徳川 吉宗とは? わかりやすく解説

とくがわ‐よしむね〔トクがは‐〕【徳川吉宗】

[1684〜1751]江戸幕府第8代将軍在職1716〜1745。紀伊藩主徳川光貞の四男。紀州藩主から将軍となり、幕府財政改革幕政強化につとめ、享保の改革行った


徳川吉宗

作者徳永真一郎

収載図書徳川吉宗
出版社PHP研究所
刊行年月1990.5
シリーズ名PHP文庫


徳川吉宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 00:24 UTC 版)

徳川 吉宗(とくがわ よしむね)は、江戸幕府の第8代征夷大将軍(在職:1716年 - 1745年)。将軍就任以前は越前国葛野藩主、紀州藩第5代藩主を務めた。享保の改革を行った。徳川御三家紀州藩第2代藩主・徳川光貞の四男。徳川家康の曾孫。父と2人の兄の死後、紀州藩主を継ぎ藩財政の再建に努め、成果を挙げた。第7代将軍・徳川家継の死により秀忠の男系子孫である徳川将軍家の血脈が途絶えると、6代将軍家宣の御台所・天英院の指名により江戸幕府の第8代将軍に就任した。紀州藩主時代の藩政を幕政に反映させ、将軍家宣時代の正徳の治を改める幕政改革を実施した。財政に直結する米相場を中心に改革を続行していたことから米将軍(八十八将軍・八木将軍)と呼ばれ、また、幕府改革で破綻しかけていた財政の復興などをしたことから中興の祖とも呼ばれている。


注釈

  1. ^ 血液型は、徳川家綱と同じO型だったとされている[2]
  2. ^ 他に秀忠の男系子孫には保科正之に始まる会津松平家があり、秀忠の家系を伝えていた。だが保科家は御連枝や親藩ですらない譜代大名である。
  3. ^ 両者に関しては紀州藩による陰謀・暗殺とする説もある。
  4. ^ 徳川家宣の御台所天英院の姪であり、2代将軍徳川秀忠の娘和子の玄孫でもある。また姉の尚子は後に中御門天皇の女御として桜町天皇を産んでいる。
  5. ^ 御連枝としていまだ独立もしていないのに従四位下左近衛権少将に昇進している[6]。ただし、任じられたのはようやく21歳になってからのこと。弟の松平通温も部屋住みであったが正徳2年(1712年)には15歳で従四位下侍従兼安房守、同4年(1714年)には左近衛権少将に任官されている。継友が権少将に任官した正徳2年12月当時の藩主の吉通は24歳、五郎太は1歳であり、継友ら兄弟は、当主の吉通らが病没するなどの非常時のための後継候補要員として官位などが用意されていた、とも考えられる。さらに紀州藩の場合、部屋住みのまま頼職は15歳で従四位下左近衛権少将兼内蔵頭、頼久(のちの吉宗)も12歳で従四位下・右近衛権少将兼主税頭に任じられている上に、気前のいい将軍徳川綱吉とはいえ、翌年には兄弟に新規所領が与えられている。
  6. ^ 御三家筆頭の尾張藩と、二番手である紀州藩出身の吉宗、および将軍家との格式の張り合い、また8代将軍選定時の尾張藩(先代の継友)と吉宗との遺恨、朝廷派の尾張藩と幕府の対立なども含まれるとされる。
  7. ^ ただし、宗春が吉宗を直接批判した文章は残っていない。吉宗は宗春にたいへん目をかけていた記録も散見される[14]。宗春が江戸でも尾張藩内と同じように派手な言動をとった記録は、市谷尾張藩邸の新築時に江戸庶民に開放した享保17年5月の端午の節句以外の直接的な資料はいまだ見つかっていない。
  8. ^ 1764年に赦免されるまで、墓石には罪人を示す金網が被せられていたとされているが、金網が被せられていたことを裏付ける史料は見つかっていない。
  9. ^ 吉宗は謹慎中の宗春に対し、生活を気遣う使者を送っている[16]
  10. ^ 前述の宗春も芸者を落籍して側室としている。
  11. ^ 誇大に語られる御庭番だが、実態としては大目付目付を補う、小回りの利く将軍直属の監察官秘書官に近い。

