東京馬車鉄道
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東京馬車鉄道(とうきょうばしゃてつどう)は、1880年(明治13年)に設立され、かつて東京府東京市において馬車鉄道を運営していた会社。日本初の馬車鉄道であると共に、日本初の私鉄でもある。ただし馬車鉄道であることから、文献では後に開業し蒸気機関を採用した日本鉄道や大阪堺間鉄道(後に阪堺鉄道、南海鉄道、近畿日本鉄道を経て現・南海電気鉄道)を日本初の私鉄と記すものも多い。
- ^ a b 加藤新一「『東京ゲージ』をめぐる鉄道史」『地理』第41巻11号(通巻491号)、古今書院、1996年11月、48-53頁、NAID 40002447064。
- ^ もっとも、この馬車鉄道の開通が人力車の利用客に影響を与えたことは確かで、自由民権運動の活動家だった奥宮健之は失業した車夫を集めて「車会党」という政治団体を作った。
- ^ 『日本全国諸会社役員録. 明治27年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ “「大みそかの終夜運転」取りやめは「超異常事態」 いつ始まった? 取りやめはいつ以来?”. 週刊新潮. p. 1 (2020年12月31日). 2020年12月31日閲覧。
- ^ 『東京市史稿 市街篇第82』858頁
- ^ 『佐賀市史』第3巻、1978年、558-559頁
- 1 東京馬車鉄道とは
- 2 東京馬車鉄道の概要
- 3 統計
- 4 脚注
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