狭軌 特殊狭軌

狭軌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/15 08:55 UTC 版)

狭軌(きょうき、: Narrow gauge ナローゲージ)とは、鉄道における線路レール間隔をあらわす軌間が、標準軌の1,435 mm(4フィート8+12インチ)未満のものを指す。


注釈

  1. ^ その国や地域でこれらよりも広い軌間が存在しないため。
  2. ^ 「弾丸鉄道計画」など
  3. ^ 軽便鉄道法では軌間が762 mm以上あればよいため、下限であるこの軌間の鉄道も多いが、西大寺鉄道(914 mm)や新宮軽便鉄道(1,435 mm)などの例もある。
  4. ^ なお、逆に狭軌で広い道床を使うことは可能である。
  5. ^ 1846年の法整備によってブリテン島の軌間が標準軌に統一されたため、スコットランドに1,372mm軌間の実用鉄道は現存していない。
  6. ^ 国有鉄道建設規定(大正十年十月十四日)には、第十三条「本線における曲線の最小半径は三百メートル以上たることを要す」、同じく第十四条「本線路における勾配は千分の二十五より急ならざることを要す」とある。(『官報1921年10月14日』P.2)国立国会図書館デジタルコレクションより
  7. ^ 『蒸気機関車200年史』P148では「簡易線の最小半径が300m」とあるが「甲線」の誤記か直径と半径の誤りと判断。
  8. ^ この制限は、後で政府が私鉄を買い上げて国有鉄道に一体化することを前提としていたからである。また、国有鉄道が狭軌であることから、貨物輸送を行う場合は貨車の直通が不可能になることを避ける目的もある。
    この法律そのものは明治33年施行だが、明治20年の私設鉄道条例にすでに私鉄の軌間も三尺六寸規定の説明がある
  9. ^ 島が改軌論争の頃に描いた標準軌機関車の計画はイギリスの車両限界を参考にしていたらしく、アメリカどころかヨーロッパ大陸の機関車と比べても一回り小さく、軸重に至っては14.37tと強度狭軌後の日本の機関車と比べても低い。

出典

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  2. ^ (ウェストウッド2010) p.288-290「狭軌鉄道」
  3. ^ 小学館『日本大百科全書』(ニッポニカ)「鉄道」
  4. ^ 齋藤(2007) p.118
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  28. ^ 狩勝高原エコトロッコ鉄道」根室本線旧線 大カーブ(狩勝信号場~新内駅間)その1
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