出典

  1. ^ 徳川吉宗』 - コトバンク
  2. ^ 得能審二『江戸時代を観る』リバティ書房、1994年、122-138頁
  3. ^ 豊臣秀頼などもこの体裁を取っている。
  4. ^ 小山誉城「紀州徳川家の参勤交代」(『徳川将軍家と紀伊徳川家』精文堂出版、2011年)
  5. ^ (将軍になっている人物が)徳川家康の子供のそのまた子供の、のような意味になるが、4代家綱と5代綱吉は兄弟で3代家光の子供であり、6代家宣は家綱・綱吉の兄弟である甲府宰相徳川綱重の子供で家光の孫、家康の玄孫である。
  6. ^ 『尾藩世記』『尾張徳川家系譜』『徳川実紀』より。
  7. ^ 福留真紀 『将軍と側近 室鳩巣の手紙を読む』( 新潮社、2014年12月20日、pp.140-141)
  8. ^ a b c 小笠原政登著・『吉宗公 御一代記』
  9. ^ a b 篠田達明『徳川将軍家十五代のカルテ』(新潮新書2005年5月ISBN 978-4106101199)より。また、謎解き!江戸のススメBS-TBS2015年3月9日放送)でも紹介された。
  10. ^ 『像志』(当時のベストセラー)(1729年)
  11. ^ 『象の旅長崎から江戸へ』石坂昌三(1992年)
  12. ^ a b 宮本義己『歴史をつくった人びとの健康法―生涯現役をつらぬく―』(中央労働災害防止協会、2002年、243頁)
  13. ^ 宮本義己『歴史をつくった人びとの健康法―生涯現役をつらぬく―』(中央労働災害防止協会、2002年、243-244頁)
  14. ^ 徳川実紀
  15. ^ NHK『その時歴史が動いた』2008年9月17日放送
  16. ^ 『尾公口授』江戸時代写本
  17. ^ 瀧澤・西脇『日本史小百科「貨幣」』270-271頁
  18. ^ 三上隆三『江戸の貨幣物語』189-191頁
  19. ^ 河合敦『なぜ偉人たちは教科書から消えたのか』128-133頁
  20. ^ 日本銀行金融研究所貨幣博物館:貨幣の散歩道 Archived 1999年2月9日, at the Wayback Machine.
  21. ^ 将軍の肖像画、下絵はリアル 徳川宗家に伝来、研究進む:朝日新聞2012年8月8日
  22. ^ 鶴は千年、亀は萬年。 2012年8月8日付[リンク切れ]


「徳川吉宗」の続きの解説一覧

徳川吉宗(とくがわ よしむね)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/03 07:44 UTC 版)

江戸幕府第8代将軍孫市面識があり、関心寄せている。

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徳川吉宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/18 02:29 UTC 版)

江戸幕府八代将軍薄雲実父。病に倒れ青砥の下で手術療養しており、薄雲将軍代理任せる。

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徳川吉宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 15:54 UTC 版)

暴れん坊将軍』の主人公江戸幕府第八代将軍であり、貧乏旗本三男徳田 新之助(とくだ しんのすけ)を名乗り素性隠して市井見守っている。映司の行動目の当たりにしても現代人異彩風貌惑わされず、困惑する町民宥め混乱終息させた。剣術達人ぶりは本作品でも健在で多数ナイト兵を峰打ちの太一本で圧倒する強さ見せつけた。なお本作品では将軍姿で駆け付けた際も含め、映司たちから終始徳田さん」と呼ばれている。(但しディレクターズカット版では映司たちと別れた後、駿が正体気づく描写がある。)

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