乱灯江戸影絵とは? わかりやすく解説

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乱灯江戸影絵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 02:06 UTC 版)

乱灯江戸影絵』(らんとうえどかげえ)は、松本清張の長編時代小説。『大岡政談』のタイトルで『朝日新聞』夕刊に連載され(1963年3月21日付 - 1964年4月29日付、連載時の挿絵は田代光)、1985年12月に上下巻の単行本が角川書店より刊行された。享保年間を舞台に、目安箱への上書を発端とする連続殺人事件を描く。


注釈

  1. ^ 連載時および単行本、角川文庫版(1987年)では、享保7年の時代設定とされているが、『松本清張全集 第59巻』(1995年、文藝春秋)収録の際に、年代設定が享保11年に改められた。全集同巻付属の月報記載の「『乱灯江戸影絵』全集版について」参照。
  2. ^ 史実では、徳川家重の生母の養父大久保忠直の実在の次男は大久保往忠。本作では名前が改変され架空の人物となっている。
  3. ^ 史実では、当時実在の対馬守老中は安藤信友。本作では名前が改変され架空の人物となっている。
  4. ^ 史実では、家重の生母・深徳院の俗名は須磨。本作では「末子」と名前が改変され、フィクションとなっている。

出典

  1. ^ 『松本清張全集 第59巻』の川本による巻末解説。
  2. ^ 講演 松本清張歴史・時代小説考 - 歴史学・時代考証からのアプローチ-(松本清張記念館館報第51号)” (PDF). 北九州市立松本清張記念館 (2016年3月). 2024年2月23日閲覧。


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