紙本墨画瀟湘八景図〈伝相阿弥筆/〉
主名称: | 紙本墨画瀟湘八景図〈伝相阿弥筆/〉 |
指定番号: | 526 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1907.05.27(明治40.05.27) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | (大仙院方丈室中旧襖絵) |
員数: | 16幅 |
時代区分: | 室町 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 室町時代の作品。 |
紙本墨画瀟湘八景図〈相阿弥筆/〉
主名称: | 紙本墨画瀟湘八景図〈相阿弥筆/〉 |
指定番号: | 1580 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1964.05.26(昭和39.05.26) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | |
員数: | 6幅 |
時代区分: | 室町 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 室町時代の作品。 |
紙本墨画瀟湘八景図〈/六曲屏風〉
主名称: | 紙本墨画瀟湘八景図〈/六曲屏風〉 |
指定番号: | 1780 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1978.06.15(昭和53.06.15) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | |
員数: | 一双 |
時代区分: | 室町 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 本図は瀟湘八景の各景観を四季山水屏風の構成の下にとりいれたもので、筆者を相阿弥と伝えている。広々とした景観の構図法や土坡の重なり、皴法や点苔の打ち方、遙かな遠山にかかる滝の形など、大仙院旧襖絵瀟湘八景図にきわめて近く、制作時期も画風よりみて大仙院襖絵に次ぐ室町時代後期と思われる。阿弥派八景屏風の典型として珍重される作品である。 |
紙本墨画瀟湘八景図(東山青音帖)〈池大雅筆/扇面十六(絵八、対題八)〉
主名称: | 紙本墨画瀟湘八景図(東山青音帖)〈池大雅筆/扇面十六(絵八、対題八)〉 |
指定番号: | 1851 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1985.06.06(昭和60.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | 高芙蓉の題簽・題及び細谷半斎の簽がある |
員数: | 10枚 |
時代区分: | 江戸 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 扇面八枚にそれぞれ瀟湘八景の一を描き、やはり扇面に中国の文人の七言絶句を書いたものを配す。ただし詩意は必ずしも各画題に対応してはいない。かつては画帖であったが現在は解装され、対をなす絵と書が二つ折の台紙に貼られた形となっている。書画共に江戸時代の代表的な文人画家池大雅(一七二三~一七七六)の手になるものであり、表紙に貼られた「東山清音」の題簽とその内側に貼り込まれた「解衣盤〓」の題とは、大雅の親友であった篆刻家高芙蓉(一七二二~一七八四)の筆、題と同質の紙を用い裏表紙の内側に貼られた跋は、大雅と親交のあった大坂の儒者細合半斎(一七二七~一八〇三)によって安永六年(一七七七)に書かれた。なお跋文中には本図が浅野氏なる人物のために製作されたとも記される。 瀟湘八景という伝統的な画題を扱いながら、それそれの景物を単純化し近接して取り上げる構想には、極めて斬新な感覚が認められる。扇面形を生かした構図は変化に富み、筆法も疎密さまざまに水墨の妙を尽しており、大雅の水墨画の傑作に挙げられ、晩年の作と考えられる。隷・楷・行・草の書体を書き分けた詩書もまた見事である。 |
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