング地域向けに製品供給日産携帯電話事業撤退期に1999年秋にJ-SY01」(当時ツーカー人気商品だった「TH291」に準じた仕様)が発売されたが、これが最初で最後J-フォン向け端末となった岩手県ソニー千厩株式会社現在のソニーイーエムシーエス株式会社千厩テック)で生産されていた。 2010年7月9日に、ソフトバンクブランドではなく、ソニーブランドとして、デジタルフォトフレーム S-Frame DPF-NS70供給し11年ぶりにソニーから端末供給された。

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かつて端末を供給していたメーカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 03:18 UTC 版)

auの主な携帯電話端末納入メーカー」の記事における「かつて端末を供給していたメーカー」の解説

CDMA方式端末au旧IDODDIセルラー)向けに供給していたメーカーで、au向け端末供給からの撤退明言または携帯電話事業そのものから撤退したメーカーを記す。デンソー旧・日電装セイコーインスツル(旧・セイコーインスツルメンツ) 鳥取三洋電機(現・三洋テクノソリューションズ鳥取、旧・三洋マルチメディア鳥取鳥取三洋電機NECカシオ モバイルコミュニケーションズ(現・日本電気(以下NEC)、旧・NECモバイルコミュニケーションズ、←日本電気/カシオ日立モバイルコミュニケーションズカシオ計算機/日立製作所パンテックPantech

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