フェイスレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/13 02:13 UTC 版)
フェイスレス | |
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Les prédateurs de la nuit | |
監督 | ジェス・フランコ |
脚本 | ピエール・リペール ルネ・シャトー ジャン・マザラン ミシェル・ルブラン |
音楽 | ロマーノ・ムスマッラ |
主題歌 | "Faceless" 歌:ヴィンチェンツォ・トーマ |
撮影 | モーリス・フェルー |
配給 | ヘラルド |
公開 | ![]() ![]() |
上映時間 | 100分 |
製作国 | ![]() ![]() |
言語 | 英語 |
『フェイスレス』(仏題:Les Predateurs de la nuit、別題:Faceles)は、1987年制作のフランス映画。
概要
ジェス・フランコが自身の出世作『美女の皮をはぐ男』(1962年)をセルフリメイクしたホラー映画。今回はオリジナルのプロットにアレンジを加え、スプラッター色を強化した内容になっている。主演の外科医を演じるのはかつてのヴィスコンティ映画の常連のヘルムート・バーガー。音楽はこの当時、多くのヒット曲を生み出し、一世を風靡していたロマーノ・ムスマッラ。脚本に参加したミシェル・ルブランとジャン・マザランの2人は、いずれもフランス推理小説大賞を受賞した実力派のミステリ作家である。マザランはこの当時、フランスのフルーヴ・ノワール社で刊行されていた猟奇ホラー小説レーベル「ゴール叢書」において、優れたスプラッター・ホラー小説を執筆していた。
あらすじ
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スタッフ
- 監督:ジェス・フランコ
- 製作:ルネ・シャトー
- 原作:フレッド・キャッスル
- 脚本:ピエール・リペール、ルネ・シャトー(フレッド・キャッスル名義)、ジャン・マザラン、ミシェル・ルブラン
- 撮影:モーリス・フェルー
- 音楽:ロマーノ・ムスマッラ
- 主題歌:"Faceless" 歌:ヴィンチェンツォ・トーマ
キャスト
- ヘルムート・バーガー:ドクター・フランク・フラマンド
- ブリジット・ラーエ:ナタリー
- キャロライン・マンロー:バーバラ
- ステファーヌ・オードラン:ミセス・シャーマン
- クリストファー・ミッチャム:サム・モーガン
- アントン・ディフリング:ドクター・モーザー
- テリー・サバラス:テリー
関連項目
- 本作およびオリジナルの『美女の皮をはぐ男』に影響を与えたフランス映画。ジョルジュ・フランジュ監督。
外部リンク
- フェイスレス - allcinema
- Les prédateurs de la nuit - IMDb(英語)
フェイスレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 22:36 UTC 版)
「アクセル・ワールドの登場人物」の記事における「フェイスレス」の解説
鷲塚 範子(わしづか のりこ) / ブラス・イーグル(Brass Eagle) ちあきの同級生で、小学生のときに転校してきたリーリャを自分を飾るために利用できると考えて独占し、取り巻きと共にいじめていた。しかし、演武研に加入し変わった彼女に反抗されるようになり、取り巻きから見放され周囲から孤立、さらに父親の仕事のためにちあきと友人関係を築くよう要求する母親からの圧力で苦しむことになる。ちあきたちの行動を影で見聞きしているうちにBBの関連用語を知り、「ちあきが探しているモナークの情報を得られれば、ちあきと友達になれるかも知れない」と考え行動した結果、同じくモナークを探していた《フェイスレス》と接触、ヨミからBBを強引にインストールされ、メタルカラーだったこともありそのままレギオンに加わる。