『メダロット』のみ登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:25 UTC 版)
「メダロット (アニメ)」の記事における「『メダロット』のみ登場」の解説
辛口コウジ(からくち コウジ) 声 - 横幕玲王奈 イッキのライバル。愛機のスミロドナッドとのコンビネーションはイッキにひけをとらない強さ。 エリート意識が強く、一人称は「僕」。キザな性格でイッキを「イッキ君」と呼ぶ。いわゆる、「金持ちなライバルキャラ」という性格。幼い頃、カマキリの卵の孵化を見て以来、虫が大の苦手。メタビーがメダフォースを発動させて以来メタビーとの間に壁を感じており、スミロドナッドとの特訓によるシャドウソード会得やメダフォース発動など、その度に努力でそれを乗り越える熱血漢な部分も持つ(ただし海岸で刀を振るうなど的外れな修行もしている)。全国ロボトルランキング2位。 スミロドナッド 声 - 鶴岡聡 コウジの愛機。マスターのコウジ同様、冷静でクールな性格。しかし、カマキリ型メダロットを見て暴走したコウジに命令され、なだめるどころか一緒になって暴れるなどどこか抜けた面もある。レアメダルではなく、メダフォースが使えなかったため、代わりとして「奥義・シャドウソード」を身につける。しかし大会の最中、メダフォースを発動した。その時点ではメダロット博士の「先祖がえり」という言葉以外説明はされなかったが、最終回においてレアメダルがクローンメダル(通常のメダル)の潜在能力を引き出した結果であることが明らかになった。 純米カリン(じゅんまい カリン) 声 - 坂本真綾 コウジの幼なじみでお嬢様。普段は優雅で心優しく、ふんわりとした性格だが怒らせると怖い(ゲーム版も同様)。さらにいつの間にかりんたろうを呼び笛で駆けつけてくるように「飼い馴らす」など、腹黒い一面も。また、感覚が普通の人より少しズレているらしく、財力を生かした突飛な行動(本人は人助けのつもり)をすることが多々ある。前述の基本的性格に加え容姿も良いため、彼女に想いを寄せる男の子が沢山おり、イッキとコウジも想いを寄せている。学力はまずまずだが、極度の運動音痴であり、金槌であるうえ水恐怖症である。 メダロット博士の親戚で、博士を「おじさま」と呼ぶ。 セントナース 声 - 並木のり子 カリンの愛機。愛称は「ナースちゃん」。これは後にイッキたちにも浸透する。研究所に保管されていたロボロボ団製の試作型「ビーストマスター」のパーツ一式を装備したことがある。 あがたヒカル / 怪盗レトルト / 宇宙メダロッターX 声 - 内藤玲 普段はコンビニでバイトをしている高校生。しかし、貴重なメダルの情報を聞きつければ「怪盗レトルト」となり、メダルを盗み出す。実はメダロット博士と旧知の仲(一番弟子らしい)で、奇抜な行動もそれに関係するものであった。左利きである。 8年前の世界大会、かつての愛機メタビーは暴走し「魔の十日間」事件を引き起こしてしまい、ヒカル自身の手でそのメダルを破壊した。現在の愛機アークビートルのメダルは、破壊したメタビーのそれを復元したものだが、以前の記憶は失われている。 ロボトルランキングでは宇宙メダロッターXという名前で全国1位で世界大会にも登録されたが、ほとんどの試合はカリン・スクリューズ・カラスミなどに変装させて出場させていた。 36話で「宇宙メダロッターX」の正体は、「怪盗レトルト」と判明(元からバレていたが)。仮面に仮面を被せて変装をしていた様子。 ロクショウ 声 - 篠原功 メタビーと対を成すKWG型「ヘッドシザース」のパーツを装着している。メダロッターがいない野良メダロットだが、かつてはメダルの培養理論を確立した科学者、節原源五郎教授のもとにいた。レアメダルであり、メダフォース発動が可能(作中で最初にメダフォースを発動させたメダロットである)。