第3勢力
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サイラゴ 声 - 楠大典/英 - キース・デイヴィッド ゴライアスのクローン。格闘能力と経験値ではゴライアスに劣るものの知力はゴライアスを凌ぐ。 デライラ 声 - 加藤優子/英-サリー・リチャードソン デモーナとエリサ・マーザの血液から作られたガーゴイル。アンジェラの身体能力とエリサの格闘能力を持ち、戦闘能力はバーバンクやハリウッドを凌ぐ。体色はアンジェラと違い茶色でエリサのような上着を着用している。人間の遺伝子を持つためか両目の色は唯一白黒目である。アンジェラと対戦するもアンジェラが予想外に強かったためにかすり傷一つ与えられずに敗北する。その後はタロン達と共に地下鉄道に住んでいた。コミックでは後にジャスミンに説得され、サイラゴ軍団に追い詰められたゴライアスをジャスミンと共に助けている。その後サイラゴらと共に地下鉄道に住むこととなった。アニメでは、最後は誕生が遅かった為に石化するのは遅かったが、ウイルスを持って逃走したサイラゴを追いかけている途中、アンジェラとブルックリンに支えられながら寿命を迎え空中で石化した。名前の由来はサムソンとデリラのデリラから。言語版では妖婦と称される。 バーバンク 声 - 宗矢樹頼/英-エドワード・アズナー ハドソンの血液から作られたハドソンのクローン。ハドソンと違い黒髪で体色は黄色でハドソンの剣が強化された斧の「バーバンクアックス」を武器とし両目の色は赤い。容姿は若い頃のハドソンに似ており戦闘能力はハドソンを凌いでいる。最後はハドソンが駆けつけたときには既に寿命により石化していた。 マリブ 声 - 加瀬康之/英-ジェフ・ベネット ブルックリンの血液から造られたブルックリンのクローン。体色は緑色で髪の色は黒く両目は赤色。ブルックリンの髪の毛が白髪のためこちらは黒髪である。最後はバーバンク共々石化した。ブルックリンとの一騎討ちでは圧勝している。 ハリウッド 声 - 高瀬右光/英 - ビル・ファッガーバッケ ブロードウェイのクローン。オリジナルをはるかに上回る巨体を誇り、容姿はオリジナルとは似ても似つかない。体色は濃い肌色で髪の毛はなく両目は赤。恐ろしい怪力を誇る。最後はバーバンク達と共に石化した。 ブレントウッド 声 - 加藤将之/英 - トム・アドコックス=エルナンデス レキシントンのクローン。体色は漆黒で両目は赤く戦闘能力はオリジナルをはるかに凌ぎ滑空能力も高い。最後はバーバンク達と共に石化。 アントン・セバリアスJr. 声 - 郷里大輔 ゴライアスらから採取した血液から造られた合体クローンガーゴイル。ゴライアスやデモーナなど全員分のガーゴイルの遺伝子を持っておりかなりの巨体を誇る。戦闘能力は極めて高い。ただセバリアスに利用されているだけということを知って全く戦う気がなく戦意を喪失したゴライアスを圧倒するが、助けに来たサイラゴの持ってきたセバリアスが開発したクローン破壊ウイルスをゴライアスによって左手に注射され石化(死亡した。)仕方なかったとはいえゴライアスは殺してしまったことを激しく後悔していた。現代編でゴライアスが殺した最初で最後の相手。セバリアスはガーゴイルであるが自分の息子と思っており、石化したときは本気で悲しんでいた。その後、セバリアスは必ず生き返らせると言っていたものの生き返らせることができたのは定かではない。 マクベス (声-英ジョン・リス=デイヴィス) ゴライアスとデモーナのライバルで第3勢力。戸籍上の名前は「レノックス・マクダフ」「レノックス・マクベス」。過去編と現代編共通の登場人物で数百年間生きている。運命の三女神によりデモーナとリンクさせられ不老不死にされており、アーチメイジに操られていた。ギルカムゲインにより父親のフィンドレイを転落死させられたため仇を討つべくデモーナと共闘し、以後はデモーナと親衛隊のガーゴイルと同盟を結ぶ。