加入当初は仲間内でのバカ騒ぎという環境の変化に戸惑い、あくまでちあきとのつながりを作るための踏み台としか見ていないところもあったが、徐々にメンバーとのやり取りの中に心地よさを見出していく。 偶然にもちあきたちが蘇生アイテムを求めて葛飾にやって来ていることを知り、素性を隠したまま彼女たちを助けることになる。しかし、ちあきから聞いた情報がカラーレスでも秘匿されていたものであったため、リークから詰問されてしまいレギオンを追い出されかけるがヨミとの対話を経て和解する。ふとした会話からリーリャにもリアル割れしてしまうが、自分の行いを謝罪し向き合うことで和解した。モナークの一件が住んでからはちあきとリーリャを自宅に招いている。 アバターは真鍮装甲に身を包み、鷲の意匠を持つハットを被ったカウガール風のF型。猛禽の鋭い鉤爪が生えた足は鳥類と同じ構造で、物をしっかりと掴むことができる。優れた視力を持ち、必殺技は周囲のバーストリンカーを装甲色から探知する《イーグル・アイ》と、ハットから生えた翼を利用して滑空する《プレデター・グライディング》、加えて《キャプチャー》で動きを捕捉した相手を右腕に装着するライフル型の強化外装《ボレアス》によって狙撃することも可能。読者公募によるアバターコンテストの入賞作品がモデル。 郡山 喜代美(こおりやま きよみ) / パイライト・ジャバー(Pyrite Jabber) 元カラーレスの最初期メンバー。16歳。あだ名はヨミ。江戸っ子らしく気風がいいが、やや短気で喧嘩っ早い。本業は落語家で階級は前座。師匠は錦猫亭甘蔵(きんびょうてい かんぞう)で、高座名は「餡子(あんこ)」。日中は本業で高座に上がるため忙しい。 近所の友人に誘われてBBを始めたが、アバターがメタルカラーであったため親からもレギオンからも拒絶され、同じ境遇で活動範囲が近かった2人とつるむようになった。ある日モナークに助けられ、彼らと共に《カラーレス》を立ち上げる。カラーレス時代はレギオンの切り込み隊長的な役割を務めていた。かつては戦績の伸び悩みや色なしの苦悩からBBをアンインストールすることも考えていたが、モナークの説得で思いとどまったことがある。それだけに、勝手に姿を消したモナークには複雑な感情を抱いていた。 範子のことは当初スパイと疑い、バーストリンカーでないと知った後も初期ポイントを奪うだけのつもりで《子》にするが、彼女の抱える悩みを察し、《親》として面倒を見ている。 アバターは黄鉄鉱の装甲を持つ、金色に輝く戦隊物のヒーローのような外見。必殺技の《ローディング・パイラ》は《セット》のかけ声でタメを作り、拳・肘・踵・膝の4ヶ所についている小型のブースターを《イグニッション(点火)》のかけ声で起爆することにより、加速で打撃力を増強させる技。 イノア / ラバー・ドレッサー(Rubber Dresser) 《フェイスレス》のメンバー。カラーレスの発起人の一人。ゴスロリに眼帯の少女。本業はデザイナーで日中は忙しい。家業が「井上青果店」という八百屋で、フェイスレスメンバーで鍋パーティーをするときは野菜を持ち込む。 アバターは小柄なF型。背骨にそって生える複数のきしめん状のラバー帯を使った拘束攻撃を得意とする。攻撃は苦手だがその分防御力に特化しており、強靭かつ弾力のあるラバーをまとめて盾にする必殺技の《ラバーシェル》はほとんどの物理攻撃を通さないほど。ただしゴム製のアバターなので火には弱い。 リーク / パルプ・バグ(Pulp Bag) 《フェイスレス》のメンバー。ハットとサングラスをつけた髭面の男。カラーレスの発起人の一人。メンバーの中では良識的だが、そのためか女性陣からはかなり雑に扱われている。リアルの職業は寺の僧侶。剃髪しているため普段の集まりに参加するときには鬘を被っている。 かつてはモナークの腹心であり、《インソウル・コーパル》の情報を知りモナークに伝え、彼に口止めされずっと情報を秘匿していた。その極秘情報を口にした範子のことをスパイではないかと疑ったが、ヨミが間に入り誤解が解け謝罪した。 デュエルアバターは紙(植物繊維)で出来た虫型アバター。モナークから「紙カマキリ」の愛称で呼ばれていた通り、戦闘では腕の鎌を使った近接戦闘を得意とする。