その力がロボロボ団に目をつけられる。ロボロボ団の策略で節原教授を襲ったのがメダロット博士だと思い込み、博士に味方するメタビーと戦った。メタビーとの死闘の後にビーストマスターに倒され、いったんロボロボ団に捕らえられたが、レトルトの手を借り脱出。その途中で再びビーストマスターに遭遇するが、メタビーの助太刀により危機を脱し、同時にメタビーと和解する。そしてメタビーのメダフォースの輝きを目の当たりにした彼は、復讐に生きることを捨て教授を捜す旅に出る。 一人称は「俺」だが、一部の目上の人と話す時や物語終盤での一人称は「私」。 バートン 声 - 真島啓 節原教授によって作られたオウム型のロボット。ロクショウの相棒。高性能の人工知能を搭載しており、人間とも高度な会話ができるが、動力源はただの乾電池。節原教授邸の火災後、教授と同じく失踪していたが、ロボロボ団に追われているところを偶然ロクショウと再会を果たした。しかしヘベレケの策略によって記憶を操作されており、節原教授邸放火の犯人がメダロット博士であるとの誤解をロクショウに与えてしまった。 ミスターうるち 声 - 清水宏 世界メダロット協会日本支部所属の公式審判。地上・地中・海上・海中・空中問わず、ロボトルがあればどこでも必ず駆けつける。 出前の岡持ちや噴水・工事現場の土管の中から登場したり、ドリルを頭に付け岩盤を突き破る・空中から上着をパラシュートにして降下・風船を使い巨大化・凧をくくりつけたり飛行機に掴まり飛行・廃墟の上から大ジャンプして着地するなど登場シーンはかなり派手で、人並み外れた身体能力を持っている。また、子供たちが一斉にロボトルを始めたと見るや大量の人形(木製)を同時に動かして全てのロボトルを判定しようとしたり、負傷していても救急車から降り、点滴を受けながら審判に務めるなど審判としての熱意はかなりのもの(ただし、流石にセキュリティの厳しい警戒体制状態のメダロット社には駆けつけることができず、入口で警備員に止められていた)。どういうわけかスーパーマンやバレリーナ・鯱・火消し・蓑虫などのコスプレをして登場することもある。 「合意と見てよろしいですね?」「ロボトルぅー、ファイトぉー!」が名文句。基本的にロボトルは厳正、公正をモットーとして臨んでいるが、試合中にタコヤキをがっついたり、多少の矛盾も「世界メダロット協会の決定ですので!」と強引に押し切るいい加減な面もある。また、「真剣ロボトルではないから」などの理由で審判を断られると落ち込んでしまう他、ゴッドエンペラーとの戦いでは「もはやロボトルとは言えない」と業務を放棄したこともある。 ヒヨコ売り 声 - 冨田昌則 イッキたちの行く先々に現れてはさまざまな助言を与える人物。河川敷や郊外の公園の他、時として人里離れた山奥にですら出没する。的外れな助言や主張が多いが、なぜかその時その時の符号に合ってしまい、イッキたちを勇気付ける。番組後半では、頭に乗っていたヒヨコもしっかり成長してニワトリになっている。また、ヒヨコではなくウサギを売っていたこともある。最終回ではミスターうるちに的確な助言を与えて、最終決戦を真剣ロボトルへと仕立て上げた。 ヒヨコはあまり売れていないようで、「たまには買ってほしい」と愚痴を漏らしたことも。 校長 声 - 竹本英史 イッキ・アリカ・スクリューズの通うギンジョウ(吟醸)小学校の校長。大のロボトルファンで、メダロットを子どもたちの教育上有用であると考えている。世界大会決勝戦においては、全校児童を引き連れてイッキたち日本代表チームの応援に駆けつけた。このときは和服姿だった。 ナンテツ 声 - 内藤玲 校長の愛機であるサムライ型メダロット。いつも校長室で校長と一緒にいる。旧式パーツを装備しており、性格や言動、物の捉え方まで年寄りっぽくなっており、メタビーのことを「若者」と呼んだ。パーツこそ古いが、能力は全く衰えていない古豪である。 