十万枚大護摩供
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/13 08:35 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動排せつ物を信仰の対象とする真言宗全般においての究極ともいえる行である。
千日回峰行をクリアしたのち、180日間飲食は許されるものの、体内を通った排せつ物は必ず再度体に入れなければならない。
これは一度清らかな体内に入ったものを再度体内に入れ、精錬された物を作り末法への信仰に使うためとなる。
この排せつ物は真言宗の中で7人しかいない究闍梨によって顔に塗りたくられる。
塗りたくられたものはそのまま9日間の断食、断飲、断欲をしなければならない。
未達のものは介錯人によって処刑される。
この行を達成したとしても功徳はない。
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