ロボロボ団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:25 UTC 版)
「メダロット (アニメ)」の記事における「ロボロボ団」の解説
サケカース 声 - 岩崎征実 ロボロボ団を率いるリーダー。本名は「カスカベ サケノスケ」。27歳。サラミが真のロボロボ団・団員256号と発覚してから、彼のロボロボ団はヘベレケの傘下に吸収され、ヒラ団員に降格。後にシンセイバーを与えられ、ロボロボ団メダロット四天王となる(以降、本人はリーダー気取りで何かと仕切っている)。ことあるごとにイッキと鉢合わせする・発想はどこかずれている・思い込みが激しいなどの要因のために悪にも恋にも何かと良い結果が残せない。やたらとヘマをし、ヘベレケの評価は低い。 彼が指令塔だった頃のロボロボ団は前述された要因による悪事の度重なる失敗によって話数を重ねる毎にアジトが貧相になり、構成員の人件費どころか自身含めた幹部の食費も賄えない程に困窮していたが、なんだかんだ皆付いてきたり、敬称呼びはヒラ団員時代も続いていたなど決してお飾りのリーダーではなく、それなりの人望と指導力は持ち合わせている。また、第12話に登場したア・ブラーゲが敬称呼びされているなどメダロッターだけでなく彼のメダロットらにも幹部待遇を与えられる者がいた。 メダロット社に「ナラヅケ」と名乗りスパイとして潜入したこともあり、その時に出会ったカラスミとは両思いの関係だった。自身の早合点によりはなれ離れになってしまうが、最終回にて結ばれた。 スルメ 声 - 並木のり子 ロボロボ団幹部であり、紅一点。本名は「タカス ルミ」。ずれているサケカースとは良いコンビで、彼を崇拝していた模様。サラミが真のロボロボ団と発覚してからは、他のメンバー同様ヒラに降格していた。ヘベレケからシーガルとスプライトゥスを与えられてから、ロボロボ団メダロット四天王となる。ブランド好き。長らくロボロボ団生活を続けていたために、言葉遣いが古いなど、世間の流行からとり残されていた。 サラミ 声 - 進藤一宏 ロボロボ団幹部。本名は「サラ ミツオ」。幼稚園児だがとても頭が切れ、サケカース流の悪の王道にいつも首をかしげており、サケカースの情けない思想に対し苦言を漏らすこともしばしば。 その正体はヘベレケ率いる真のロボロボ団の団員256号。一時期はサケカースたちを纏める立場にいたが、ヘベレケにメダロットを与えられてから、サケカースたちと同列のロボロボ団メダロット四天王に数えられた(そのことに関して劇中では不満を漏らしている様子はないが、依然として自分の方が立場が上だとこっそり考えている節もある)。ゴクード・ハッカード・サーゴードの3機のメダロットを操り、一度はメタビーを倒したものの、宇宙メダロッターXの前に敗北。 サケカースとは違い、ヘベレケからは高く評価されていた模様。 シオカラ 声 - 金子はりい ロボロボ団幹部。本名は「シオカ ライゾウ」。サラミが真のロボロボ団と発覚してから、こちらもヒラ落ちしていた。見た目に似合わずピュアでナイーブな面もあり、かつてイッキが通う学校の先生に告白したことがあるがロボロボ団という理由で断られてしまう。ヘベレケ率いるロボロボ団の傘下に加入後は自分は悪の王道、ロボロボ団に向いていないと考え、ある時期、転職を考えていた。ゴーベンケーを与えられ、ロボロボ団メダロット四天王となる。実は禿げている。 首領 / ヘベレケ博士 声 - 田村連 真のロボロボ団首領。メダロットによる理想世界の創造と世界征服を企むマッドサイエンティスト。もともとはメダロット博士と同じく節原教授の弟子だったが、メダロットを悪事に利用しようとしたために破門される。そのことに腹を立て、節原教授の殺害を狙って教授宅に放火した上、その罪をメダロット博士になすりつけようとした。超古代文明を築き上げたメダロ人(メダロットの魂=メダルの祖先)の末裔を自称しており、彼の唱える「ロボロボ団による世界征服」も真の野望(メダロットによる理想世界の創造と世界征服)を達成するための建前に過ぎなかった。頭脳はメダロット博士と対等以上で、全てのメダロットパーツの性能を兼ね備えた、自身の影武者メダロットや強力かつ凶暴なビーストマスターやゴッドエンペラー・プリミティベビーを作成、世界メダロット協会を影で操るなど、最後までイッキたちの脅威であり続けた。野望はイッキたちの活躍によって阻止されたが、節原教授の導きで宇宙へと旅立っていった。 ビーストマスター ロボロボ団がメタビーとロクショウを襲わせるために繰り出したメダロットで一般流通している機体ではなく、パワーが強すぎて生産を見送ったプロトタイプ(一般流通機体自体は登場しないが、イッキの初戦の相手のブラックメイルが片手をビーストマスターの右腕「デスボム」に換装、エンプレスパトラも両腕を「デスボム」「デスビーム」に変化させて使用するシーンがある)とメダロット博士は言及している。ロクショウを倒し、メタビーも圧倒するが、メダフォースに目覚めたメタビーの前に敗れた。装甲がかなり頑強でロクショウのチャンバラソードが折れ、ピコペコハンマーをも砕く。また脚部パーツは格闘戦用に作られ、近づけば脚が、距離を取れば両腕の武器がターゲットを狙うというまさに最悪の戦闘マシーンである。 世界大会編ではメダロット博士が改造・所持していたが、カリンに奪われ、セントナースのメダルを搭載される。スランプになっていたコウジを立ち直らせるため変装して襲い掛かったが、ほとんど効き目はなかった。 ゴッドエンペラー ビーストマスターをさらに発展させたメダロットで、動くもの全てを敵とみなして破壊の限りを尽くす完全な殺人マシーン。宇宙メダロッターXの捨て身の攻撃の前に倒されたが、ロボロボ団はさらにそれを大型化したジャイアントエンペラーを繰り出した。メダフォースをもってしても歯が立たなかったが、イッキとメタビーにメダルを外され、機能停止する。ビーストマスターの後継機で、ヘベレケ博士いわく「技もパワーもビーストマスターを遥かに凌ぐ」。 プリミティーベビー 声 - 三ツ矢雄二 ヘベレケ博士の切り札である、超巨大メダロット。メダフォースの制御能力を有している。
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