カンタロス 声 - 竹本英史(第31話)→近藤孝行(第38話以降) りんたろうの愛機。メタビーに酷似しており、パーツはメタルビートルのそれの改良型。当初は喋らなかったらしく、言葉を聞いた時は持ち主のりんたろうも驚いていた。 タワラーマ 声 - 中川玲 世界大会にエジプト代表として出場。かつて魔の十日間を引き起こした(と思われる)ヒカルに不信感を抱いている。メタビーの能力をコピーするなど、愛機エンプレスパトラ(魔の十日間の回想ではキングファラオを使用)の変幻自在の攻撃でイッキたちを苦しめた。 「日本代表チームの弱点は辛口コウジ」という持論を持っていた。理由は「メダフォースを使うメタビーと毎回使用メダロットを変えて挑んでくる宇宙メダロッターXは未知数、動きさえ見切ってしまえば一番攻略しやすいのはあなた(コウジ)」とのこと。しかしコウジ本人は弱点を宇宙メダロッターX(試合当日の代役が腕の立たないイワノイであったため)だと勝手に思い込み、タワラーマから指摘されるまで気づかなかった。 なお、彼女のエンプレスパトラはレアメダルであり、メダフォースも使用する。 ジョー・スイハン 声 - 芝原雅博、鈴木真仁(幼少期) 世界大会に出場するアメリカ代表選手。タワラーマの部屋にノックもせず入り「準決勝で君を待っている」とキザな台詞を吐いたり、日本代表のイッキを「君らに決勝は無理だね」と挑発するなどプレイボーイ的なキャラクター。チェコ代表を一蹴するほどの実力者で、愛機のティーピーも自らが設計したもの。しかし勝利すると相手のメダルを奪えるという大会のルールに疑問を抱いており、準々決勝においても勝利後に対戦相手のチェコ代表にメダルを返すなど、根は真面目で善良。そして、宇宙メダロッターXの正体がヒカルだと最初に気づいた人物である。 必殺技としてデストロイミラージュを編み出したが、その内容は「メダロットが起動したままでも転送(メダロットをあらゆる場所に送ること。本来メダロッチにメダルが入っていない限り使えない機能)を行う」というメダロットの改造に近い技であった(メダロット博士曰く「まだ規制の対象になっていないので反則ではない」とのこと)。 シャモジール 声 - 藤井欣 スペイン代表チームのリーダー。スウェーデン代表チームと戦うが、わずか45秒で敗れる。敗北後にシェリーに捨て身の告白(というよりプロポーズ)をかけるが冷たくあしらわれてしまう。前大会でも決勝戦でヴィクトルと戦っており、敗れたが実は世界二位の実績を持ち、前大会ではヴィクトルのウォーバニットと死闘を繰り広げた優秀なメダロッターで優勝候補の一角と見做されていた。愛機はレッドマタドールであり、世界大会編のメンバーも同一。本人もメダロットも外見は闘牛士そのもの。 節原源五郎(ふしはら げんごろう)教授 声 - 宮澤正 メダル理論の提唱者で、メダロット博士やヘベレケの師匠。ロクショウの開発者であり主人でもあった。 この世界では、メダロットの生みの親といえばメダロット博士の名が知られているが、そもそもメダロット博士がメダロットの開発に成功できたのも、節原教授の研究あってこそである。 ヘベレケがメダル理論を世界征服のために悪用しようとしていることを知ると、彼を破門した経緯を持つ。また、時期は不明だがメダル理論研究の放棄と一切の関連資料の廃棄処分をしようとしたこともあった模様(回想でも火の中に研究資料を破棄しようとする教授をヘベレケが必死に止めるシーンがある)。結果的にそれらの理由からヘベレケの恨みを買い、自宅に放火される。 ロクショウの捜索の甲斐もなくその後の消息は不明なままだったが、最終回で宇宙人によって助けられていたことが判明。ヘベレケにメダロット文明が滅びた理由を説明し、彼を誘って宇宙へと旅立っていった。
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