瀟湘八景とは? わかりやすく解説

しょうしょう‐はっけい〔セウシヤウ‐〕【瀟湘八景】

読み方:しょうしょうはっけい

瀟湘地方八つ景勝山市晴嵐漁村夕照・遠浦帰帆瀟湘夜雨煙寺晩鐘・洞庭秋月平沙落雁・江天暮雪をいう。北宋宋迪(そうてき)がこれを描き画題によく用いられる日本近江八景金沢八景はこれに倣ったもの。


瀟湘八景

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 14:18 UTC 版)

瀟湘八景(しょうしょう はっけい)とは、中国山水画の伝統的な画題。またその8つの名所のこと。瀟湘は湖南省一帯の地域。洞庭湖と流入する瀟水湘江の合流するあたりを瀟湘といい、古より風光明媚な水郷地帯として知られる。北宋時代の高級官僚・宋迪はこの地に赴任したときにこの景色を山水図として画いた。後にこの画題が流行し、やがては日本にも及んだ。[1]


  1. ^ 《香港志》故事專欄|「香港八景」對香港旅業的啟示”. www.orangenews.hk. 2024年1月18日閲覧。
  2. ^ 趙希鵠『洞天清録集』


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