軽量・俊敏で強靭だが、紙でしかないため火や水にはめっぽう弱い。必殺技は両腕を段ボール状の楯に変える《ストラータ・シールド》、強靭な段ボールの盾を作り出す《ストレイタム・カードボード》、段ボールオブジェクトを自在に加工して有利な環境を構築する《クラフト・オブ・ランドスケープ》。 千明 宗弥(ちぎら そうや)/グラス・モナーク(Glass Monarch) ちあきの兄。性格は紳士的で爽やかだったらしい。幼い頃から病弱で葛飾区の病院に長期入院していた。本編の3年前に病死するが、死の間際にちあきにBBをコピーし、彼女が初めて加速した時に開かれるよう細工したメッセージを残した。 3年前時点でレベル7。アバターはその名の通りガラスでできた人型で、王冠・マント・王笏を装備する。カラーサークルでは透明に近い青系統。必殺技に周囲オブジェクトから総勢100体からなるガラスのAI兵士を生み出す《センチュリオン・マーチ》を持ち、その戦闘スタイルから《ソリタリー・レギオン(孤独な軍隊)》の二つ名で呼ばれていた。この兵隊達は《剣兵(ソードマン)》《槍兵(パイクマン)》《弓兵(ボウマン)》《盾兵(シールドマン)》《側近(ヨーマン)》の種別があるだけでなく、一体一体に備わる《マチュリティ・レベル》アビリティによりエネミーやバーストリンカーを倒して経験値を得るほどにステータスが成長するという性質があり、レベル10で小獣級エネミー以上、最大であるレベル18では巨獣級エネミー並みの強さに成長する。最大レベルまで育てた兵隊が100体いれば《四神》とも戦える可能性もあるともされていたが、レベル6以上にあげるためには経験値が莫大になってしまう上、ログアウトによりレベルはリセットされてしまう。これらの能力の性質上、通常対戦よりも無制限中立フィールドでの対戦の方が得意。高レベルのセンチュリオンは大型アバターを片手で振り回すほどのパワーを持つのみならず強度も高く破壊は困難だが、駆動部が球体であることから整えられていない地面の上では機動力が低下し、急冷による熱割れまでは防げないという欠点もある。この能力に特化した影響で本体は自力で移動できないほどに虚弱だが、事前にマーキングした兵隊と自分の位置座標を入れ替える《キャスリング》を1回だけ使うことができる。 ヨミ達と出会ったことで《カラーレス》を作り、8人目の王を目指していたとされるが、自分の死期を悟っていたこともあってバグが《インソウル・コーパル》を発見したころにはすでにその夢を諦めていた。自分が「色なしのレギオン」を作ったせいで色なしアバターたちが加速世界に抱く憎悪を煽ってしまったのではないかと後悔しており、自分の死後に残されるカラーレスの仲間たちのことを心配してロータスと接触を図り、「カラーレスを革新する」と言ってメンバーから徴収した大量のバーストポイントをと蘇生アイテムを担保にメンバーをネガ・ネビュラスで受け入れてもらえるように遺言を残し、ライバルだったフォグにダンジョンの管理を託し、死の間際に現実世界でちあきに対して自分の仲間を受け入れてくれるであろうロータスを探すように告げた。しかし大量のBPとアイテムの情報を持ったまま、仲間に何も言わずにBBから姿を消したことから残されたメンバーからは敵視されている。 センチュリオンを維持するため、死後も自身のニューロリンカーを起動状態のままにしておくよう手配しており、意識のないアバターは水戸芸術館最深部に音声メッセージと共に、センチュリオンはダンジョン内でポップするエネミーを実質3000年間延々と狩り続け最高レベルまで成長した状態で存在し続けていた。目論見こそ外れてしまったが、実際にダンジョンを攻略したフェイスレスとちあきらの一団に遺言は無事伝わり、彼らとの蟠りは解消されることになった。
※この「フェイスレス」の解説は、「アクセル・ワールドの登場人物」の解説の一部です。
「フェイスレス」を含む「アクセル・ワールドの登場人物」の記事については、「アクセル・ワールドの登場人物」の概要を参照ください。
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