過去編の王時代は国民と国のことを第一に考える立派な王であったが、デモーナに裏切られてからはデモーナを倒すべくガーゴイルら全員を狙うハンターとなった。性格は案外フェアで身動きできない相手は狙わない。デモーナと魔法によりリンクしており不老不死である。マンハッタン一族との戦いの後はアーサー王と親友となり、新たに生きる目的を見つけ出し、デモーナを倒すことを諦め「レノックス・マクダフ」という名前で考古学の教授に就任した。その後、ガーゴイルに味方するようになり、テレビで「ガーゴイルは守っていくべき存在である」と主張し、マーゴット・エールと言い争いをしていた。 ハンター ゴライアスの妻デモーナのライバル。全員がデモーナ打倒を誓っている。 3悪人 マンハッタンの悪人3人組で町を荒らすチンピラ。メリケンサックや鉄パイプやチェーンなどで武装している。何度逮捕されても犯罪を繰り返すためエリサの悩みの種である。 オベロン 妖精の王で神々の一種でありティタニアの夫。 ティタニア/アナスタシア・レナード オベロンの妻で数百年間の一時期離婚していたが後に再婚した。フォックスの母親でアレクサンダーの祖母でもある。オベロンに仕えてはいるもののティタニアの提案や意見にはオベロンもあっさり従ったりオベロンの力を簡単に奪い取るなど本気を出せばオベロンよりも実力は上なのかもしれない。 運命の三女神 声 - 前田ゆきえ/英 - キャス・スーシー 黒髪の魔女、金髪の魔女、白髪の魔女の3人からなる三姉妹の魔女でオベロンとティタニアの子供達の一人で侍女であり、オベロンの子供達の中では最強である。黒髪の魔女が「フェーベ」白髪の魔女が「ルナ」金髪の魔女が「セレネ」という名前である。魔法を使うときは三位一体でないと使えない。デモーナとマクベスを魔法によりリンクさせ不老不死にした張本人。メイガスらに奪われたアバロン島を奪還するためにアーチメジと組んでいた時期もあった。アニメではバンシーの時を最後に登場することはなかったが、コミック版では最終巻近くまで何度か登場している。神の一種である為、その魔法はなんでも可能であり粉々にされた死者を復活させたりできる他、記憶操作や物体や物質の変化に過去や未来を自在に行き来して弱い頃の相手を攻撃したり、相手を不死身にすることもできる。 フェーベ 三姉妹の長女で三姉妹のリーダー格で黒髪の魔女。3人揃っての登場ではほとんど真ん中に立っている。ゴライアスがデモーナのように人間を憎むようになりいずれ人間を滅ぼすのではないかと危惧しており、ゴライアスに警告を行っている。元来悪人ではないため言っている事は正しいことが多い。様々な魔法を使い粉々にされた死者を復活させたりできる他、記憶操作や相手を不死身にすることもできる。 ルナ 白髪の魔女。他の2人とは仲が良く三姉妹の次女であるとされている。魔法を使う際には3人で協力して魔法を使う。アヴァロンを奪還するべくデモーナとマクベスを利用いていたが、デモーナが町の人々を石化して破壊した時には破片から魔法で生き返らせている。 セレネ 金髪の魔女で三姉妹の三女。他の2人と協力して強大な魔法を使う。フェーベやルナと同様で仲が良い。神の一種である為、一応人間には優しい。 少女 ゴライアスらの前に初めて現れた時の姿。ゴライアスに対して「デモーナのようにならないで」と警告している。この言葉の意味は後に「ハンターの執念」で明らかになる。 侍女 ダンカンの元に潜入していた時にこの姿に変身。ダンカンを利用するために侍女としてダンカンに仕えていた。 梟 メイガスとの戦いのときに使用。飛行して空中から攻撃するが、メイガスにあっさり敗北した。 若者 デモーナの暴走を止めるためマンハッタンに潜入した姿で3人ともカジュアル服で現代風な衣装を着ている。 秘書 ザナトスの元に秘書として潜入したときの姿。普段とは完全に容姿が異なり、オーエンを模した容姿をしており3人共眼鏡を着用。 老ガーゴイル デモーナにマクベスと手を組むように説得するためにこの姿に変身。