十万分の一の偶然
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『十万分の一の偶然』(じゅうまんぶんのいちのぐうぜん)は、松本清張の長編小説。『週刊文春』に連載され(1980年3月20日号 - 1981年2月26日号、連載時の挿絵は濱野彰親)、1981年7月、文藝春秋から単行本として刊行された。アマチュア・カメラマンの撮影した一枚の報道写真をめぐって、現代社会の犯罪像を描く、クライム・ミステリー。
- ^ 『十万分の一の偶然』(2009年、文春文庫新装版)巻末の藤井による解題を参照。紫雲丸事故に関しては、小説中、「反響」の節などで言及されている。
- ^ 同上。
- ^ 佐野洋との対談「清張ミステリーの奥義」(『小説推理』1976年6・7月号掲載、後に『発想の原点』(1977年、双葉社、2006年、双葉文庫)に収録)参照。
- ^ 『表象詩人』(2014年、光文社文庫)巻末解説参照。
- ^ 『松本清張全集 第43巻』(1983年、文藝春秋)巻末の別所による解説を参照。
- ^ 当時同時間帯でテレビ朝日系列にて時代劇「文吾捕物帳」を製作していたため
- ^ “松本清張×田村正和、『十万分の一の偶然』7年ぶり放送”. オリコン. (2019年8月18日) 2021年7月4日閲覧。
- ^ “日曜プライム 十万分の一の偶然”. テレビ朝日. 2019年8月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月19日閲覧。
- ^ “京都府中小企業技術センター 概要”. 京都府中小企業技術センター. 2023年11月25日閲覧。
- ^ “蘇生会総合病院 施設概要”. 医療法人社団蘇生会 蘇生会総合病院. 2023年11月25日閲覧。
- 1 十万分の一の偶然とは
- 2 十万分の一の偶然の概要
- 3 エピソード
- 4 関連項目
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