六畳の生涯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/04 06:17 UTC 版)
| 六畳の生涯 | |
|---|---|
| 作者 | 松本清張 | 
| 国 |  日本 | 
| 言語 | 日本語 | 
| ジャンル | 小説 | 
| シリーズ | 「黒の図説」第5話 | 
| 発表形態 | 雑誌連載 | 
| 初出情報 | |
| 初出 | 『週刊朝日』 1970年4月3日 - 7月10日 | 
| 出版元 | 朝日新聞社 | 
| 挿絵 | 田代光 | 
| 刊本情報 | |
| 刊行 | 『生けるパスカル』 | 
| 出版元 | 光文社 | 
| 出版年月日 | 1971年9月25日 | 
| 装幀 | 伊藤憲治 | 
| 挿絵 | 堀文子 | 
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『六畳の生涯』(ろくじょうのしょうがい)は、松本清張の小説。「黒の図説」第5話として『週刊朝日』に連載され(1970年4月3日号 - 7月10日号)、1971年9月に中編集『生けるパスカル』収録の一作として、光文社(カッパ・ノベルス)から刊行された。
1987年にテレビドラマ化されている。
あらすじ
来年80歳になる志井田博作は、かつて長野県内の開業医であったが、今は東京の息子夫婦のもとに同居している。が、やはり医者となった息子の正夫は仕事が忙しく、嫁の望子とは話が合わずで、最近は裏側の六畳間に引っ込んでいた。看護婦の久富千鶴子も気取った体裁屋で、博作とは気が合わなかった。家政婦の吉倉トミが来るようになると、望子は博作の世話を彼女に委ねた。34歳のトミはこまめでよく気のつく女であった。一人で寝起きしている博作は、トミのやくざな亭主の話を聞いているうちに、彼女を口説き始める。
トミは以前の手伝い先の家から求められ、一週間志井田家から離れることになった。博作はトミを求めて家を抜け出し、彼女の行き先、さらに実家を探索し始めた。トミの虜になった博作は、彼女を獲得した上での新生活を夢見るようになる。志井田医院でのひそかな企みが始まっていた…。
エピソード
テレビドラマ
| 松本清張サスペンス 六畳の生涯 | |
|---|---|
| ジャンル | テレビドラマ | 
| 原作 | 松本清張『六畳の生涯』 | 
| 脚本 | 大野靖子 | 
| 監督 | 富本壮吉 | 
| 出演者 | 植木等ほか | 
| 製作 | |
| 制作 | 読売テレビ セディック 霧企画 | 
| 放送 | |
| 放送国・地域 |  日本 | 
| 放送期間 | 1987年11月26日 | 
| 放送時間 | 21:02 - 22:51 | 
| 放送枠 | 木曜ゴールデンドラマ | 
| 特記事項: 第25回ギャラクシー賞奨励賞受賞作品 | |
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「松本清張サスペンス・六畳の生涯」。1987年11月26日、読売テレビ制作・日本テレビ系列の「木曜ゴールデンドラマ」枠(21:02 - 22:51)にて放映。第25回ギャラクシー賞奨励賞受賞作品。視聴率25.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)[2]。
- キャスト
- スタッフ
脚注・出典
外部リンク
- 六畳の生涯 - テレビドラマデータベース
- “木曜ゴールデンドラマ 六畳の生涯”. 放送ライブラリー. 公益財団法人放送番組センター. 2016年10月29日閲覧。
| 読売テレビ制作・日本テレビ系列 木曜ゴールデンドラマ | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 | 
| 
       松本清張サスペンス
        六畳の生涯 (1987.11.26) | 
       愛が見えるとき
        (1987.12.3) | |
固有名詞の分類
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