デモーナに同盟を結ぶことを決断させる。デモーナに仲間にならないかと誘われたが、当然ながら断った。 老魔女 ダンカンを侮辱し、マクベスに父の仇を教えるために変身。この言葉によりマクベスは同盟を結ぶことを決意した。 パック 陽気な妖精で元はオベロンに仕えていたがザナトスに仕えるようになってからはオベロンを裏切りクーデターを企てる。オベロンとの戦いでは得意の魔術で圧倒するも敗北。その後はオベロンに命じられオーエンの姿でアレクサンダーの教育係を務めている。デモーナに魔法の鏡から呼び出されたときには、呼び出してくれた礼として贈り物によりデモーナにドミニク・デスティーヌの姿を授けた。自分を楽しませてくれたデモーナを気に入っているようである。 婆様 ニックの祖母でオベロンの子供の一人。ゴライアス達の味方であり様々な魔法を使え、レイヴンから村を守ろうとする。ニックが勇者として覚醒した後は全身から水を出しゴライアスらを次の国へと送った。 シーモンスター 婆様が変身したウミヘビ型の巨大モンスターでゴライアスらの実力を試すために海でゴライアスを襲撃するが、ゴライアスに顎を裂かれて敗北する。 バードモンスター 婆様がレイヴンと戦うために変身した巨大な鳥のモンスターで誤解からゴライアスらと戦うが、ゴライアスに爪で胴体を裂かれて敗北する。 アナーシー 魔法を使う巨大な蜘蛛。普段はアフリカのジャングルに生息しており近くを通りかかる動物を獲物としている。からかわれた腹いせにクイーンパンサーを昼間は人間になるようにしたのもアナーシーである。ゴライアスとアンジェラに倒されて消滅したがしっかりと生きており後にオベロンの元に現れている。 バンシー アイルランドの妖精で強烈な奇声で攻撃してくる緑色で色白の亡霊のような魔女。人間体への変身能力も持っている。亡霊のような姿のときには強力な奇声で攻撃し、変身した巨大な龍のような姿のときには怪力や尻尾で攻撃していくる。亡霊のような形態のときも怪力であり3人の魔女ですら捕り抑えるのに苦労するほど。クー・フーリンの光の矢により消滅したが生きており、後に集会でオーディンとも戦いオベロンに氷漬けにされ戦いを中断された。本人はオベロンを王として認めていないらしい。 バンシードラゴン バンシーの変身形態で巨大な龍の姿をしている。バンシー形態以上の怪力だが奇声が使えなくなっているものの戦闘能力は高い。一度はクー・フーリンの光の矢により消滅したが生きていた。集会でオーディーンポーラーベアと対決するが、オベロンに氷付けにされ戦いを中断されてしまった。 オーディン ノルウェーの妖精。かつてアーチメイジによって右目を奪われた神の一種。アーチメイジがゴライアスとアンジェラに倒された後は、新たな瞳の所有者であるゴライアスを付け狙った。巨大なホッキョクグマの姿に変身することが可能。瞳を付けて変身したオーディンゴライアスと対決するも、ほぼ一方的に圧倒されオーディンゴライアスに殺されかけるがアンジェラに助けられる。その後ゴライアスらと和解した。オベロンの元ではポーラベアーに変身し龍形態に変身したバンシーと争いになるが、オベロンに氷漬けにされ戦いを中断された。 オーディンポーラーベアー オーディンの変身体で4m級の巨大なホッキョクグマの姿をしている。怪力だがオーディンよりも戦闘能力は劣り光線技なども使えない。瞳を奪還すべくゴライアス、アンジェラ、ブロンクスと対決するも得意のパンチ連打も顔などに命中させても対して効いておらず、ゴライアスの蹴りであっさり敗北した。2度目はバンシーの変身した龍と対決するも戦いの途中でオベロンに氷漬けにされ戦いを中断された。 レイヴン 北アメリカの海岸地帯の島の烏の妖精で、魔術を使いこなし普段は烏に似たガーゴイルに擬態している。しかし、擬似ガーゴイルにもかかわらずデモーナと違い日光を浴びると石化してしまう。