大明会典とは? わかりやすく解説

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だいみんかいてん〔ダイミンクワイテン〕【大明会典】

読み方:だいみんかいてん

中国明代総合行政法典。全180巻。孝宗勅命によって徐溥(じょふ)らの撰。楊廷和らの修訂により1509年刊行。これを正徳会典といい、張居正らが増修し1587年成った228巻のものは万暦会典といわれる。だいみんえてん。


大明会典

読み方:ダイミンカイテン(daiminkaiten)

中国明代作られ基本的な法律総合した法典

別名会典


大明会典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/19 07:47 UTC 版)

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大明会典』(だいみんかいてん)は、中国代の法律のひとつである。

洪武26年(1393年)、明の洪武帝が『唐六典中国語版』に倣って制定した。孝宗弘治10年(1497年)、歴代の典制がまとまっておらず相互に食い違いがあり、運用が難しいのを見て、詔して編集させた。これは弘治15年(1502年)に完成している。武宗正徳年間に重校して刊行した。神宗万暦4年(1576年)に重修し、万暦15年(1587年)2月に完成した。これを『重修会典』と言う。共に228巻となった。

『大明会典』は、六部の官職を中心として、各行政機関の職掌と実例を記述している。一官職ごとに、まず関係する法律を記載し、事例を載せている。該当する法令が無い場合は、事例のみを載せている。

その内容、性質などからみると、国家の各レベルの行政機関や職責の行政を調整する法典であった。

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