卑怯な性格で村を乗っ取るためにゴライアスらと戦い、ゴライアスやアンジェラよりも弱いニックになら勝てると思い戦いを挑むが、最後はニックとの一騎討ちに敗れて逃走した。魔法が使えるものの戦闘能力はゴライアスやアンジェラとは比較にならないほど劣っている。擬似ガーゴイルであるため尻尾が無い。 トーテムポールガーゴイル レイヴンが魔法により作り出した、クマとオオカミと鳥のガーゴイル。正体は木であり、普段はトーテムポールに擬態しており、戦闘時にはガーゴイルの姿となる。クマのガーゴイルはゴライアスを僅かながら苦戦させるもゴライアスに素手で破壊され、オオカミのガーゴイルはアンジェラになにもできずに瞬殺され、残った鳥のガーゴイルもブロンクスの不意打ちで破壊された。コミック版では数が多い。 クー・フーリン アイルランドの光の矢を武器とする妖精の勇者。長い間人間の姿でいたもののアルスターの猟犬でもあったブロンクスとの出会いにより勇者の姿に覚醒する。その後、ゴライアス、アンジェラ、ブロンクスの援護を受けて龍形態のバンシーを光の矢で消滅させた。その後、生きていたバンシーと共にオベロンの集会に現れている。 ペガサス オベロンの開いた集会に現れたペガサス。ゴライアス達の旅では出会わなかった。 ケンタウロス オベロンの集会に現れた。旅編では未登場。 コヨーテ 北アメリカのトリックスターの妖精。スカイガーゴイルはこのコヨーテを利用するべく狙っていたがゴライアスとアンジェラに阻止される。一度はコヨーテ4.0に捕獲され胴体に閉じ込められるがアンジェラに助け出される。最後には陽動作戦でゴライアスの攻撃で弱体化したコヨーテ4.0を鉄骨の下敷きにして倒した。後にオベロンの集会に現れている。2003年に発売された同じディズニーの作品であるアトランティス 帝国最後の謎(原題:Atlantis: Milo's Return)にトリックスターのコヨーテとしてゲスト出演しているが、この作品では複数の個体が登場しているためこのコヨーテの子供達の可能性がある。 アヌビス エジプト出身の死を司る神。事故死した息子を復活させようとする司祭により呼び出されるが、サイバージャッカルの陰謀によりサイバージャッカルと融合してしまいアヌビスジャッカルとなる。本人に悪意はないがサイバージャッカルの邪心により暴走する。アヌビスジャッカル時は右目からの黒煙を武器としていた。その後、ジャッカルとの合体を離れ司祭と融合し共にピラミッドの崩壊により瓦礫の下敷きとなるがちゃんと生きており、後にオベロンの集会に現れた。神々の中でも理性的で話が通じる相手。 クオーリーメン ジョン・キャスウェイが組織したガーゴイルに不満を持つ住民達を集めた自警団。特殊スーツと強力なハンマーを武器にマンハッタン一族と戦う。しかし、一般人であるためかゴライアスやアンジェラにあっさり蹴散らされるなど戦闘能力はそこまで高くないようである。 ザ・アサシン デモーナが雇ったクォーリーメンの暗殺者でアンジェラとゴライアスを付け狙う。デモーナに依頼されていたのはゴライアスの暗殺であったが、勝手にアンジェラも狙うことに決めたようである。黒と赤の特殊スーツを身に纏い迷彩機能により透明化することが可能。強力な青い光弾を放つプラズマガンを武器とする。透明化しアンジェラを弄びいたぶり、ゴライアスも圧倒するが、同じ場所から撃ち続けていたため動きを見切られゴライアスに両手に巻きつけられていた鎖を利用されて敗れる。その後の消息は不明。コミックでは素手のアンジェラにあっさり倒された。スーツの力により高層ビルの間を跳躍により移動する。装備しているプラズマガンは設定上、プレデターのプラズマ砲の数倍も強力な破壊力を誇りブロックで覆われた頑丈な壁も一撃で粉々に粉砕する破壊力を持つ。ただし、アジェラ、ゴライアス、デモーナには体が頑丈なためか直撃してもよろつく程度のダメージしか与えられなかった。
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